2年生社会科の授業参観より

 2年生社会科の授業を観てきました。1900年頃、日本が工業化の進む中で、労働条件、社会運動、公害問題など様々な課題が出てきたという内容の学習でした。「ああ、野麦峠」という懐かしい映画の話もありましたが、イメージが湧いたのは授業者と私だけだったかもしれません。
 さて、教員の労働時間は7時間45分、間に45分の休憩が入ります。本校では8:00から16:30分までを勤務時間としています。ちょうど今は三者面談の時ですが、なかなかこの時間には終わりません。私が担任をしている頃は、忙しい家庭でも「その日の一番後にしてください」と頼まれたことはありましたが、最近では「6時」あるいは「7時」でないと行けません等々。保護者の勤務形態も様々であるので一概には言えませんが、年間を通して予定をお知らせし、毎月予定表も配布し、面接の希望日・時間枠までとらせていただいてもこの様なことが起こります。近代化が進み、社会の構造や生活スタイル、勤務形態など以前とはずいぶん違ってきたなと感じる授業でした。今の中学生が親になる頃はどのようになるのか、楽しみと少しの不安が交錯する思いで社会科の授業参観が終わりました。
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