5月18日の給食給食のメニューに青菜と書いてある場合、”小松菜”を使うことが多いです。見た目はほうれん草と似ていますが、小松菜の葉っぱの方が丸みがあり茎も太くてしっかりしています。また、ほうれん草は根元の部分がピンク色になっています。どちらも神奈川県、小田原でもたくさんとれる野菜です。緑色の野菜なのでビタミン類も多く含まれています。小松菜には私たちが食事で不足しがちな鉄分(Fe)やカルシウム(Ca)なども多く含まれています。料理に使うと見た目がぱっと鮮やかになります。給食でも大活躍の野菜です。いろいろな料理に活用してみてください。 5月17日の給食もずくはわかめや昆布と同じ「海藻の仲間」です。肉や魚のような主菜になる食材でもなく野菜類のようにいろいろな料理に使われる食材でもないので、あまりなじみのない人もいました。今日はスープの具として使ったので、もずくのぬるぬるした食感をあまり感じずに食べられたのではないかと思います。学校の給食で初めて食べたよ!という食材もあるかもしれませんが、食の経験を重ねることによって子どもの味覚は成長していきます。ご家庭でもいろいろな食材にふれる機会を増やしていってあげられるといいです。 5月16日の給食学校の給食室で具材を切り、味つけして炊き込んだ中華おこわです。「おこわ」という名前がつくのは、もち米を使っているからです。もち米はその名前の通りおもちになるお米です。普段私たちが食べている白いごはん(うるち米)よりもぺたぺたした感じがします。お祝いの時に食べるお赤飯も、もち米で作ります。炊き込みごはんは和風の味つけが多いので、今日は中華風の味つけにしました。味わって食べてみてください。 5月13日の給食ちくわは魚を材料に作る加工品の”練り製品”です。練り製品はおでんのように煮物の具材として煮たり、焼いたり炒めたりとどんな調理法にも適していて、魚が苦手な人でも食べられることが多いです。今日は天ぷらのように衣をつけて揚げました。一人1本、2本…とつけられるように大きく切ってもいいのですが、今日は一口サイズのころころにしました。ちょうど歯がはえかわる時期の低学年の児童でも食べやすいかと思います。磯辺というネーミングの通り今日は衣に青のりを混ぜましたが、桜えびや粉チーズなどを衣に使ってもおいしいです。ご家庭でお試しください。 5月12日の給食マーマレードはジャムと同じようにパンにつけて使いますが、今日のようにお肉の下味に使うと柑橘のさわやかな香りが肉の臭みを消してくれます。また、マーマレードの食物繊維のペクチンにはお肉を柔らかくしてくれる働きがあるので食感もよくなるのです。今日の給食では鶏肉と一緒に使いましたが、豚スペアリブの料理などにもおすすめです。ご家庭で使いかけのものがあったら、お料理に活用してみるといいですね。 5月11日の給食今日はいかを使ってチリソース煮にしました。素揚げしたじゃがいもとあわせたので、ボリュームもアップ!いかも下味つけて揚げましたが、とてもやわらかくて食べやすかったです。ほんのりピリ辛味なので白いごはんのおかずになります。えびやいかだけで作ると予算も高くなって見た目のボリュームもかけてしまうので、今日のようにじゃがいもやうずらの卵など子どもが好きな食材をあわせてみるのもいいです。お試しください。 5月10日の給食今日のおかずに入っている緑色の野菜は”アスパラ”です。正式名称は”アスパラガス”といいます。アスパラガスには今日のような緑色のグリーンアスパラと、白いホワイトアスパラがあります。ホワイトアスパラは生で食べることはあまりなくて、缶詰やびん詰などにしてサラダなどに使われます。同じ野菜なのになぜ色が違うのかというと、白いものは土やもみがらに中で芽が地上に出ないように育てられたからです。グリーンアスパラは、太陽の光をいっぱいあびて育ったから緑色になったのです。日本でとれるグリーンアスパラは1年のうちでも5〜6月くらいしかありません。色が鮮やかなので、どんな料理に使ってもきれいに仕上がります。味わって食べてください。 5月9日の給食空がどんよりしている連休明けで、気分があがらない人もいるかもしれませんが、久しぶりのごはんの給食です!!和食のおかずの定番の肉じゃがを中華風にアレンジした「塩肉じゃが」です。見た目が白いので「どんな味なんだろう?」と想像しにくいのですが、白いごはんに合う味つけです。副菜のカレー味のさつま揚げと一緒にごはんを食べててみてください。いろいろな味の変化が楽しめます。 5月6日の給食今日のみそラーメンのみそは小田原産です。お肉と野菜の具がいっぱいのラーメンです。休日のお昼などにご家庭でも「めん類」を食べる機会があるかと思います。ラーメンや焼きそばなどは、子どもたちも大好きなメニューです。包丁を使うことになれてなくて、野菜が細かく切れなくてもおいしいめん料理ができますよ!冷蔵庫にある野菜を使って、お時間があるときに家族と一緒に昼食作りに挑戦してみるのもいいですね。 5月2日の給食給食にでる「ABCスープ」って何だろう?って思われる方もいられるでしょうから、その名前の由来をお話します。ABCDEFG…というアルファベットの形をしたマカロニが入っているスープです。正確にはアルファベットだけでなく数字の形もあります。子どもたちが食べるころには、スプーンですくってみると何の形かよくわかるくらいに大きくなっています。自分の名前や知っているアルファベットが入っていると大当たり!!みたいなうれしい気持ちになります。そしてまたスープの中から探してしまう…と食べながら楽しめるスープなのです。1番人気のスープです。カレー味のピラフと一緒に味わって食べてください。 4月28日の給食ほくほくに蒸したじゃがいもを、トマトたっぷりのミートソースであえてチーズをかけてオーブンで焼きました。こんがり焼き色がついたチーズが香ばしいです。配食が難しいのですが、表面に格子状に印をつけてみんなにチーズがいくように上手に配っていました。温野菜にも4種類の野菜がはいっています。黄色や緑で見た目も鮮やかです。ドレッシングをかけていただきました。このように、ゆでてあわさった状態になっていると苦手な野菜も食べやすいかもしれませんね。 4月27日の給食春野菜の一つにきゃべつもあります。ホイコウロウはきゃべつをたくさん使った料理です。野菜は火を通すとかさが減ってしまうので、炒める前は釜いっぱいにあったきゃべつも、調理後は半分くらいになってしまいます。見た感じはさびしくなってしまいますが、たくさんの野菜を食べるにはサラダなど生で食べるよりは、ゆでたり炒めたり火を通すことをおすすめします。野菜の甘みを感じることができ、おいしくいただけます。1日に必要な野菜の摂取量は350gです。生野菜なら両手で3杯くらいがめやすです。意識して野菜を食べられるといいです。 4月26日の給食店先でたけのこをよく見かけるようになりました。春だなあと実感します。みなさんのご家庭でもたけのこごはんを食べましたか?今日はしょうゆ味のさくらめしにたけのこメインの具材をのせた春のごはんです。人は寒い中ゆったりと過ごした「冬の体」から活動的な「春の体」になるために、刺激があると上手にチェンジできるといわれてます。春が旬の食べ物には、この「苦み」という刺激をもっているものが多いです。たけのこをはじめうど、ふき、ふきのとう、わらびやぜんまいなどの山菜などもみんな春の食べ物です。小さい子はこの苦みを感じる味覚がまだ未発達です。苦いものは嫌いというのももっともです。でも、味覚は経験によって発達するので、少しずつこういったものを食べる機会を増やしていくことも大切です。春の味を楽しみながら、食の経験も積み重ねていってほしいです。 4月25日の給食さかなへんに春と書いて”さわら”と読みます。春の訪れをつげる魚です。俳句でも春の季語として登場します。さわらは5〜6月ごろ産卵するために瀬戸内海に集まり、たくさんとれるのでこのような名前がつきました。ちなみに関東地方では産卵期前の脂がのった「寒鰆」のほうが好まれるそうです。白身魚でどんな味つけにもあう魚です。西京焼きのようなみそ味も人気がありますが、今日はカレー+しょうゆ味にしました。白いごはんがすすむ味つけです。味わって食べてみてください。 4月22日の給食サンマーめんは神奈川県横浜発祥といわれてます。もやしがはいったしょうゆ味のスープで、とろみがついているのが特徴です。春とはいえまだ肌寒い日もあります。スープにとろみがつくことで、めんに味がからみやすく冷めにくくなります。野菜たっぷりのサンマーめん、いかがだったでしょうか?しゅうまいの豚肉も神奈川産です。今日は神奈川に縁のある献立でした。 4月21日の給食フライドチキンは子どもたちが大好きなメニューです。献立表をチェックして楽しみに待っていてくれた人も多かったようです。配膳のふたがあいて思わず「いいにおい!!」という声がもれてきました。ミネストローネには貝の形をしたマカロニが入っています。同じマカロニでも、形がかわるとイメージがかわりますね。ころころ野菜と一緒に食べてみてください。ミートソースほどトマトの量が多くないので、トマト味が苦手な人もほんのりした酸味を味わって挑戦してみてください。 4月20日の給食ひじきの煮物をごはんにかけて”ひじきごはん”にしました。ひじきや大豆が苦手な人もごはんと一緒に一口から挑戦できるといいです。おかずは、豆腐がメインのハンバーグです。和風味なのでソースは大根おろしで作りました。さっぱりといだだけると思います。味わって食べてみてください。 4月19日の給食じゃがいもの産地といって思い浮かぶのは「北海道」ですが、春の新じゃがはあたたかい南の地方から収穫がはじまります。今日のじゃがいもは九州の鹿児島産です。じゃがいもの煮物の定番は肉じゃがですが、挽肉を使ったそぼろ煮は、食べやすいので小さいお子さんにもおすすめです。今日はふりかけがつきましたが、白いごはんとの相性もばつぐんです。新じゃがをいろいろな料理で活用してみてください。 4月18日の給食きびなごは関東ではあまり聞き慣れない魚ですが、九州ではたくさん食べられている魚です。今日のきびなごも長崎産です。頭からしっぽまで丸ごと食べられるので栄養満点です。よくかんで食べてください。感染症対策をしながらの給食時間、どのクラスもしーんと静かに給食を食べています。1年生の教室でも声が聞こえてきません。給食時間の約束がきちんと守られていて素晴らしいです。手洗いのあとも清潔なハンカチで手をふいていますし、いただきますのあいさつのあとはきれいなケースにマスクをしまっています。毎日ご準備してくださるご家庭のみなさまに感謝いたします。子どもたちのよい習慣が続きますよう、これからも温かい目で見守っていただけるとありがたいです。よろしくお願いいたします。 4月15日の給食うどんとスパゲティの両方の役目をはたす給食のめん”ソフトめん”です。給食の歴史をさかのぼってみると、パンだけが主食だった学校給食にごはんよりも早く導入されたのが”ソフトめん”です。今でもなつかしい給食にあげられるめん料理が「ソフトめんミートソース」です。たくさんの野菜を細かく切って、煮込んだ料理です。1年生も上手にソースをからめて食べていました。ご家庭でも給食メニューを見ながら、家族が食べた給食メニューなどを話題にしていただけるとうれしいです。 |
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