6月4日の給食よくかんで食べる「かみかみ献立」です。野菜の中でも根っこの部分を食べる根菜類は葉や実を食べる野菜とくらべるとかたいです。今日は根菜野菜を薄く切ってかりかりに揚げました。ごぼう、れんこん、にんじん、さつまいもです。素材そのままの味をしっかりかんじることができます。ごぼうのほろ苦さ、にんじんやさつまいもの甘み、れんこんのさっくりとした味わいなど違いがわかります。ちなみに給食室にもどってきた残菜にはごぼうが多く目立ちました。みなさんはどの野菜がお好みですか? 6月3日の給食鶏肉にママレードをつけこんで焼きました。パンにつけて食べることが多いジャム類には食物繊維のペクチンが多く含まれています。この成分がお肉をやわらかくしてくれます。下味に他の調味料と一緒につけこむだけです。食べたときも口の中に風味がのこりおいしくいただけます。鶏肉だけでなく豚肉にもおすすめです。ぜひお試しください。 6月2日の給食じゃことは「ちりめんじゃこ」のことです。いわしの仲間(カタクチイワシ・マイワシ・ウルメイワシなど)の稚魚を塩ゆでして、干してカリカリにしたものです。似ている仲間で「しらす」がありますが、しらすは少し乾燥させたもので、乾燥の度合いによって呼び名が変わります。タンパク質はもちろんですが、魚を丸ごと食べるのでカルシウムなどのミネラルも豊富です。カルシウムは歯や骨を丈夫にする働きがあります。今日は、お米と一緒に炊き込んでみました。少ない量でもおいしいだしがでて、栄養価が増す万能食品です。スープの具材の豆腐やわかめ、小松菜などもカルシウムいっぱいのおすすめ食品です。よくかんで味わいながら食べてみてください。 6月1日の給食6月になりました。今月の給食目標は「よくかんで食べよう」です。それにちなんでよくかんで食べる食材を多く使ってみました。今日はごはんのおとものたくわんです。給食用にきざんでありますが、ポリポリとかんで食べる食材です。かむ力をつけるために、かたいものや繊維質の多い食材を選ぶことも大切ですが、食事の仕方を見直すことでもかむ力がアップします。一口食べたらはしをおいて、ゆっくりよくかんで食べる、食事にゆったり時間をかけることがとても効果があります。コロナ禍の給食では早く食べ終わった人がおかわりするようなこともなく、友だちとおしゃべりもしないので時間的には以前よりもゆっくりと食べることができています。たまには、かむことを意識しながら食事をしてみるのもいいですね。 5月31日の給食さかなへんに春と書いて「さわら」と読みます。くせがなくどんな料理にもあうさわらを今日はカレー風味のつけ焼きにしました。つけあわせのきんぴらには素揚げしたじゃがいもがはいっています。子どもたちの大好きなじゃがいもをたすだけで、おいしさもボリュームもアップしました。いつものおかずにちょっと違った工夫をするだけで目先もかわり、味の変化を楽しむことができます。冷めてもおいしいのでお弁当のおかずにもおすすめです。よかったらお試しください。 5月28日の給食ジャージャーめんは、豚挽肉とみじん切りにした野菜で作ったみそベースのたれです。具材がたっぷりはいっています。お肉だけでこの量を作ると、脂っこくなりがちですが、給食ではお肉1に対して4〜5倍量の野菜を使っています。食感をよくしてかさ増しもできるたけのこもたくさんはいっています。さらには大豆を細かくして挽肉に見立てて使える「大豆ミート」をいう食材も使っているのです。畑の肉といわれている大豆なので、挽肉同様にタンパク質はもちろんその他にも体に役立つ栄養がいっぱいです。給食では、栄養をとることはもちろんですがおなかにたまる量を確保しながら、いろいろな食材をとりいれるように工夫しています。あまり食べ慣れない食材も給食での経験を通して少しずつ食べられるようになってもらえたらうれしいです。 5月27日の給食今日のスープの青味野菜はチンゲンサイです。白菜の仲間の中国野菜です。しゃきしゃきしていて、煮くずれしないのが特徴です。中華の炒め物などに多く使われます。1年の中でも今の季節が一番出回ります。あくがないのでゆでずに使える便利な野菜です。色あざやかな料理が完成します。見た目がきれいだとおいしさもグンとアップしますね。 5月26日の給食今が旬のかつおを使いました。今日のかつおは静岡県でとれました。かつおには旬が2回あって、春にとれる「初かつお」。脂はそれほどのっていなくて身がひきしまってさっぱりした味です。かつお節のような長期保存するものはこの初かつおがむいています。そして、秋。9・10月くらいにとれる「戻りかつお」です。こちらたは脂がのっていて、初かつおと比べると脂質が10倍くらい多くなっています。そのほかの栄養素はあまり変わらないです。かつおには脳の働きをよくしてくれて、血液をさらさらにしてくれるDHAやEPEという脂肪酸がたくさん含まれています。さらには、貧血予防にかかせない鉄分やビタミン類も豊富に含まれているおすすめの魚です。今日は1度揚げてからタレで煮て作りました。ご家庭でもぜひ使ってみてください。 5月25日の給食今日の五目ごはんの具材には「かんぴょう」がはいっています。かんぴょうといったらおすしのかんぴょう巻きが思いうかびます。のり巻きのかんぴょうは茶色の甘辛に煮たひも状のものですが、調理する前の状態は、乾物で戻してから使います。ユウガオの果実から作ります。かんぴょうは、食物繊維やカルシウム、カリウムといった栄養を豊富に含んでいるので、いろいろな料理で食べることで、摂取しにくい栄養素を簡単にとることができます。今日使ったかんぴょうは、こまかく切ったものなので煮物の具材に加えても違和感なく食べることができます。先週の高野豆腐に始まり、昨日のもずく今日のかんぴょうなど、子どもにはなじみがうすい食材にも栄養豊富なものがたくさんあります。ぜひご家庭でも使ってみてください。 5月24日の給食もずくは「海藻類」の食材です。日本で消費されるもずくの95%以上が沖縄産です。今日のもずくも沖縄産です。もずくはかむとわかめのような歯ざわりはありますが、表面はぬるぬるとして強い粘りがあります。このぬるぬるの部分に体によい成分が多く含まれています。肌の調子をよくしたり、脂肪や糖分が燃焼しやすくなる働きからダイエット効果もあるといわれてます。また、コレストロール値を下げる働きもあり、さらにはがん予防にも効果があるといわれてます。よいことばかりの食材ですね。食事が不規則だと感じたり疲れがたまってきたりしたときには、おすすめの食材です。 5月21日の給食高野豆腐の揚げ物です。一口食べてみて中身が高野豆腐であることがわかる人はどのくらいいるのかと思ってしまうほど、食べやすい味になっています。お正月のおせちの煮物に入っている高野豆腐とは全く違うイメージです。衣に青のりと白ごまがついているので食感も風味もスナック風です。高野豆腐は大豆から作られる大豆製品なのでお肉よりもヘルシーで栄養価が高い食品です。ご家庭でもぜひ食べてみてください。 5月20日の給食今日の魚はメルルーサという魚です。市販では出回っていないので聞きなれない名前ですが、学校給食ではよく使う白身魚です。くせがなくどんな料理にもあう魚です。今日のようなフライは特におすすめです。そのまま食べてももちろんおいしいのですが、パンにはさんでフィッシュバーガーにして食べるのが今日のおすすめです。今日のパンはバンズ型にして切り目がはいっています。自分ではさんで食べてみてくださいね。長崎産の新じゃがと小田原の下中玉ねぎを使ったジャーマンポテトも旬の野菜の味を感じながら食べてみてください。 5月19日の給食給食室で作るピラフはふだん食べているお米(うるち米)を使いますが、おこわはおもちをつくるもち米を使っています。もち米はうるち米に比べてぺたぺたした食感もあり、お腹にもたまりやすいので食べた後の満腹感が大きいです。今日は中華味のおこわです。ちまきの中身のようなイメージです。しいたけやグリンピースなど苦手な食材もはいっていますが、味つけごはんと一緒に食べられるといいです。 5月18日の給食焼いて食べることが多いハンバーグを今日はごはんのおかずとして煮込んでみました。しょうゆベースの和風味で1時間弱コトコト煮込み、その煮汁とトマト、りんごを加えてソースを作りました。焼いて食べるジューシーなハンバーグもおいしいですが、はしで食べる味がしみたやわらかいハンバーグもごはんのおかずにおすすめです。きんぴらは大根メインで作りました。ごま油の風味とほんのりピリ辛味がこれもごはんのお供にぴったりでした。人参やごぼうだけでなく、どんな野菜も切り方や味つけをちょっとかえてみると意外なおいしさが発見できるかもしれませんね。みなさんのご家庭での人気料理などありましたら、ぜひ教えてください。 5月17日の給食先月、5年生が初めての調理実習でほうれん草をゆでました。試食の際は、かつおぶしとおしょうゆをかけて「おひたし」にして食べました。給食でも加熱して仕上げる「煮浸し」は食材をかえて何回も実施しています。が、ほうれん草1品だけをシンプルに食べることが珍しかったのか…子どもたちの感想の中に、初めて食べたけれどおいしかった、というものが多かったことにびっくりでした。小田原の給食は加熱2品の献立になっているのでどうしても1品の中にあれやこれやと食材を使うことが多くなってしまいます。たくさんの食材があわさると味の相乗効果でおいしさも増しますが、1つ1つの食材をしっかり味わうには今回の調理実習のような食べ方も大切なのかもしれません。今が旬の食材をシンプルな料理で食べること。とってもぜいたくな食事だと思います。みずみずしい野菜や柑橘類などがたくさん出回っている今の季節、ご家庭の食卓を「ゆでそら豆」「ほくほくに蒸した新じゃが」「スライスオニオン」などのようなシンプルな料理を1品並べてみるのもいいですね。 5月14日の給食昨年度とったリクエストアンケートの結果では、ラーメンのスープはみそ味よりもしょうゆ味の方が人気がありましたが、たまに食べるみそラーメンもおいしいですね。みそは小田原のみそ醸造工場で作ったみそを使っています。たくさんの具材のおいしさがあわさって子どもたちも大好きなスープができました。また、ぎょうざに使っている豚肉は神奈川のやまゆりポークを使っています。地元のおいしい食材を使ってできた今日の給食です。神奈川の味、小田原の味を味わって食べてください。 5月13日の給食今日のラザニアのイメージは、トマト味のパスタ入りチーズグラタンです。給食ではパスタの代わりにわんたんの皮を使って作りました。ちょうど一口大の食べやすい大きさになっています。釜の中で具材を和えるときに半分の量のとろけるチーズを加えています。バットで焼いたときに上の部分だけにチーズがかかるので、全体にチーズ味をゆきわたらせるためです。なのでどこを食べてもチーズ味のラザニアになっています。温野菜にはドレッシングをつけました。生では味わえない野菜の甘みを感じながら食べてください。 5月12日の給食朝から給食室はカレーのにおいでいっぱいでした。なぜ、朝から?というと富士見小学校のカレールウは手作りルウだからです。小麦粉とマーガリンを炒めてさらにカレー粉をいれてとろとろのカレールウを作ります。粉っぽかったルウも30分以上じっくり炒めていると香ばしいカレールウに変わってくるのです。小田原産の玉ねぎも時間をかけて炒めて甘みをだしてから加えます。給食のカレーは手間ひまかけて作るお料理なのです。ソテーの緑色の野菜は「アスパラガス」です。北海道でとれた栄養いっぱいの野菜です。旬の味を味わって食べてください。 5月11日の給食生揚げは厚揚げともいいます。見た通り豆腐の仲間です。厚く切った木綿豆腐を油で揚げて作ります。豆腐の食感がしっかり残り調理してもくずれにくいので今日のような煮物料理にむいています。木綿豆腐と比べると、タンパク質・カルシウムはほぼ2倍、鉄分は4倍も含まれている栄養いっぱいの食材です。今日は中華風の味付けにしました。ご家庭でもいろいろな料理に使ってみてください。 5月10日の給食ゴールデンウィークも終わり、新学期の疲れが出てくるころです。そんなみなさんが元気になれるごはんです。豚肉をにんにくで炒め、たくさんの野菜を加えてどんぶりの具材にしました。ピーマンやしめじなどちょっと苦手な食材も入っていますが新玉ねぎの甘みや豆板醤の辛みがあわさってほどよい味つけになっています。毎日を元気いっぱいで過ごすためにも給食はもちろんですが、3度の食事、特に朝ごはんはしっかり食べるようにしたいですね。おだわらっ子の約束の「早寝・早起き・朝ご飯」を守って、正しい生活リズムをおくれるようにこころがけましょう。 |
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