11月5日の給食[食のポイント] 春雨についてです。 春雨は、じゃがいもやさつまいも、緑豆という豆などから「デンプン」という成分を抽出して作られる食べ物です。日本や中国だけでなく、タイやベトナムなどのアジア圏内で広く食べられています。日本に伝わったのは鎌倉時代で、肉や魚などを使わない「精進料理」という料理によく使われていたそうです。 11月2日の給食[食のポイント] 春巻きについてです。 春巻きは、中華料理の一種です。具には豚肉やたけのこ、椎茸などが千切りにして入っています。「春巻き」という名前は、立春のころ新芽が出た野菜を具として作られたことがはじまりだからと言われています。春巻きに入っていることが多い具材のたけのこは、春が旬の野菜です。日本の節分で恵方巻きや節分豆を食べるように、新春を祝って無病息災を祈る中国の風習から生まれた料理かもしれません。 11月1日の給食[食のポイント] シナモンについてです。 シナモンは、主に熱帯地方で採れる樹木の皮から得られる香辛料の一種です。漢方薬では「桂皮」と呼ばれます。シナモンには「血行促進」といって血の流れを良くする働きがあります。これからだんだん寒くなる時期には、この血行促進効果で体をぽかぽかにしてくれます。 10月31日の給食[食のポイント] ハロウィンについてです。 ハロウィンは古代ケルト人が秋の収穫を祝い悪霊を追い払うお祭りが、アメリカの民間行事として変化していったものです。ハロウィンでは「ジャック・オ・ランタン」と呼ばれるかぼちゃをくりぬいた提灯のような飾りが特徴です。今日はカレーとデザートでかぼちゃを使いました。 10月30日の給食[食のポイント] もやしについてです。 もやしは豆類の種から発芽させた新芽を食べる野菜です。他の野菜と違うところは、太陽の光を当てず、暗いところで育てるところです。見た目はひょろひょろとしてあまり栄養価が高くなさそうですが、私たちの身体の疲れをとる「アスパラギン酸」という栄養素が多く含まれています。 10月29日の給食[食のポイント] ポパイソテーについてです。 「ポパイ」はアメリカ生まれのアニメのキャラクターの名前です。ほうれんそうの缶詰を食べると力がみなぎり、とてつもないパワーを発揮する主人公です。このアニメのように、ほうれんそうには血のもとになる鉄分やけがを早く治すはたらきをするビタミンC、免疫力をアップさせるビタミンAなど、さまざまな栄養素が豊富に含まれています。 10月26日の給食[食のポイント] きのこについてです。 きのこは90%以上が水分でできている、低カロリーな食材です。きのこには種類によってさまざまな食感や香りがあります。今日のうどんに入っているきのこは、しいたけ、しめじ、えのき、まいたけの4種類です。きのこは野菜や果物とは違い、種ではなく「胞子」というもので増えていきます。 10月25日の給食[食のポイント] チリコンカンについてです。 チリコンカンはアメリカで生まれた料理です。チリコンカンという名前はスペイン語で「肉入りの唐辛子」を意味します。給食では「チリパウダー」という、唐辛子の他、クミンやガーリックなどさまざまな香辛料が入った調味料を使っています。もともとは豆が入っていない料理でしたが、世界恐慌で肉が手に入らなかった時期から豆を入れるようになり、現在のような形になったそうです。 10月24日の給食[食のポイント] ひじきについてです。 ひじきやこんぶ、わかめなどの海藻には「ヨウ素」という栄養素が多く含まれています。この「ヨウ素」は、私たちの喉のあたりにある蝶々のような形をした「甲状腺」という臓器の働きを助けてくれます。甲状腺からは、身体を大きくする「成長ホルモン」など、さまざまなホルモンが作られます。 10月23日の給食[食のポイント] 油淋鶏についてです。 油淋鶏は中華料理で、揚げた鶏肉にネギなどの香味野菜の入った甘酸っぱいソースをかけたものです。このネギの入った甘酸っぱいソースには、ごはんの栄養分をエネルギーとして身体の中で吸収し、代謝を助ける成分が多く含まれています。また油淋鶏の名前のは、「油淋」が「少ない油を肉にかけながら揚げる」という調理法から由来しています。 10月22日の給食[食のポイント] グリンピースについてです。 ケチャップライスやシュウマイ、チャーハンなど、さまざまな料理で目にすることが多いグリンピース。彩りもさることながら、栄養価も高い野菜の一種です。特におなかの調子を整える「食物繊維」、筋肉や髪の毛など身体の組織をつくるもとになる「たんぱく質」が豊富です。旬は春の短い期間だけなので、その時期に収穫したものを冷凍し、出回っていることが多いです。 10月19日の給食[食のポイント] 小田原味噌ラーメンについてです。 今日のラーメンには、小田原で作られている「いいちみそ」を使っています。他にも豚肉やもやし、葉葱などの食材も小田原市や神奈川県でとれる食材を多く使いました。シュウマイに使われている豚肉も、神奈川県産のものを使っています。明日・明後日に開催される小田原市学校給食展でも展示する、小田原をより大好きになってもらえるよう開発されたメニューです。 10月18日の給食[食のポイント] 十三夜についてです。 きれいな月を見ることができる「十五夜」は有名ですが、「十三夜」も十五夜に次いで美しい月を見られる日だとされています。十五夜と十三夜のどちらかしかお月見をしないことを「片見月」と言い、縁起が悪いとされています。今年の十三夜は21日です。十三夜は「栗名月」とも呼ばれることから、今日は栗を入れたシチューにしました。 10月17日の給食[食のポイント] トックについてです。 トックは朝鮮半島で作られるお餅や餅菓子のことを言います。日本のお餅は「餅米」という粘りけの強いお米を使って作られますが、韓国のお餅はごはんと同じお米を使ったり、小麦粉やじゃがいもなどさまざまな食材から作られています。この「トック」を有名な韓国料理は「トッポギ」です。他にも砂糖を練り込んだり、中に蜜を入れた甘いトックもあるそうです。 10月16日の給食[食のポイント] ポークカレーについてです。 今日のカレーは小麦粉のルウを使わず、米粉でとろみを付けたカレーです。とろみをつける食材は他にも小麦粉や片栗粉、くず粉、コーンスターチなどさまざまなものがあります。これらの食材には「澱粉質」という成分が多く含まれていて、それがとろみを付ける役割を果たしてくれています。給食でもとろみは料理の特徴や種類によってさまざまなものを使い分けています。 10月15日の給食[食のポイント] おだわらっこおでんについてです。 小田原は豊富な海産物を使って、干物や練り製品などの加工技術が発達しました。特に練り製品はお店によってさまざまな特徴があります。小田原には「小田原蒲鉾協同組合」というものがあり、現在13社のメーカーで構成されています。今日のおでんに使われている竹輪、薩摩揚げも、小田原で作られたものを使っています。 10月12日の給食[食のポイント] 梅丸ラーメンについてです。 今日のラーメンは小田原市でとれるさまざまな食材を使ったラーメンです。出汁は地元のかつお節屋さんのものを使い、調理員さんがじっくり煮だしてくださいました。小田原市のシンボルである梅の花をかたどった「梅なると」も、地元の業者さんが製造しているものです。他にも梅干しや豚肉、葉葱、もやしなど、地元でとれる食材をふんだんに使いました。 10月11日の給食[食のポイント] コロッケについてです。 コロッケのはじまりはフランスの「クロケット」という料理だと言われています。この料理はホワイトソースにミンチにした肉や魚を混ぜたもので、現在で言うクリームコロッケに近いものでした。明治時代に西洋のさまざまな文化が入ってくる中で、このクロケットが日本人に食べやすいよう、じゃがいもを使ったものに変化して現在のコロッケが生まれたようです。 10月10日の給食[食のポイント] 目の愛護デーについてです。 10月10日は「目の愛護デー」です。数字の10を横向きにすると、目と眉毛のように見えるからです。目に良い食品としてブルーベリーが有名ですが、これは、アントシアニンという紫色の成分が「目が見える」はたらきをする「ロドプシン」を元気にしてくれるからです。ほかにもナスや黒豆の紫色も同じアントシアニンです。 10月4日の給食[食のポイント] 生鮭のきのこソースについてです。 鮭にはさまざまな種類がありますが、日本で一般的に「鮭」とよばれるものは、「白鮭」という種類のものです。そして秋に獲れる白鮭を「秋鮭」と呼びます。秋鮭は脂分が少ないので、フライやムニエルなど油を使った調理法が向きます。今日は旬のきのこと一緒に秋らしい料理にしてみました。 |
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