3月18日の給食[食のポイント] すだちについてです。 すだちは柑橘類の一種で、日本の徳島県で誕生した果実です。緑色の皮で大きな種が入っています。焼き魚にかけたりお酢の代わりに利用されたりしています。酸っぱい成分の「クエン酸」は疲れた身体を元気にするはたらきがあります。今日のすだちゼリーは、卒業式を迎える6年生の「巣立ち」とこの果物の「すだち」をかけて、卒業祝い献立として出しました。 3月15日の給食[食のポイント] 焼売についてです。 焼売は、小麦粉で作った皮に肉やエビなどで作られた餡を包み、蒸して作られる、中国料理の一種です。はじまりは中国の首都「北京」ですが、現在では広東料理の代表的なものとして中華料理屋さんなどでは提供されています。焼売には、エビ焼売や肉焼売など餡の違いの他、皮の色が緑色をした「翡翠焼売」や餅米を小麦粉でできた皮に代わりに纏わせた「餅米焼売」など皮の種類による違いもあります。 3月14日の給食[食のポイント] コーンフレークについてです。 コーンフレークは、名前の通りトウモロコシから作られる食べ物です。トウモロコシの実を加熱してから「圧搾」といって力をかけて潰して作られます。1894年(日本の明治27年)にアメリカ合衆国のジョン・ハーヴェイ・ケロッグ博士によって発明され、健康食品として販売されるようになったのがはじまりです。 3月13日の給食[食のポイント] わかめについてです。 わかめは一年を通して乾燥させたものや塩漬けにしたものを戻して食べることができます。旬は春で生わかめはこの時期にしか食べることができません。わかめや昆布、ひじきなどの海藻類には、「ヨウ素」という栄養素が多く含まれています。この栄養素は、私たちの身体を大きくする「成長ホルモン」という物質を作る材料になると言われています。 3月12日の給食[食のポイント] 鮭についてです。 鮭の身の色は「サーモンピンク」という名前の色があるように、、オレンジ色とピンク色を混ぜたようなとてもきれいな色をしています。この色は「アスタキサンチン」と呼ばれ、エビやカニの甲羅や金目鯛の色と同じ成分です。この色は、鮭がエビやカニなどアスタキサンチンを多く含む食べ物を食べる量に比例して濃くなります。鮭が何も食べないでいると、だんだん色は薄くなってきます。 3月11日の給食[食のポイント] 呉汁についてです。 呉汁は、日本各地に伝わる郷土料理の一つで、大豆をすり潰した「呉」を味噌汁の中に入れた料理です。枝豆をすり潰して作ったものは「青呉汁」や「枝豆呉汁」と呼ばれます。富山県のある地方では、「呉」の代わりにおからを入れて作るようです。今日の呉汁は食物繊維の多い「白いんげん豆」のペーストを味噌汁に入れました。 3月8日の給食[食のポイント] グリンピースについてです。 グリンピースは、「エンドウ」という豆の未成熟な種子のことを指します。旬は春から夏にかけてで、生で食べられる時期はとても短く、ほとんどが冷凍されたり缶詰にされたりして流通・消費されています。グリンピースは、野菜の中でも特に「カロテン」という栄養素の多い「緑黄色野菜」に分類されており、きれいな色で見た目がよいだけでなく、身体にも良い食品です。 3月7日の給食[食のポイント] 蜂蜜についてです。 蜂蜜は、ミツバチがさまざまな花などから蜜を集めてきたものを言います。この蜂蜜で女王蜂や他の働き蜂の赤ちゃんなどを育てます。蜂蜜はミツバチが収集する花の種類によって、風味や色、味などが異なります。有名なものはレンゲやアカシアの花の蜜ですが、他にもクローバー(シロツメクサ)から採ったもの、みかんの花から採ったもの、コーヒーの花から採った蜂蜜などもあります。 3月6日の給食[食のポイント] 鮪についてです。 鮪は「回遊魚」といって人生のほとんどを泳いで過ごす魚の一種です。特に、鮪と鰹は生きるためにたくさんの酸素を必要とするため、泳ぎ続けていないと酸素を得ることができずに死んでしまうと言われています。鮪は時速80キロメートル、だいたい高速道路を走る車と同じくらいの速さで、えさを食べたり脳の半分だけ眠ったりしながら泳ぎ続けています。 3月5日の給食[食のポイント] カレーライスについてです。 カレーはインドが発祥の食べ物ですが、カレーライスは主にヨーロッパなど欧米の国から伝わった「洋食」という食べ物に分類されることが多いです。この理由は、インドが昔イギリスという国の植民地であったことから、イギリスを経由して日本に伝わり、現在の形になったからです。食べ物の伝わり方ひとつで、歴史でどんなことがあったかもわかることがあります。 3月4日の給食[食のポイント] 切り干し大根についてです。 切り干し大根は、大根を切って天日に干すなどして乾燥させた食べ物です。大根の栄養素や旨味がギュッと詰まっています。大根には、余分な塩分を身体から出す「カリウム」という栄養素が豊富に含まれていますが、切り干し大根にはさらに、骨の材料になる「カルシウム」や血の成分になる「鉄分」も多く含まれています。 3月1日の給食[食のポイント] ひな祭りについてです。 ひな祭りは、日本の季節と季節の節目である「五節句」のうちのひとつです。現在では女の子のお祭りとして、ひな人形を飾ったり雛あられなどの食べ物を食べたりします。雛あられのはじまりは、「ひなの国みせ」という、ひな人形に春の景色を見せてあげるために女の子たちが野山へ出かける際のお供からだそうです。ひな祭りには他にも甘酒や蛤の潮汁などがあります。 2月28日の給食[食のポイント] じゃがいもについてです。 じゃがいもはエネルギーになる「炭水化物」という栄養素が多く含まれて入る食べ物です。ドイツなどの国では、日本でいうごはんと同じように主食として食べられています。じゃがいもは米や麦などの炭水化物を多く含む食品よりも、さまざまなビタミンが多く含まれています。特に風邪予防やケガをはやく治す「ビタミンC」という栄養素が多く含まれています。 2月27日の給食[食のポイント] マスカットについてです。 マスカットはおもにヨーロッパで栽培されるぶどうの総称です。薄い緑色をイメージする人が多いと思いますが、色は白っぽいものから黒色に近い紫色でさまざまな種類があります。マスカットはほとんどの品種がとてもよい香りがするのが特徴です。日本でおもに「マスカット」と呼ばれるものは「マスカット・オブ・アレキサンドリア」という名前の品種です。 2月26日の給食[食のポイント] 鶏肉についてです。 鶏肉には「ナイアシン」と呼ばれる栄養素が多く含まれています。このナイアシンと呼ばれる栄養素は、食事で摂った「炭水化物」「たんぱ質」「脂質」の栄養素をエネルギーとして活用するのになくてはならない栄養素です。この栄養素は鶏肉だけでなく肉類全般、魚などに多く含まれています。 2月25日の給食[食のポイント] 大根についてです。 大根は冬が旬の野菜です。水分が90%以上を占めていますが、栄養価も高い野菜のひとつです。特に根っこの部分には「カリウム」という栄養素が多く含まれています。これは摂りすぎた塩分を体の中から出して、私たちの体がむくんだり、脚がつったりするのを防ぐはたらきがあります。葉っぱの部分には、風邪予防になる「ビタミンA」という栄養素が多く含まれています。 2月22日の給食[食のポイント] ソフト麺についてです。 ソフト麺は、学校給食のために作られた日本特有の麺です。うどんに似た見た目や味をしていますが、うどんよりも伸びにくく、消化がよい加工がされています。戦後アメリカから援助された小麦粉で、パン以外に子どもたちが喜ん食べてくれる主食はないかと考えられて発明されました。現在では段々と姿を消しつつある学校給食のメニューのひとつでもあります。 2月21日の給食[食のポイント] アーリオオーリオについてです。 アーリオオーリオは、にんにくと油を使った炒め物のことを言います。代表的な料理は、イタリアの「ペペロンチーノ」というスパゲッティです。にんにくには「疲労回復」といって疲れた体を元気にするはたらきや、ごはんやパン、麺の「炭水化物」という栄養素をエネルギーに変換しやすくするはたらきがあります。 2月20日の給食[食のポイント] しょうがについてです。 しょうがは「薬味」といって漢方薬などで薬としても使われる野菜です。肉の臭みを消して食欲をそそる香りを付けたり、食中毒などの原因となる細菌をやっつけたり、体を温めて冷えを改善するはたらきなどがあります。しょうがは海外でも「ジンジャーブレッド」や「ジンジャークッキー」「ジンジャーエール」などに使われて食べられています。 2月19日の給食[食のポイント] 大豆ミートについてです。 大豆ミートは、大豆をお肉のような形や食感に加工した食べ物です。アレルギーでお肉を食べられない人や、ベジタリアンやヴィーガンといったお肉を食べない人向けに作られたものですが、食物繊維や鉄分など、大豆の栄養素がたっぷり入っているので、健康食としても注目を集めている食べ物の一つです。 |
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