3月11日の給食[食のポイント] 呉汁についてです。 呉汁は、日本各地に伝わる郷土料理の一つで、大豆をすり潰した「呉」を味噌汁の中に入れた料理です。枝豆をすり潰して作ったものは「青呉汁」や「枝豆呉汁」と呼ばれます。富山県のある地方では、「呉」の代わりにおからを入れて作るようです。今日の呉汁は食物繊維の多い「白いんげん豆」のペーストを味噌汁に入れました。 3月8日の給食[食のポイント] グリンピースについてです。 グリンピースは、「エンドウ」という豆の未成熟な種子のことを指します。旬は春から夏にかけてで、生で食べられる時期はとても短く、ほとんどが冷凍されたり缶詰にされたりして流通・消費されています。グリンピースは、野菜の中でも特に「カロテン」という栄養素の多い「緑黄色野菜」に分類されており、きれいな色で見た目がよいだけでなく、身体にも良い食品です。 3月7日の給食[食のポイント] 蜂蜜についてです。 蜂蜜は、ミツバチがさまざまな花などから蜜を集めてきたものを言います。この蜂蜜で女王蜂や他の働き蜂の赤ちゃんなどを育てます。蜂蜜はミツバチが収集する花の種類によって、風味や色、味などが異なります。有名なものはレンゲやアカシアの花の蜜ですが、他にもクローバー(シロツメクサ)から採ったもの、みかんの花から採ったもの、コーヒーの花から採った蜂蜜などもあります。 3月6日の給食[食のポイント] 鮪についてです。 鮪は「回遊魚」といって人生のほとんどを泳いで過ごす魚の一種です。特に、鮪と鰹は生きるためにたくさんの酸素を必要とするため、泳ぎ続けていないと酸素を得ることができずに死んでしまうと言われています。鮪は時速80キロメートル、だいたい高速道路を走る車と同じくらいの速さで、えさを食べたり脳の半分だけ眠ったりしながら泳ぎ続けています。 3月5日の給食[食のポイント] カレーライスについてです。 カレーはインドが発祥の食べ物ですが、カレーライスは主にヨーロッパなど欧米の国から伝わった「洋食」という食べ物に分類されることが多いです。この理由は、インドが昔イギリスという国の植民地であったことから、イギリスを経由して日本に伝わり、現在の形になったからです。食べ物の伝わり方ひとつで、歴史でどんなことがあったかもわかることがあります。 3月4日の給食[食のポイント] 切り干し大根についてです。 切り干し大根は、大根を切って天日に干すなどして乾燥させた食べ物です。大根の栄養素や旨味がギュッと詰まっています。大根には、余分な塩分を身体から出す「カリウム」という栄養素が豊富に含まれていますが、切り干し大根にはさらに、骨の材料になる「カルシウム」や血の成分になる「鉄分」も多く含まれています。 3月1日の給食[食のポイント] ひな祭りについてです。 ひな祭りは、日本の季節と季節の節目である「五節句」のうちのひとつです。現在では女の子のお祭りとして、ひな人形を飾ったり雛あられなどの食べ物を食べたりします。雛あられのはじまりは、「ひなの国みせ」という、ひな人形に春の景色を見せてあげるために女の子たちが野山へ出かける際のお供からだそうです。ひな祭りには他にも甘酒や蛤の潮汁などがあります。 |
|