1月18日の給食[食のポイント] コーンについてです。 私たちが普段食べる機会が多いのは、甘みの強い「スイートコーン」という品種です。世界ではトウモロコシは米、麦と合わせて「三大穀物」とされ、トウモロコシを粉などにして食べている地域も多くあります。これらのトウモロコシは甘みが少なく、パンやお餅のようにして日本でいうごはんと同じように食べられています。 1月17日の給食[食のポイント] 男爵コロッケについてです。 「男爵」というのはじゃがいもの品種のことです。男爵いもという品種のじゃがいもは、まん丸い形をしており、煮ると形が崩れやすく、ほくほくした食感を持つのが特徴的ないもで、今日のコロッケやマッシュポテトなどに向きます。対して有名なのは、メークインと呼ばれる品種で、細長い形をしていて、煮ても形が崩れず、食感はねっとりしたじゃがいもで、肉じゃがなどに向きます。 1月16日の給食[食のポイント] がんもどきについてです。 がんもどきは、豆腐をつぶして人参やレンコンなどの根菜、ひじきや昆布などの海藻、やまいもやごまなど、さまざまな食材を混ぜ合わせて油で揚げた料理のことを言います。関西地方では「飛竜頭」とも呼ばれます。がんもどきや厚揚げなど、豆腐を揚げて作られる食品は、料理をする前に一度「油抜き」といって茹でることで、余分な油を除き、調味料の味を染みこみやすくすることができます。 1月15日の給食[食のポイント] 金時豆についてです。 金時豆は「いんげんまめ」という種類の豆の代表的な品種で、北海道で栽培されているいんげんまめのうち、約6割を占めています。豆類の中でも脂質が少なく、おなかの調子を整える「食物繊維」という栄養素が多く含まれます。また赤い色は昔から「厄除け」の効果があるとして、さまざまな行事食にも使用されてきました。 1月11日の給食[食のポイント] 味噌ラーメンについてです。 私たちが普段口にする機会が多い味噌ラーメンは、中国から伝わったラーメンに日本独自の工夫を加えて誕生した料理です。日本各地で様々な種類の味噌がありますが、それぞれの地域で根付いた味噌が使われていることが多いようです。有名なのは北海道の札幌市で誕生した「札幌ラーメン」です。他にも仙台や鹿児島、長野、新潟などたくさんの種類があります。 1月10日の給食[食のポイント] ココアについてです。 ココアは、カカオ豆というチョコレートの原料になる豆から脂肪分を取り除いて粉末状にしたものを言います。ココアには「カカオポリフェノール」という成分が豊富に含まれています。このカカオポリフェノールは、血の巡りをよくして体を温めたり、がんなどの生活習慣病を予防するはたらきがあります。 1月9日の給食[食のポイント] 鏡開きについてです。 鏡開きとは、お正月に神様に供えた鏡餅をおろして食べる行事のことを言います。神様や仏様に感謝をし、今年一年健康で過ごせるようにとの願いが込められています。通常は1月の11日前後に行われ、おろしたお餅は今日のように雑煮にしたり、お汁粉やおかきなどさまざまな料理で食べられます。 12月20日の給食[食のポイント] 冬至についてです。 冬至は一年で最も太陽が昇っている時間が短い日のことを言います。今年は12月22日の土曜日が冬至にあたります。この日を境に、太陽が昇っている時間がだんだんと長くなることから、世界各地でお祝いやお祭りが執り行われます。冬至には「ん」のつく食べ物が縁起が良いとされ、「なんきん」と「ん」が2回重なる南瓜は、冬至の定番食材です。 12月19日の給食[食のポイント] ミネストローネについてです。 ミネストローネはトマトを使ったイタリアの野菜スープのことを言います。「ミネストローネ」という言葉自体は、イタリア語で「スープ」を意味する単語だそうです。イタリアでは、日本で言う「味噌汁」のような存在の料理で、決まったレシピや材料はなく、トマトが入らなくても「ミネストローネ」と言うそうです。イタリアの料理らしく、具にはマカロニなどのパスタが入ることも多いそうです。 12月18日の給食[食のポイント] 地魚ハンバーグについてです。 今日の地魚ハンバーグには、相模湾で獲れた魚が3種類入っています。カマス、アジ、イワシです。カマスやアジは小田原でも有名な魚の一種です。地元で獲れたものを地元で消費することを「地産地消」と言います。地産地消は、食糧自給率を上げたり輸送にかかるコストを減らしたり、安全な食べ物を供給したりするために推奨されています。 12月17日の給食[食のポイント] プルコギについてです。 プルコギは朝鮮半島の代表的な肉料理のひとつです。薄切りの牛肉を野菜や春雨と一緒に甘辛い味付けで炒めたもので「朝鮮半島風すきやき」とも言われるそうです。給食では牛肉が使えないため、豚肉を使っています。豚肉には、ごはんの栄養素をエネルギーに換えてくれるためのビタミンB1という栄養素が豊富に含まれています。 12月14日の給食[食のポイント] ほうとうについてです。 ほうとうは山梨県の郷土料理で、味噌味に南瓜の入った麺料理です。麺は平べったく太い麺です。山梨県では養蚕業(かいこから絹という糸をとる産業)が栄えたことにより、小麦を栽培する習慣ができ、このような麺料理や「おやき」などの粉もの文化が発達したと言われています。給食ではうどんの麺で、ほうとうに近い味付けのつゆで再現をしました。 12月13日の給食[食のポイント] ペンネについてです。 「ペンネ」はパスタの種類のひとつです。パスタは形によって様々な名前があります。たとえば、細長い形をしたものは「スパゲッティ」と呼ばれます。ペンネは、形がペンの先っぽに似ていることから付けられた名前です。他にも、蝶々の形に似たファルファッレ、貝殻の形に似たものは、イタリア語で「貝殻」という意味のコンキリエなどがあります。本場イタリアではソースとの絡み具合やアジの相性などで、様々な種類のパスタを楽しんでいるようです。 12月12日の給食[食のポイント] ひじきについてです。 ひじきはわかめや昆布、青のりなどの仲間で、「海藻」と呼ばれる食べ物の一種です。海藻には「ヨウ素」という栄養素が多く含まれています。この「ヨウ素」は身長を伸ばすなど、体を発育させるために必要な「成長ホルモン」というホルモンの材料になります。見た目は真っ黒ですが、今日は食べやすいようにマヨネーズで和えたサラダにしました。 12月11日の給食[食のポイント] 厚揚げについてです。 厚揚げは、豆腐を油で揚げて作られる食べ物です。豆腐は大豆から作られる食べ物ですが、大豆から作られる食べ物は豆腐や厚揚げだけでなく、たくさんの種類があります。他には油揚げや醤油、味噌、もやし、おから、豆乳、納豆、きなこ、近年では「大豆ミート」という見た目や食感がお肉にそっくりなものにまで変身する、大豆は万能な食べ物です。 12月10日の給食[食のポイント] 小松菜についてです。 小松菜は、冬が旬の葉野菜です。成長期に必要な「カルシウム」と「鉄分」という栄養素が野菜の中でも豊富に含まれています。「カルシウム」は骨の材料となり、背を伸ばしたり体を丈夫にするために必要な栄養素です。「鉄分」は血の材料となり、呼吸で取り入れた酸素を全身に運んで、体が元気に動かすはたらきをする栄養素です。 12月7日の給食[食のポイント] 大豆ミートについてです。 今日のミートソースには、挽き肉の他に、「大豆ミート」という食材が使われています。大豆ミートはその名の通り、大豆からできたお肉のような見た目や食感をする食べ物です。大豆はもともと「畑の肉」と言われるくらい、私たちの体を作る「たんぱく質」という栄養素が豊富なため、お肉を食べられない人・食べない人の貴重な栄養源となります。大豆ミートはお肉と同じ栄養素だけでなく、おなかの調子を整える「食物繊維」も多く含んでいます。 招待給食12月6日の給食[食のポイント] クラムチャウダーについてです。 クラムチャウダーは、アサリや牡蠣などの二枚貝が具に入っているスープのことを言います。一般的によく見かけるクラムチャウダーは、今日の給食のようにミルクベースのものが多いですが、トマトがベースになった赤いもの、コンソメがベースになったものなど、それぞれの地域でよくとれるものを使って、様々な種類があります。貝類には味を感じるために必要な「亜鉛」という栄養素が多く含まれています。 12月5日の給食[食のポイント] りんごについてです。 今日の焼き肉丼には、りんごをすり下ろしたものが入っています。りんごやパイナップル、キウイフルーツなどの果物に含まれる「酵素」という成分は、お肉をやわらかく、また旨味を引き出してくれるはたらきをします。酢豚にパイナップルが入っているのも、このような理由からです。肉や魚を料理をする前に30分〜1時間程度、これらのフルーツに漬け込むことが効果的です。 |
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