6月12日の給食[食のポイント] 焼き鳥についてです。 焼き鳥は、平安時代からある日本の伝統的な料理の一つです。日本の中でも地域によってさまざまな種類があり、使う鳥の部位によってもそれぞれに名前があります。一番一般的なものは、鶏のもも肉と長ねぎを交互にはさんだ「ねぎま」という種類です。給食ではたくさんの野菜が摂れるように、他にも人参や玉葱、つきこんにゃくなどを入れました。 6月9日の給食[食のポイント] 玉ねぎについてです。 玉ねぎは植物の茎の部分を食べる野菜です。玉ねぎには「塩化アリル」という成分が含まれています。これは玉ねぎを切ったときに目が痛くなり涙が出る原因になるものですが、最近の研究では、この成分が、糖尿病や高血圧などの生活習慣病を予防するのに効果があることが分かってきました。今日の玉ねぎはドレッシングに入っており、食べやすくなっています。 6月8日の給食[食のポイント] カムカムについてです。 カムカムは、アマゾンなどの熱帯雨林という、暑くて雨の多い地域で採れる果物です。見た目はサクランボのような形をしています。カムカムには風邪予防や疲労回復などに効果のある「ビタミンC」という栄養素が、ビタミンCが多いと言われるレモンの50〜60倍も入っています。味はレモンほど酸っぱくはなく、プラムやスモモに近い味がします。 6月7日の給食[食のポイント] 噛むことについてです。 6月4日から10日までは、「歯と口の健康習慣」です。噛むことは、顎を丈夫にするだけでなく、唾液の分泌をよくして虫歯を予防したり、食べ過ぎを防いだり、脳の働きを良くしたりと、さまざまな良いことをもたらします。今日のかき揚げにはよく噛んで食べるためにごぼうやにんじん、いか、インゲンなどのかたい食材を入れました。 6月6日の給食[食のポイント] お魚くん餃子についてです。 お魚くん餃子に使われている魚は、「カジキ」という種類の魚です。この「カジキ」は神奈川県で獲れたものを使っています。カジキは上あごが長く尖っている形をしています。また、泳ぐのがとても速く、25メートルプールを1秒で泳げる速さだそうです。カジキには、成長期に必要な「たんぱく質」という栄養素がたくさん入っています。 6月5日の給食[食のポイント] 地産地消についてです。 富士見小学校の給食で出てくる豆腐は、地元の豆腐屋さんが毎日朝作りたてのものを持ってきてくださいます。豆腐のほかにも、小田原の名産である練り物のちくわやはんぺん、なると、薩摩揚げなどはすべて小田原市のものを使っています。食べ物を作った土地で消費することを「地産地消」と言います。地産地消は環境や安全面などで、さまざまな良いことがあります。 6月2日の給食[食のポイント] 味噌についてです。 味噌は日本人になじみの深い調味料の一つです。生まれたのは中国や日本などさまざまな説がありますが、日本の中でも地域によってさまざまな種類の味噌があります。関西地方では「西京味噌」といって白くて甘みの強い味噌が主流です。一方愛知県では「赤味噌」といって色が赤茶色っぽく、コクのある味わいの味噌が有名です。普段私たちが口にすることが多いのは、米からできた「米味噌」と呼ばれるものです。 6月1日の給食[食のポイント] すだちについてです。 すだちは酸っぱい味が特徴のみかんやグレープフルーツなどの仲間の「柑橘類」と呼ばれる果物です。この酸っぱい味は「クエン酸」という成分です。クエン酸には、疲れた体を元気にする働きがあります。また、「殺菌作用」といって食中毒などの悪い菌から食べ物や人を守る働きもします。 5月30日の給食[食のポイント] 厚揚げについてです。 富士見小学校の給食で出てくる厚揚げは、地元のお豆腐屋さんで手づくりされた厚揚げです。厚揚げは豆腐を水切りして油の中で揚げて作られます。厚揚げや豆腐は大豆から作られています。大豆は豆腐や厚揚げの他にも、醤油や味噌などの調味料、もやし、きなこ、豆乳、湯葉、油揚げなどのさまざまな食品に加工され、食べられている食材です。 5月29日の給食[食のポイント] はちみつについてです。 今日の煮物は、はちみつで甘さを付けています。はちみつはミツバチが花の蜜を集めてできたもので、4月〜5月の今の時期が旬の食べ物です。ミツバチが集める花の蜜の種類によって味や色、風味が変わります。一番有名なものは「アカシア」の花から採れるはちみつで、他にもレンゲ、みかん、クローバーなどの花から採ったはちみつがあります。 5月26日の給食[食のポイント] アスパラについてです。 アスパラは、正式には「アスパラガス」という名前です。3月から6月が旬の食べ物です。アスパラにはグリーンとホワイトの2つの種類があります。グリーンアスパラは日の光を浴びて育ち、ホワイトアスパラは土の中で成長します。アスパラには「アスパラギン酸」というアミノ酸がたくさん入っています。これは疲れをとって身体の調子を良くする働きをします。 5月25日の給食[食のポイント] ささみについてです。 ささみというのは、鶏肉の部位の名前の1つです。から揚げやシチューで使われることが多い「もも肉」に比べて脂肪分が少なく、筋肉をつくる「たんぱく質」という栄養素がたくさん入っています。そのため、筋肉が必要なスポーツ選手や、成長期の人には積極的に食べてほしい食品のひとつです。フライでささみと一緒に入っているチーズにも、たんぱく質はたくさん入っています。 5月24日の給食[食のポイント] いかについてです。 よく、「たこには脚が8本、いかには脚が10本ある」と言われます。しかし、実はいかの脚は8本で、残りの2本はえさを獲るための「触腕」という腕だそうです。いかをよく見てみると、少し脚より長いものがあります。これが「触腕」です。いかやたこには「タウリン」という栄養素が多く含まれています。タウリンはコレステロールという成分の値を下げて、生活習慣病にかかるのを予防します。 5月23日の給食[食のポイント] カレーライスについてです。 カレーはもともとインドで生まれた料理ですが、「洋食」といってヨーロッパやアメリカなどから伝わった料理として扱われることが多いです。それは、カレーがインドからではなくイギリスという国から日本に伝わったからです。インドのカレーがイギリスに伝わり、そこで小麦粉でとろみのついた状態に変化し、それが日本に伝わり今のようなカレーライスになりました。 5月22日の給食[食のポイント] ひじきについてです。 ひじきは、海藻の一種で、春が旬の食べ物です。カルシウムや鉄分などの成長期に特に重要な栄養素がたくさん入っている食品の1つです。ひじきは漢字で書くと鹿の尻尾の野菜と書きます。(鹿尾菜)これは、ひじきの芽の部分が鹿のしっぽに似て短いからだと言われています。 5月19日の給食[食のポイント] ちくわについてです。 小田原市は、相模湾の恵みで春夏秋冬と季節によってさまざまな種類の魚介類が獲れます。昔は、今のように冷凍することができなかったので、獲った魚をできるだけ長く美味しく食べるために、「練り製品」という食べ物が生まれました。練り製品は、ちくわの他に今日のうどんに入っているなると、はんぺんやさつま揚げなどがあります。 5月18日の給食[食のポイント] 甘夏についてです。 甘夏は柑橘類の一種で、夏みかんの仲間です。3月から5月に旬を迎えます。夏みかんの酸っぱい味は「クエン酸」という成分で、レモンが酸っぱいのと同じ味です。この「クエン酸」は疲れた身体を元気にする働きがあります。また、おなかの調子を整える「ペクチン」という成分も夏みかんには入っています。 5月17日の給食[食のポイント] 青梗菜についてです。 青梗菜は、野菜の中でも「緑黄色野菜」という種類に入る野菜です。緑黄色野菜とは、漢字で「緑と黄色」の野菜と書きますが、実際にはトマトなど赤い色の野菜も緑黄色野菜に含まれます。緑黄色野菜の特徴は、「カロテン」という栄養素が多く含まれていることです。この栄養素は、皮ふや目の粘膜を丈夫に保ったり風邪や病気から身体を守る「免疫力」という力を強くさせます。 5月16日の給食[食のポイント] 鰹についてです。 鰹は、初夏と秋の年2回の旬がある食べ物です。今の時期は「初鰹」と呼ばれます。山口素堂という俳人の作品に「目には青葉 山ほととぎす 初鰹」と句があります。「目には新緑の青葉が映り、耳には山にいるほととぎすのさえずりが聞こえ、口には初鰹の味が広がるものだなあ」という意味で、初夏の情景を詠っています。今日はその初鰹を、ねぎと生姜の薬味ソースをかけたから揚げにしました。 5月15日の給食[食のポイント] ビビンパについてです。 ビビンパは、韓国の混ぜごはんの一種です。野菜を茹でて味付けしたナムルや肉、卵などをごはんとよく混ぜて食べます。「コチュジャン」という辛い味の味噌が味の特徴です。ナムルにはもやしを使うことが多いです。もやしは豆などの植物の芽を食べる野菜です。ビタミンCという風邪や病気から身体を守る栄養素がたくさん入っています。 |
|