2月19日の給食[食のポイント] かき揚げについてです。 かき揚げは、さまざまな食材を小さく刻んで天ぷら粉をまとわせ、揚げたものです。材料を「かき混ぜて」「揚げる」のでかき揚げと呼ばれるようになりました。今日のかき揚げには大豆のほかににんじん、たまねぎ、えだまめ、ベーコンといった食材が入っています。給食室で調理員さんがひとつひとつ丁寧に形を作り、揚げてくださいました。 2月16日の給食[食のポイント] ソフト麺についてです。 ソフト麺は、学校給食のために作られた日本特有の麺です。うどんに似た見た目や味をしていますが、うどんよりも伸びにくく、消化がよい加工がされています。戦後アメリカから援助された小麦粉で、パン以外に子どもたちが喜んで食べてくれる主食はないかと考えられて発明されました。現在では段々と姿を消しつつある学校給食のメニューのひとつでもあります。 2月15日の給食[食のポイント] 黒パンについてです。 黒パンには、材料に「黒糖」という砂糖が使われています。砂糖は一般的に「サトウキビ」という植物から糖分を抽出したものですが、その製造工程の中で「糖蜜」というものを取り除かず作られるのが黒糖です。黒糖には血の主成分になる「鉄分」や骨の主成分になる「カルシウム」などさまざまなミネラルが多く含まれます。 2月14日の給食[食のポイント] バレンタインについてです。 バレンタインという行事は、日本では女性から男性へチョコレートを渡して好意を伝えるものが一般的ですが、日本以外の多くの国では、男女関わらず、日頃お世話になっている人に、お菓子や花などをプレゼントすることが一般的とされています。もともとはローマ皇帝の命令に逆らって恋人たちの結婚を援助した「バレンタイン司祭」が処刑された日からきています。 2月13日の給食[食のポイント] 大根についてです。 大根は冬が旬の野菜です。水分が90%以上を占めていますが、栄養価も高い野菜のひとつです。特に根っこの部分には「カリウム」という栄養素が多く含まれています。これは摂りすぎた塩分を体の中から出して、私たちの体が浮腫んだり、足がつったりするのを防ぐ働きがあります。葉っぱの部分には、風邪予防になる「ビタミンA」という栄養素が多く含まれています。 2月9日の給食[食のポイント] みかんについてです。 今日のみかんは、小田原市の「有機の里」の方々から提供していただいたみかんです。小田原市は神奈川県の中でみかんの生産量が1位で、練り製品や梅に負けない特産品です。みかんのすっぱい味は「クエン酸」という成分で、疲れた体を元気にしたり、食欲を増進させたりする働きがあります。 2月8日の給食[食のポイント] きなこについてです。 きなこは大豆という豆を煎って粉状にした食べ物です。大豆は「畑の肉」と呼ばれるように、筋肉や血など体を作る主成分となる「たんぱく質」という栄養素が多く含まれます。また大豆には「イソフラボン」という栄養素も多く含まれています。この栄養素には「骨粗鬆症」といって骨がもろく折れやすくなってしまう病気になりにくくする働きがあります。 2月7日の給食[食のポイント] わかめについてです。 わかめや昆布など、海藻にはぬるぬるした食感を持つものが多くあります。このぬるぬるは「フコイダン」という成分です。フコイダンには「免疫力」といって病気などから体を守る力を高めたり、胃や腸など消化器と呼ばれる臓器のガンを防ぐ働きがあります。食欲がないときや胃がむかむかしたりするときには、積極的に摂ってもらいたい成分のひとつです。 2月6日の給食[食のポイント] マスカットについてです。 マスカットはおもにヨーロッパで栽培されるぶどうの総称です。薄い緑色をイメージする人が多いと思いますが、色は白っぽいものから黒色に近い紫色までさまざまな種類があります。マスカットはほとんどの品種がとてもよい香りがするのが特徴です。日本でおもに「マスカット」と呼ばれるものは「マスカット・オブ・アレキサンドリア」という名前の品種です。 2月5日の給食[食のポイント] じゃがいもについてです。 じゃがいもはエネルギーになる「炭水化物」という栄養素が多く含まれている食べ物です。ドイツなどの国では、日本で言うごはんと同じように主食として食べられています。じゃがいもは米や麦などの炭水化物を多く含む食品よりも、さまざまなビタミンが多く含まれています。特に風邪予防やケガをはやく治す「ビタミンC」という栄養素が多く含まれています。 2月2日の給食[食のポイント] 節分についてです。 節分とは季節と季節の節目の日のことを言います。日本では春、夏、秋、冬と4つ季節があるので、春から夏、夏から秋、というように合計4回の節分があります。その中でも一年の中で一番最初の節分が2月3日です。節分に豆まきをするのは「魔物」を「滅する(滅ぼす)」ため、病気や災いから身を守る縁起として行われています。 2月1日の給食[食のポイント] コーンについてです。 コーンは米や麦と並ぶ世界三大穀物のひとつです。日本ではごはんやパンのように主食として食べられることはあまりありませんが、アフリカや南アメリカの国ではトルティーヤやコーンブレッドなどにして食べられています。コーンには主食として重要な「炭水化物」というエネルギーになる栄養素が多く含まれているほか、ガンなどの病気を予防する「ビタミンE」という栄養素が多く含まれています。 1月31日の給食[食のポイント] ツナについてです。 ツナはマグロやカツオなどの魚を蒸して、油や調味料と一緒に漬け込んで作られる食べ物です。食感が鶏肉に似ていることから、「シーチキン」と呼ばれることもあります。マグロやカツオなどの身が赤い魚は、生きるために絶えず酸素を必要としていて、その酸素のためにたくさんの距離を泳ぎます。そのため、脂質が少なく成長に必要なたんぱく質という栄養素が多く含まれます。 1月30日の給食[食のポイント] 春雨についてです。 春雨は、じゃがいもやさつまいも、緑豆という豆などから「デンプン」という成分を抽出して作られる食べ物です。日本や中国だけでなく、タイヤベトナムなどのアジア圏内で広く食べられています。日本に伝わったのは鎌倉時代で、肉や魚などを使わない「精進料理」という料理によく使われていたそうです。 1月29日の給食[食のポイント] かまぼこについてです。 かまぼこは、魚のすり身を蒸してから塩や砂糖などの調味料と一緒に練って作られる「練り物」という食べ物の一種です。小田原など魚がたくさん獲れる地域で、魚を長い期間美味しく食べられるようにと工夫され誕生した食べ物です。「練り物」にはかまぼこのほかにも、竹輪やはんぺん、さつまあげ、つみれなどさまざまな種類のものがあります。今日のかまぼこは小田原市内のかまぼこ屋さんで作られたものを使っています。 1月26日の給食[食のポイント] ほうとうについてです。 「ほうとう」という料理は、山梨県の郷土料理で平べったい麺を味噌味で煮込んだ料理のことを言います。地域によってはすいとんのように、麺ではなく団子状のほうとうもあるそうです。山梨県では日常的に食べられている料理のひとつで、ほかにもざるうどんのように冷やして食べたり、お祝い事の時にはほうとうの麺にあんこをのせて食べたりするようです。 1月25日の給食[食のポイント] シナモンについてです。 シナモンは、熱帯地方のクスノキ科の植物の皮から作られる香辛料です。「スパイスの王様」と呼ばれるくらい香りに富んでいるだけでなく、漢方薬や防腐剤(食べ物などを腐りにくくする作用)としても使われます。シナモンには身体を温める作用や、胃を健康に保つ作用などがあります。 1月24日の給食[食のポイント] 小松菜豚肉丼についてです。 小松菜は冬が旬の野菜です。江戸時代に将軍がこの野菜を気に入ったことから、献上品として作られていた東京都の小松川(現在の江戸川区)の地名から名づけられたそうです。現在でも、生産量は1位が埼玉県、2位が東京都、3位が神奈川県と、関東地方で多く作られている珍しい野菜のひとつです。 1月23日の給食[食のポイント] チャツネについてです。 今日のカレーライスには、「チャツネ」という調味料が入っています。チャツネとは、南アジアや西アジアで多く使われている調味料です。各家庭ごとにさまざまな味があるそうです。今日のカレーには、フルーティーな味をつけるためにパパイヤとレーズンでできた「フルーツチャツネ」というものを使っています。 1月22日の給食[食のポイント] おこわについてです。 お米には大きく分けて2種類の種類があります。「うるち米」は普段「ごはん」として食べることが多いもので、粘り気があまり多くないのが特徴です。もうひとつは「もち米」といって、名前の通りおもちなどに加工されて食べられる、粘り気の強いお米です。この「もち米」を蒸したものが「おこわ」と呼ばれます。 |
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