7月11日の給食[食のポイント] カマスは細長い形をした白身の魚です。今日のカマスは小田原で獲れたカマスを使用しています。カマスは20以上の種類があり、大きさも様々で、大きなものでは全長180cmを超えます。魚の中では比較的脂肪が少なく、淡白な味です。そのため、どんな料理にしてもおいしく食べることができます。 7月8日の給食[食のポイント] 鹿の子揚げの鹿の子というのは、鹿の子どものことを指します。鹿の子どもには細かい斑点があり、今日の鹿の子揚げは白ごまと黒ごまで表現しました。ごまにはカルシウムや鉄分、食物繊維など成長期に必要な栄養素が豊富に含まれています。一度にたくさん食べることは難しいですが、どんな料理とも相性がよいので、食事に取り入れやすい食材です。 7月7日の給食[食のポイント] 冬瓜は今の時期が旬の夏野菜です。夏が旬の野菜の多くは、火照った体を冷ます働きのあるものです。また、カリウムという栄養素が多く、余分な塩分や水分を出して、体内のバランスを整えます。熱中症など暑さが原因で起こる病気は、塩分と水分のバランスが崩れて起こることが多いので、カリウムを多く含む夏野菜を暑い時期に食べるのは理にかなっています。 7月6日の給食[食のポイント] にんじんは、野菜の中でも「緑黄色野菜」という仲間に分類されています。緑黄色野菜というのは、「カロテン」という栄養素が100gあたり一定以上の量含まれている野菜のことを言います。他にはかぼちゃやほうれんそうなど、比較的色の濃い野菜であることが多いです。カロテンはビタミンAの前駆体(ビタミンAになる一歩手前の状態)で、必要な分だけ体内でビタミンAに変換されるので、摂りすぎるリスクが低い栄養素です。 7月5日の給食[食のポイント] 野菜は、性質によって分類されています。じゃがいも、トマト、ピーマン、ししとうなどの野菜は、ナス科の野菜です。一見まったく違うような印象を受けますが、花の形が似ていたり、寒さに弱い野菜だったりなど共通点がたくさんあります。じゃがいもは、緑色になった実の部分や芽に「ソラニン」という毒があります。食べるときは、その部分を除いて調理することが必要です。 7月4日の給食[食のポイント] 鰯は、鯵や鯖などの仲間で「青魚」といいます。背の色が青いことからそう呼ばれています。青魚にはDHAやEPAという不飽和脂肪酸が多く含まれていて、体によいといわれています。DHAには、主に脳の細胞を活性化して頭の働きをよくする効果があります。EPAには、血液をサラサラにして動脈硬化という血の塊が血管に詰まる病気を予防する効果があります。今日のつみれの鰯は、神奈川県で獲れたものを使用しています。 7月1日の給食[食のポイント] トマトは夏が旬の野菜です。「旬」というのは、たくさん収穫ができ栄養価が高く、おいしくて価格も安く食べることができる時期のことを言います。トマトには「リコピン」という栄養素が豊富に含まれています。このリコピンには血をサラサラにしたり血管や細胞を丈夫にしたりして、ガンや糖尿病、動脈硬化などの生活習慣病を予防する働きがあります。リコピンは熱に強い栄養素なので、生のまま食べても、今日のトマトソースのように加熱して食べても摂取することができます。 6月30日の給食[食のポイント] 切り干し大根は、大根を細く切って天日で乾燥させてできた食べ物です。生の大根よりも、食物繊維や鉄分、カルシウムなどの栄養素がたくさん入っています。また、干すことで大根のうまみが凝縮され、おいしい出汁が取れます。 6月29日の給食[食のポイント] ココアには、「ポリフェノール」という栄養素が豊富に含まれています。ポリフェノールにはガンや糖尿病、動脈硬化といった生活習慣病を予防する働きがあります。ポリフェノールは、ココアの他にも、チョコレートや納豆などの食品に多く含まれています。 6月28日の給食[食のポイント] 高野豆腐は、豆腐を凍らせてから乾燥させて作られた食べ物です。豆腐の栄養素がぎゅっと詰まった食材です。特に、カルシウムと鉄分が豊富に含まれています。カルシウムは骨の主成分となる栄養素、鉄分は血のもとになる栄養素です。これらは、成長期に特に重要な成分です。 6月27日の給食[食のポイント] 大根には様々な消化酵素が豊富に含まれています。消化酵素があることで食べ物の吸収がよくなります。また、胃腸の調子を整える作用もあるので、胃がむかむかしたり、おなかの調子がよくないときにも、大根は積極的に摂りたい食材です。 6月24日の給食[食のポイント] とうもろこしは、様々なビタミン・ミネラルが豊富な野菜の一種ですが、炭水化物も多いのが特徴の野菜です。メキシコなどの中米や東アフリカなどの地域では、とうもろこしが主食、日本で言うお米のような存在として食べられています。メキシコのトルティーヤは、代表的なとうもろこしからできた料理です。 6月23日の給食[食のポイント] 今日は小田原産の鯵を使ったはんぺんを煮物にしました。鯵には血液をさらさらにするEPAという不飽和脂肪酸や、認知症などの予防効果があるDHAという不飽和脂肪酸が多く含まれます。これらの脂肪酸は、体の中で作り出すことができないので、食事から摂ることが必要です。EPAやDHAは、鯵だけでなく青魚全般に多く含まれています。 6月22日の給食[食のポイント] 玄米には、白米にはほとんど含まれていないビタミンやミネラルが多く含まれています。特にエネルギーの代謝を助けるビタミンB1、余分な塩分を体から出すカリウム、そして血液の成分になる鉄分が多いです。今日はホットドッグのパンに玄米が入っています。 6月21日の給食[食のポイント] 今日は豚肉ににんにく、しょうが、玉ねぎが摩り下ろして入っています。豚肉にはビタミンB1というごはんの糖質をエネルギーに変える働きをする栄養素が含まれていますが、にんにくにはこのビタミンB1の吸収を高めてくれる「アリイン」という栄養素が豊富に含まれています。 6月20日の給食[食のポイント] カレーには様々なスパイスが入っています。その中でも「ウコン」というスパイスに含まれている「クルクミン」という成分は、脳の健康にとても大切な働きをし、認知症などの予防効果があります。また、カレーの辛味は代謝を促進するので、体を温めたり、胃腸の働きを良くしたりします。 6月17日の給食[食のポイント] 金時豆などの豆類には、「食物繊維」という栄養素が豊富に含まれています。食物繊維は、余分なエネルギーを体の外に排出したり、おなかのお掃除をしたりすることで、ガンなどの病気の原因物質も出してくれます。 また、金時豆の紫色の成分は「アントシアニン」といって、ブルーベリーなどにも多く含まれている、目によい栄養素です。 6月16日の給食[食のポイント] 唐辛子には「カプサイシン」という成分が入っています。カプサイシンは唐辛子の辛味成分で、食欲を増進させる作用や、血行を促進して体を温める作用、疲れをとる作用などがあります。他にも、辛味の効果で塩分や油分をたくさん使わなくてもおいしい料理にすることができるというメリットがあります。 6月15日の給食[食のポイント] かぼちゃやにんじんなど、緑黄色野菜と呼ばれる色の濃い野菜には、「カロテン」という栄養素が豊富に含まれています。カロテンには、皮膚や爪、目の粘膜など体の様々な部分を健康に保つ働きがあります。かぼちゃは、皮に特にたくさんのカロテンが含まれています。 6月14日の給食[食のポイント] お麩は、小麦粉をこねて水ででんぷんを洗い流すという作業を何度も繰り返し、「グルテン」というたんぱく質を取り出してできた食べ物です。エネルギーが低いにもかかわらず、たんぱく質が多いので、ヘルシーな食材として注目を浴びています。また、鉄分や食物繊維なども多く含まれています。 |
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