1月31日の給食[食のポイント] しらたきについてです。 しらたきはこんにゃくの仲間で、「こんにゃくいも」という種類のいもを加工して作られる食べ物です。この「こんにゃくいも」はいも類の中では珍しく、エネルギー源になる「でんぷん」がほとんど含まれていないのが特徴です。しかし、「食物繊維」という成分が多く含まれていて、おなかのお掃除をするのにぴったりな食品です。こんにゃくいもから作られる食品には、しらたき以外にもこんにゃく、つきこんにゃくなどがあります。 1月30日の給食[食のポイント] チンゲンサイについてです。 チンゲンサイは、中国生まれの野菜で、白菜と同じ種類の植物です。皮ふや目の健康を保つビタミンA、血液の材料になる鉄分、骨の成分になるカルシウム、風邪から身体を守るビタミンC、おなかの調子を整える食物繊維など、たくさんの栄養素が入っている野菜です。特に、油を使った料理と一緒に食べると栄養素の吸収が良くなるので、スタミナ丼と一緒に食べるのが効果的です。 1月27日の給食[食のポイント] シナモンについてです。 シナモンは暑い熱帯地域というところに生える木の皮を乾燥させて作られる香辛料の一種です。甘く少し刺激のある香りが特徴的で、果物だとりんごと相性がよく、アップルパイにもよく使われます。またシナモンロールやチャイティーなどさまざまな料理に登場することの多い、なじみの多い香辛料のひとつです。香辛料とは、独特の香りや刺激をもった調味料のことを言います。コショウや唐辛子、わさびなども香辛料の一種です。 1月26日の給食[食のポイント] 鯵の干物についてです。 鯵の干物のカリカリ揚げは、鯵の干物をそのまま油で揚げた料理です。焼いた鯵の干物は骨が硬くてすべて食べることはできませんが、揚げることによって骨もしっぽも頭もすべて食べることができます。魚を丸ごと食べることは、骨からカルシウムなど成長に大切な栄養素を摂ることができるという「良いこと」があります。ほかにも、食材を捨てる部分が減り、環境にやさしいという「良いこと」があります。 1月25日の給食[食のポイント] 白菜についてです。 白菜は、冬が旬の野菜です。英語では「チャイニーズキャベツ」と呼ばれ、キャベツの仲間で、中国生まれの野菜です。淡白な味で、どんな料理とも相性が良いのが特徴です。ほとんどが水分でできているため、エネルギーが低いですが、むくみを予防するカリウムや皮ふの調子を整えるビタミンAなど、栄養素もたくさん入っています。茎に黒い斑点があることがありますが、これは「ポリフェノール」という成分で、ガンなどの病気を予防する働きがあります。 1月24日の給食[食のポイント] 香味野菜についてです。 今日のドライカレーには、にんにく、しょうが、セロリという3種類の香味野菜が入っています。香味野菜とは、香りが強い野菜のことを総称して言います。ほかにもシソやパクチー、長ねぎやニラなども香味野菜です。それぞれに特徴的な香りがあり、この香りは食欲を湧かせたり、肉や魚の臭みを消して料理をよりおいしくしたりする働きがあります。また、「殺菌作用」といって食中毒を起こしたりする悪い菌などから食べ物を守ってくれる働きもあります。 1月23日の給食[食のポイント] ホイコーローについてです。 ホイコーローは中華料理の一種で、四川という地域で生まれた料理です。日本では豚の薄切り肉とキャベツ、ピーマンなどを甘辛い味噌味で炒めたものが一般的です。しかし、本場中国での「ホイコーロー」は、皮付きの豚肉の塊をゆで、ソンミョウというにんにくの芽と一緒に炒めたもののことを言うそうです。四川の料理は辛いのが特徴で、麻婆豆腐なども四川の料理です。 1月20日の給食[食のポイント] じゃがいもについてです。 じゃがいもは植物の茎の部分を食べる野菜です。植物の中では、なすの仲間に分けられます。「でんぷん」という種類の炭水化物が多く、ドイツなどの国では、日本で言う「お米」と同じように、主食としても食べられています。世界ではお米、小麦、じゃがいも、とうもろこしなどが主に主食として食べられていますが、じゃがいもには他の主食よりも、「ビタミンC」という栄養素が多く入っています。ビタミンCには、ストレスや病気などから身体を守る働きがあります。 1月19日の給食[食のポイント] おでんについてです。 「おでん」の始まりは、豆腐に味噌を塗って焼いた「豆腐田楽」です。この「田楽」から「おでん」という名前がつきました。今日のおでんに入っている食材は、すじぼこ、たこ天、さといも、にんじん、だいこん、こんにゃくです。すじぼこは、魚の骨も皮も丸ごとすりつぶして作られた練り物です。食材を捨てる部分が少ないので環境にやさしく、またすりつぶした骨から成長期に大切なカルシウムも多く摂ることができます。今日はカレー味のおでんにしてみました。 1月18日の給食[食のポイント] ペンネについてです。 「パスタ」とは、イタリア語で「麺類」という意味を表す言葉です。日本では、スパゲッティ生地のものを総称して「パスタ」と呼ぶことが多いです。パスタには、細長い形をした「スパゲッティ」、平べったく大きな「ラザニア」、今日の「ペンネ」など形によってさまざまな名前があります。「ペンネ」は形が万年筆のペン先に似ているので名づけられました。他にも、貝の形をした「シェル」、リボンや蝶々に似た形をした「ファルファッレ」などがあります。 1月17日の給食[食のポイント] 根菜についてです。 根菜は漢字で「根っこの野菜」と書きます。文字通り、植物の根っこを食べる野菜のことを言います。今日の味噌汁に入っている根菜は、ごぼう、だいこんです。今日は、生のだいこんときりぼしだいこんが入っています。きりぼしだいこんは大根を切ってゆでてから干して乾燥させたものです。根菜には身体を温める作用があるので、冬など身体の冷えやすい時期には積極的に摂りたい食べ物のひとつです。 1月16日の給食[食のポイント] みかんについてです。 今日の給食で出ているみかんは、小田原有機の里づくり協議会という団体からみなさんのために無償で提供していただいたものです。みかんやグレープフルーツなどの柑橘類という果物の酸っぱい成分は「クエン酸」という成分です。クエン酸には、疲れた身体を元気にする効果や、血液をサラサラにして生活習慣病から身体を守る効果があります。酸っぱい味にはクエン酸のほかにも、お酢に含まれる「酢酸」などさまざまな種類があります。 1月13日の給食[食のポイント] 小正月についてです。 昔は、1月1日の元旦から1月14日までを「大正月」1月15日から1月31日までを「小正月」と呼んでいました。「大正月」は神様を迎える行事が多いですが、「小正月」は食べ物がたくさん採れるよう祈るなど、農業や家庭的な行事が中心に行われます。15日の朝ごはんには、厄除けとして小豆粥を食べる習慣があるため、今日は金時豆を炊きました。小豆や金時豆など赤い色の豆には、悪いものから身を守る効果があると信じられています。 1月12日の給食[食のポイント] 鏡開きについてです。 鏡開きとは、お正月に神様や仏様に供えた「鏡餅」を下げて食べる、日本の伝統行事のひとつです。神様や仏様に感謝し、またその供えられたものである「鏡餅」を食べることで、1年間、病気になったり災いにあったりしないようお祈りをします。このお餅はお汁粉やお雑煮にして食べられることが多く、今日は白玉団子を「鏡餅」に見立ててお雑煮にしました。 1月11日の給食[食のポイント] カリフラワーについてです。 今日のシチューに入っている冬野菜は、にんじん、玉ねぎ、かぶ、はくさい、カリフラワーです。カリフラワーは、ブロッコリーが突然変異してできた野菜と言われています。風邪予防やきれいなお肌作りに欠かせない「ビタミンC」という栄養素がたくさん入っています。ビタミンCは熱に弱い栄養素ですが、カリフラワーはゆでてもレモンより多くのビタミンCを摂ることができます。 |
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