3月3日の給食[食のポイント] ひな祭りについてです。 今日は、ひな祭り献立です。ひな祭りは「桃の節句」とも呼ばれ、桃の花が咲く3月〜4月にかけての行事です。もともとは、平安時代の「流し雛」という行事や、雛人形を祀ることで厄除けを祈願する「上巳の節句」という儀式があり、それらが合わさって現在のような行事になりました。今日は、春の訪れを感じる山菜をうどんに入れました。 3月2日の給食[食のポイント] 菜の花についてです。 菜の花は、2月から4月までの今の時期が旬の春野菜です。緑黄色野菜といって、野菜の中でも特にβカロテンという栄養素が豊富に含まれています。この栄養素は、体の中で必要な分だけビタミンAに変換されて使われます。肌をつやつやにしたり、目が乾くのを予防したりする働きがあります。 3月1日の給食[食のポイント] タンドリーチキンについてです。 タンドリーチキンは、鶏肉にカレー粉やヨーグルト、ケチャップなどの調味料を漬け込んで焼いたものです。お肉はそのままで焼くより、ヨーグルトや果物の果汁、砂糖水などに漬け込んでから焼くと、やわらかく美味しく食べることができます。また、カレー粉などのスパイスと一緒に調理することで、臭みを消すことができます。 2月28日の給食[食のポイント] ツナについてです。 「ツナ」はマグロのことを言います。マグロには成長期に特に重要な「たんぱく質」と「鉄分」が多く含まれています。たんぱく質は、血や髪の毛、皮膚など、体の組織を作る材料になります。「鉄分」は体中に酸素が運ばれるための「ヘモグロビン」という物質の材料になります。 2月27日の給食[食のポイント] もやしについてです。 もやしは豆などの種子(種)を暗い場所で発芽させたものを総称して言います。大豆や緑豆などを発芽させたものが一般的に「もやし」として多く売られています。どんな食材や調味料とも相性が良く、さまざまな料理に使われます。もやしには風邪などの病気から体を守り、お肌をきれいにする「ビタミンC」という栄養素が多く含まれています。 2月24日の給食[食のポイント] カレー南蛮についてです。 「南蛮」という言葉は、西洋(ヨーロッパ)、特にポルトガルやオランダのことを言います。カレー南蛮の「南蛮」はねぎのことで、それらの国の人がねぎを好んで食べていたのでそう名づけられたそうです。他にも西洋から伝わった食材や調理法を使った料理には「南蛮」という言葉が入ることが多いです。 2月23日の給食[食のポイント] ジンギスカンについてです。 ジンギスカンとは、羊の肉を使った焼肉のことを言います。主に北海道の郷土料理で、山のような形をした「ジンギスカン鍋」を使って料理します。羊の肉は牛肉や豚肉に比べて臭みが強いので、にんにくやしょうがで臭みを消し、りんご果汁やお酢で酸味をつけたソースが合い、これを「ジンギスカンソース」と呼びます。ジンギスカンソースには大きく分けて味噌味と醤油味があります。今日のジンギスカンソースは、醤油味です。 2月22日の給食[食のポイント] ココアについてです。 ココアは「カカオ」という果実の中の「カカオ豆」から脂肪分を取り除いてできた食べ物です。ポリフェノールという栄養素がたくさん含まれています。ポリフェノールは、ガンや糖尿病、高血圧症、動脈硬化などの生活習慣病の原因となる「活性酸素」という悪い物質から体を守るはたらきをします。ポリフェノールはココア以外にもぶどうやブルーベリーなどの果物、お茶、チョコレートなどにも多く含まれています。 2月21日の給食[食のポイント] コーヒーについてです。 コーヒーには眠気を覚ます「カフェイン」という成分が入っています。カフェインには、眠気を覚ます効果以外にも、疲れをとったり、集中力をアップさせたりする作用があります。コーヒー以外にも、紅茶や緑茶などのお茶類、コーラなどさまざまな食べ物・飲み物に含まれています。しかし、摂りすぎると逆に疲れがとれなかったり、眠れなくなってしまったりすることもあるので、必要に応じて摂る事が大切な成分です。 2月20日の給食[食のポイント] 開花丼についてです。 開花丼とは、たまねぎとお肉を使ったどんぶりのことを言います。明治時代まで、たまねぎという野菜は日本にありませんでした。明治時代に江戸時代までなかった西洋の文化がたくさん入ってきた現象を「文明開化」と言います。この「文明開化」をもじって「開花丼」と名づけられました。卵でとじるものや、牛肉を使うレシピもあります。 2月17日の給食牛乳・味噌ラーメン・お魚くん餃子 [食のポイント] メンマについてです。 メンマは、たけのこを乳酸発酵させてできた食べ物です。しなちくと呼ばれることもあります。たけのこは採ってすぐにゆでたり焼いたりと調理しないと、「えぐ味」といって、苦いような、渋いような味が出てきてしまうので、旬の時期以外は水煮になったものや、メンマのように加工した状態で売られていることが多いです。 2月16日の給食[食のポイント] かんぴょうについてです。 かんぴょうはユウガオという植物の果実を薄く切って干してできた食べ物です。お寿司の「かんぴょう巻き」の中の具は、このかんぴょうを甘辛く煮付けたものです。かんぴょうには食物繊維とカリウムという栄養素が豊富に含まれています。食物繊維はおなかの調子を整え、カリウムは体の中の余分な水分を外に出すはたらきをします。 2月15日の給食[食のポイント] ビーフンについてです。 ビーフンは中国で生まれた、お米の粉を麺の形に加工したライスヌードルのひとつです。ビーフン自体は中国で生まれましたが、台湾やベトナム、シンガポール、タイ、ミャンマー、スリランカなど東南アジアのさまざまな国で独自の調理法で食べられています。ベトナムでは生春巻きの中にビーフンを入れます。シンガポールやスリランカではカレー味にして食べることが多いようです。 2月14日の給食[食のポイント] バレンタインについてです。 バレンタインは、古代ローマ帝国で起こった事件がきっかけで誕生した行事です。当時のローマ皇帝が、兵隊の戦う意欲を下げないようにと結婚を禁止する命令を出しました。これを悲しんだ恋人を哀れに思ったバレンタイン司祭が、内緒で結婚式を挙げさせていたことで、バレンタイン司祭は2月14日に処刑されてしまいました。この処刑されたバレンタイン司祭を奉る行事が、バレンタインの始まりです。女性から男性にチョコレートを渡す習慣は、日本独自のものです。 2月13日の給食[食のポイント] 生姜についてです。 生姜は生の状態と加熱した状態で、違う働きをする食材のひとつです。生の状態で食べると、胃の働きをよくして消化を促進させたり、吐き気を抑えたりする働きがあります。一方、今日のように加熱した生姜には、血行といって血を体の隅々まで運ぶことで、体全体を温める働きや、老化防止の効果があります。また、生姜には強い殺菌作用があり、肉や魚の臭みを取ったり、食中毒の予防効果もあります。 2月10日の給食[食のポイント] ミートソースについてです。 ミートソースは、たまねぎやセロリーなどの香味野菜を刻み、ひき肉、トマトと合わせて煮込んだイタリア・フランス料理のソースのことを言います。イタリアのボローニャ地方で誕生したので、ボローニャやボロネーゼと呼ばれることもあります。今日のように麺と合わせて食べたり、ホワイトソースとともにラザニアの具としてはさんだり、イタリアやフランスでは一般的によく食べられる料理の一種です。 2月9日の給食[食のポイント] すき焼きについてです。 すき焼きは砂糖と醤油をベースにした味で、肉や野菜、豆腐、しらたきなどの食材を煮込んだ料理です。すき焼きと名づけられた理由はいくつかあり、農作業で使う道具の「鋤」を鉄板の代わりにしたという説、薄切りの肉を意味する「剥き身」から由来したという説などがあります。東京や横浜では牛肉を使うのが一般的ですが、地方によっては豚肉や鶏肉を使うところもあるそうです。 2月8日の給食[食のポイント] 米粉マカロニについてです。 今日のハートマカロニは、米粉で作られたマカロニです。マカロニは小麦粉を使って作られる事が多いですが、最近では食料自給率を上げるためや、米離れをなくすため、作る技術の向上などの理由で、さまざまな米粉を使った食べ物が誕生しています。給食でも、できるだけ国産の食材を使っているので、米粉マカロニや米粉などを積極的に使っています。 2月7日の給食[食のポイント] かき揚げについてです。 かき揚げはてんぷらの一種で、さまざまな食材を小さく切って小麦粉や卵、水で溶いたものの中でかき混ぜ、揚げたものです。“かき”混ぜて“揚げ”たのでかき揚げと呼ばれるようになりました。今日のかき揚げは、給食室で調理員さんがひとつひとつ丁寧に形を作り、揚げてくださった手作りのかき揚げです。中身は大豆、にんじん、たまねぎ、ベーコン、枝豆が入っています。 2月6日の給食[食のポイント] 小松菜についてです。 小松菜は冬が旬の野菜です。神奈川県は埼玉県、東京都に次ぎ全国で3位の生産量があります。今日の小松菜も神奈川県内で採れたものを使っています。小松菜には鉄分とカルシウムという2つの栄養素が多く入っています。鉄分は血を作るもとになり、体に酸素を運ぶ働きをします。カルシウムは骨や歯などの主成分になります。2つとも成長期には特に重要な栄養素です。 |
|