12月14日の給食[食のポイント] ラビオリについてです。 ラビオリはイタリアで誕生した料理で、小麦粉で作ったパスタ生地を薄くのばしたものの間に、挽肉やみじん切りにした野菜などを包んだもののことを言います。ゆでたり、スープに入れたり、今日のようにソースに絡めたり色々な食べ方があります。ソースは今日のカレー味以外にも、トマトソースやクリームソースなどさまざまなソースと相性が良いです。 12月13日の給食[食のポイント] ビビンバについてです。 ビビンバは韓国料理の一種で、ナムルや肉、卵などをごま油やコチュジャンで和えてごはんと混ぜて食べる料理です。韓国では手軽な家庭料理や屋台のメニューとして一般的です。種類も多くあり、ユッケをのせたものやたこや貝など海産物をのせたもの、野菜を多く使ったものがあります。 12月12日の給食[食のポイント] おでんについてです。 小田原は相模湾の恵みで、魚がたくさん獲れます。その魚をより長く、おいしく食べるために、さまざまな加工品が発明されました。おでんの具の練り製品も、その中のひとつです。今日入っている焼き竹輪、さつま揚げ、はんぺんはすべて小田原市で作られています。特にはんぺんは、コンビニなどで売られている山芋の入ったはんぺんではなく、魚のみのしっかりした食感が小田原ならではの特徴です。 12月9日の給食[食のポイント] 八宝菜についてです。 八宝菜は、「五目うま煮」とも呼ばれる中華料理です。中国の浙江省など、黄海という朝鮮半島と中国の間にある海に近い地域で誕生した料理です。漢字で書くと「八つの宝の菜」となりますが、これは「八種類の食材が入っている」と言う意味ではなく「多くの種類の食材が入った」という意味です。 12月8日の給食(デザートリザーブ) [食のポイント] 鯛めしについてです。 小田原のお弁当として有名な鯛めしは、明治40年ころ発明されました。魚を蒸して丁寧に骨取りをしてから調味料で和える、とても手間のかかる料理です。今日の鯛そぼろも、給食室で調理員さんがひとつひとつ一生懸命骨取りをしてくださいました。 12月7日の給食[食のポイント] ホワイトシチューについてです。 ホワイトシチューは、第二次世界大戦後の貧しい中、学校給食で比較的はやい時期に登場したメニューのひとつです。ユニセフから寄付された脱脂粉乳を用い、当時は「白シチュー」と呼ばれていたそうです。日本のもののようにとろみのついたシチューは海外にはあまりないようで、海外ではカレーライスやラーメンと同様、日本の料理として扱われることが多いようです。 12月6日の給食けんちん汁 [食のポイント] けんちん汁についてです。 けんちん汁は、大根やにんじん、ごぼう、さといも、こんにゃくなどをごま油で炒めて昆布や椎茸のだしで煮込んだものがはじまりです。このように材料に動物性の食材を使わず、植物性のものだけを使った料理を「精進料理」と言い、仏教の教えから由来した料理の一つです。今ではかつおだしを用いたり、鶏肉などを入れたりするレシピも多くあります。 12月5日の給食[食のポイント] ハヤシライスについてです。 ハヤシライスは、薄切りにした牛肉や豚肉と玉ねぎをデミグラスソースで煮込んだ料理のことを言います。デミグラスソースは、小麦粉をバターで色づくまで炒めたルウに、フォン・ド・ボーという肉と野菜を煮込んだだしを加え、ワインなどで風味付けした、さまざまな食べ物の旨味がギュッと詰まったソースです。 12月2日の給食[食のポイント] きつねうどんについてです。 関東では、甘辛く煮付けた油揚げをのせたうどんをきつねうどん、天ぷらや揚げ玉をのせたうどんをたぬきうどんと呼びます。関西ではきつねうどんは関東と同じで油揚げをのせたうどんですが、「たぬき」と呼ばれるものは、油揚げをのせたそばのことを指します。揚げ玉をのせたものは、関西では「ハイカラ」と呼ばれます。 12月1日の給食[食のポイント] 麻婆豆腐についてです。 麻婆豆腐は、中華料理の一種です。中華料理は、大きく分けて広東、四川、上海、北京の4つの種類があり、麻婆豆腐は四川料理に分類されます。四川料理の特徴は、唐辛子や山椒などの香辛料を多く使うところで、他にはエビチリや坦坦麺、サンラータンなどが代表的です。 11月29日の給食[食のポイント] マッシュルームについてです。 マッシュルームはきのこ類の中でも特にエネルギーが低い食材です。種類は主に色の違いで、ホワイト、オフホワイト、クリーム、ブラウンの4種に大別できます。栄養価にほとんど差はありませんが、ホワイトよりもブラウン種のものの方が香りが豊かだと言われています。マッシュルームを含め、きのこ類には食物繊維が豊富に含まれています。 11月28日の給食[食のポイント] 豚汁についてです。 豚汁は、豚肉と根菜類を味噌味で煮た汁物です。豚肉から出る油が汁の表面を多い、熱が逃げるのを防いでくれるので、寒い時期に冷めにくいのが特徴です。これから寒さがより厳しくなる時期には、豚汁などのように汁物に油分や油分を含む食材を入れたり、澱粉などでとろみをつけたりすることで汁が冷めにくくなり、より長い時間温かいまま食べることができます。 11月25日の給食[食のポイント] りんごについてです。 今日のフルーツケーキに入っている果物は、りんごです。りんごにはたくさんの品種があり、現在登録されているものだけで7500以上あるそうです。日本で一番生産されている品種は「ふじ」という品種のりんごです。ほかに「王林」や「紅玉」、「津軽」「ジョナゴールド」など、品種によって色や形、味、食感もさまざまです。 11月24日の給食[食のポイント] 大根についてです。 大根は11月〜2月にかけて旬を迎える、今が一番おいしい時期の野菜です。生で食べても煮たり焼いたりしてもおいしく食べることができます。生で食べると、胃腸の調子を整えたり消化吸収を促進させたりする効果があり、加熱しても食物繊維やカリウムなどの栄養素で、おなかのお掃除をしたり、余分な塩分を体から出す働きをしたりします。 11月22日の給食[食のポイント] 鯖についてです。 鯖は鮮度の低下がとてもはやい魚として有名です。「サバを読む」という言葉の語源も、この性質から由来しています。鮮度が落ちる原因は、ヒスチジンというアミノ酸の一種がヒスタミンに変わってしまうからですが、このヒスチジンは、成長の促進に関与する栄養素なので、特に成長期には必要な栄養素のひとつでもあります。 11月21日の給食[食のポイント] 大豆ミートについてです。 大豆ミートは、生の大豆を皮ごと特殊な機械で熱・圧力を加え、ブロックやミンチなどさまざまなお肉に近い形に成形し、乾燥させたものです。ベジタリアンやヴィーガンなどお肉を食べない人を中心に、近年需要が高まってきている食材です。もともとの原料は大豆なので、良質な植物性たんぱく質が摂れます。今日のキーマカレーには挽肉とミンチ状の大豆ミートが半分ずつ入っています。 11月18日の給食[食のポイント] カジキについてです。 今日のお魚くん餃子で使われている魚は、カジキです。カジキは小さいものでも体長1m以上、大きいものだと全長4m以上、体重700kg以上のものもあるそうです。低カロリーでたんぱく質が多く、ビタミンやミネラル類も含まれている栄養価の高い食材です。マグロと似ていますが、マグロとは違う種類の魚です。 11月17日の給食[食のポイント] ねぎについてです。 ねぎには、特有の香りがあります。これは硫化アリルという成分で、食べもので摂った栄養素を体の中でエネルギーに換えるビタミンB1という栄養素の働きを助けます。この硫化アリルはねぎの他にも、玉ねぎやにんにく、にら、らっきょうなどの野菜に多く含まれています。 11月16日の給食[食のポイント] チリコンカンについてです。 チリコンカンはメキシコ系のアメリカ料理のひとつです。挽肉と玉ねぎ、トマト、チリパウダー、いんげん豆の入ったものが一般的です。チリコンカンには地域(州)によってさまざまな種類があり、テキサス風チリ、シンシナティチリ、ベジタリアンチリなど、その土地や食べる人の特徴に合ったものになっています。 11月15日の給食[食のポイント] かまぼこの日についてです。 今日11月15日は、全国蒲鉾水産加工業協同組合連合会で定められた「かまぼこの日」です。平安時代の書物に、永久三年、関白右大臣東三条への移御のときの祝宴の図があり、そこにかまぼこが載っているそうです。現在わかっている最も古いかまぼこに関する書物なので、永久三年を西暦に換算した1115年にちなんで、11月15日がかまぼこの日になりました。 |
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