12月21日の給食アイスクリーム [食のポイント] レーズンについてです。 レーズンはぶどうを乾燥させた食べ物です。乾燥させることにより生のぶどうより栄養素がギュッと濃縮されます。カルシウム、マグネシウム、鉄分、食物繊維が多く含まれています。特に、カルシウムとマグネシウムの含まれている量の比率のバランスが良いです。カルシウムが一番骨として定着しやすい2:1の割合で含まれているので、成長期には特に食べてほしい食材のひとつです。 12月20日の給食[食のポイント] イカについてです。 イカには「タウリン」という栄養素が豊富に含まれています。タウリンはコレステロールという物質の代謝を促進することで、血液をサラサラにし、生活習慣病などを予防する働きがあります。また、イカ自身は低カロリー・低脂肪でたんぱく質が多く含まれているので、スポーツ選手など筋肉をつける必要がある人にも好まれる食材のひとつです。 12月19日の給食[食のポイント] 鮭についてです。 鮭のきれいなオレンジ色は、「アスタキサンチン」という抗酸化物質です。抗酸化物質というのは、ガンなどの病気のもとになる活性酸素から身体を守ってくれるもので、ほかにもブルーベリーなど紫色の食べ物に含まれている「アントシアニン」なども抗酸化物質のひとつです。鮭と同じ「アスタキサンチン」は、ほかにエビやカニなどにも多く含まれています。 12月16日の給食[食のポイント] もやしについてです。 もやしは、植物、主に豆類の種子を水に漬けて暗い部屋で発芽させた野菜のことを言います。一般的に売られているもやしは「緑豆」という豆を発芽させたものですが、ほかにも大豆から発芽した「大豆もやし」、アルファルファという豆を発芽させた「アルファルファもやし」など、さまざまな種類があります。もやしにはビタミンCを筆頭に多くの栄養素が含まれています。 12月15日の給食[食のポイント] 大根についてです。 大根は90%以上が水分でできている野菜ですが、さまざまな消化酵素やビタミン・ミネラルにも富んだ、風邪の流行る今の時期にぴったりな食べ物です。おでんや鍋物、味噌汁などで食べると身体を温める作用があり、生でサラダや大根おろしなどにして食べると、消化吸収が良くしたり、殺菌作用をもたらしたりしてくれます。 12月14日の給食[食のポイント] ラビオリについてです。 ラビオリはイタリアで誕生した料理で、小麦粉で作ったパスタ生地を薄くのばしたものの間に、挽肉やみじん切りにした野菜などを包んだもののことを言います。ゆでたり、スープに入れたり、今日のようにソースに絡めたり色々な食べ方があります。ソースは今日のカレー味以外にも、トマトソースやクリームソースなどさまざまなソースと相性が良いです。 12月13日の給食[食のポイント] ビビンバについてです。 ビビンバは韓国料理の一種で、ナムルや肉、卵などをごま油やコチュジャンで和えてごはんと混ぜて食べる料理です。韓国では手軽な家庭料理や屋台のメニューとして一般的です。種類も多くあり、ユッケをのせたものやたこや貝など海産物をのせたもの、野菜を多く使ったものがあります。 12月12日の給食[食のポイント] おでんについてです。 小田原は相模湾の恵みで、魚がたくさん獲れます。その魚をより長く、おいしく食べるために、さまざまな加工品が発明されました。おでんの具の練り製品も、その中のひとつです。今日入っている焼き竹輪、さつま揚げ、はんぺんはすべて小田原市で作られています。特にはんぺんは、コンビニなどで売られている山芋の入ったはんぺんではなく、魚のみのしっかりした食感が小田原ならではの特徴です。 12月9日の給食[食のポイント] 八宝菜についてです。 八宝菜は、「五目うま煮」とも呼ばれる中華料理です。中国の浙江省など、黄海という朝鮮半島と中国の間にある海に近い地域で誕生した料理です。漢字で書くと「八つの宝の菜」となりますが、これは「八種類の食材が入っている」と言う意味ではなく「多くの種類の食材が入った」という意味です。 12月8日の給食(デザートリザーブ) [食のポイント] 鯛めしについてです。 小田原のお弁当として有名な鯛めしは、明治40年ころ発明されました。魚を蒸して丁寧に骨取りをしてから調味料で和える、とても手間のかかる料理です。今日の鯛そぼろも、給食室で調理員さんがひとつひとつ一生懸命骨取りをしてくださいました。 12月7日の給食[食のポイント] ホワイトシチューについてです。 ホワイトシチューは、第二次世界大戦後の貧しい中、学校給食で比較的はやい時期に登場したメニューのひとつです。ユニセフから寄付された脱脂粉乳を用い、当時は「白シチュー」と呼ばれていたそうです。日本のもののようにとろみのついたシチューは海外にはあまりないようで、海外ではカレーライスやラーメンと同様、日本の料理として扱われることが多いようです。 12月6日の給食けんちん汁 [食のポイント] けんちん汁についてです。 けんちん汁は、大根やにんじん、ごぼう、さといも、こんにゃくなどをごま油で炒めて昆布や椎茸のだしで煮込んだものがはじまりです。このように材料に動物性の食材を使わず、植物性のものだけを使った料理を「精進料理」と言い、仏教の教えから由来した料理の一つです。今ではかつおだしを用いたり、鶏肉などを入れたりするレシピも多くあります。 12月5日の給食[食のポイント] ハヤシライスについてです。 ハヤシライスは、薄切りにした牛肉や豚肉と玉ねぎをデミグラスソースで煮込んだ料理のことを言います。デミグラスソースは、小麦粉をバターで色づくまで炒めたルウに、フォン・ド・ボーという肉と野菜を煮込んだだしを加え、ワインなどで風味付けした、さまざまな食べ物の旨味がギュッと詰まったソースです。 12月2日の給食[食のポイント] きつねうどんについてです。 関東では、甘辛く煮付けた油揚げをのせたうどんをきつねうどん、天ぷらや揚げ玉をのせたうどんをたぬきうどんと呼びます。関西ではきつねうどんは関東と同じで油揚げをのせたうどんですが、「たぬき」と呼ばれるものは、油揚げをのせたそばのことを指します。揚げ玉をのせたものは、関西では「ハイカラ」と呼ばれます。 12月1日の給食[食のポイント] 麻婆豆腐についてです。 麻婆豆腐は、中華料理の一種です。中華料理は、大きく分けて広東、四川、上海、北京の4つの種類があり、麻婆豆腐は四川料理に分類されます。四川料理の特徴は、唐辛子や山椒などの香辛料を多く使うところで、他にはエビチリや坦坦麺、サンラータンなどが代表的です。 |
|