少し早いですが、今年も調理実習でお雑煮を作る時季になりました
2年生最後の調理実習はお雑煮です。包丁にも慣れてきたようで、ピーラーを使わずにダイコンやニンジンの皮をむき、薄く短冊に切りました。最近は便利な粉末出汁調味料がありますが、素材本来の美味しさを知ってもらいたいので、昆布と鰹節から出汁を取ることにも挑戦しました。短い時間の中で、4つの分担に分かれ、最後に合わさって完成を目指す実習です。チームの協力が問われる実習でしたが、校長先生もご馳走になり、完成したお雑煮に舌鼓を打ちながら、一足早くお正月の雰囲気を味わいました。
学校図書館より27 イラストレーターの仕事
2年生は12月に職場体験学習がありますね。著者のたかいよしかずさんは、「怪談レストラン」シリーズの挿し絵を描いたイラストレーターです。図画工作が大好きだったたかいさんは、中学生のころは「将来はマンガ家になりたい」と思っていたそうです。「勉強というのは、今の自分のためではなく、将来の自分のためにするものなんだと思います」と書いています。
仕事をどんなふうに選べばよいのか気になる人や、マンガやイラストを描く仕事に興味のある人は、ぜひ読んでみてください。 ■『キャラクターデザインの仕事』たかいよしかず(大日本図書)1400円(本体)【分類726】 学校図書館より26 切り絵の絵本学校図書館には絵本もあります。これはイスラエルの絵本で、絵はすべて「切り絵」で描かれています。 ■『紙のむすめ』ナタリー・ベルハッセン:文 ナオミ・シャピラ:絵 もたいなつう:訳(光村教育図書)1400円(本体)【分類929】 ■10/27(木)〜11/9(水)は秋の読書週間です。 学校図書館より25 YAブックガイド
「本を紹介するための本」が、この『YAブックガイド150!』です。YAとはyoung adult(ヤングアダルト)のことで、大人の一歩手前にいる10代後半ぐらいの若者を指しています。この本は、若者向けの「読書の入口」のようなものです。
図書委員会でおこなったアンケートで「好きな作者」の上位に挙がった有川浩の『明日の子供たち』や、映画化された宮部みゆきの『ソロモンの偽証』といった小説はもちろん、お金を稼ぐとはどういうことなのかという西原理恵子の『この世でいちばん大事な「カネ」の話』という本など、150冊が紹介されています。 ■『今すぐ読みたい!10代のためのYAブックガイド150!』監修:金原瑞人/ひこ・田中(ポプラ社)1800円(本体)【分類019】 ■10/27(木)〜11/9(水)は秋の読書週間です。 学校図書館より24 真田十勇士
天涯孤独の少年・佐助はある老人を助けたことから、その老人・戸沢白雲斎に弟子入りし忍びの修行を始めます。修行を始めて4年、佐助は一人前の忍びとして認められ、白雲斎にこう言われます。「よし、おぬしは今日から猿飛じゃ。猿飛佐助と名乗るがよい。」そして14歳になった佐助は、真田の殿様のために戦う初陣に向かうのです。
NHKでは大河ドラマ「真田丸」が放送されていますが、この小説は徳川家康と敵対する真田幸村に仕える家臣10人の冒険物語です。 ■『真田十勇士 1参上、猿飛佐助』小前亮(小峰書店)1400円(本体)【分類913】 ※シリーズ1〜3がそろっています。 ■10/27(木)〜11/9(水)は、秋の読書週間です。 |
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