図書室だより 12月13日(木)

 学校司書さんの本の紹介コーナーです。今年の冬休みは例年より長いです。年末年始を含め、充実した休みにするには計画が大切。皆さんは、読む本をもう決めましたか?図書だより「ひょっこりほん」やこのHPを参考にしてくださいね。

今回、紹介する本は・・・・・「クリスマスを探偵と」

  (伊坂幸太郎 著 マヌエーレ・フィオール 絵  河出書房新社)

 12月も押し迫っている今回は、この季節にぴったりのクリスマスの本を紹介します。

 ドイツ・ローテンブルクのクリスマスイブの一夜を舞台に繰り広げられる、探偵と不思議な男性との幻想的で不思議な物語が描かれています。
 これは絵本ですが、伊坂氏が学生時代に書いた物語をもとに、大幅な加筆・修正を行い世に送りだしという作品とのこと。長編ではなく、難しい伏線もないほっこり系ストーリーですが、子どもに読み聞かせるというよりはむしろ、クリスマスに暖を取りながら一人でゆっくり堪能したい大人向けの絵本だと思います。
 伊坂氏の作品はこのほか「ゴールデンスランバー」「アヒルと鴨のコインロッカー」「アイネクライネナハトムジーク」などがあります。

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