学校図書館より(19)いつもどおりの夏の夜。暑くて騒々しくて、みんな忙しい。 そんな夜、突然、停電に。頼りになるのは、ろうそくと懐中電灯だけ。まちは暗くひっそりと静まりかえる。 忙しかった家族も、みんなでのんびりゆったり。あわただしい現代の暮らしで失いかけた団らんを、取り戻した家族の物語です。 ■『くらくて あかるい よる』ジョン・ロッコ:作 千葉茂樹:訳(光村教育図書) 学校図書館より(18)あるとき、動物保護シェルターに大けがをした犬がやってきました。 そこにいた黒い子ねこは、そっと近づいてぴったりと寄り添い、体をなでつけ始めました。それが、ねこが看護師(かんごし)として働き始めた最初でした。 ラディは本当にいるねこです。看護猫ラディのけなげな姿に、絵本を読む人もきっと元気づけられるはずです。 ■『ねこの看護師 ラディ』渕上サトリーノ:文 上杉忠弘:絵(講談社) |
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