学校図書館より(30)
学校司書が本を紹介します。
11月9日まで秋の読書週間です。時には、ひとりでじっくり本を読んでみましょう。 『モモ』 円形劇場に住みついた少女、モモ。 街の人々は相談をし、モモの面倒をみることになります。 モモに話を聞いてもらうと、固くなった心がやわらかくなり、悩みが消えていきます。 そんなふしぎな力を持つモモは、街の人にとってかけがえのない存在になっていくのでした。 そんなある日、街に「灰色の男たち」が現れます……。 時間どろぼうに盗まれた時間を人間に返してくれた女の子の、ふしぎな物語です。 ■『モモ』 ミヒャエル・エンデ 作 大島かおり 訳 (岩波少年文庫) |
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