積極的に木を使うことは、森を守ることにつながる2(5/22)
5年生は朝からバスに乗って小田原市いこいの森に出かけました。5年生は社会科で林業や環境問題について学びます。今日は、小田原の自然林や人工林の中を散策するとともに、チェーンソーを使った間伐の様子を見学しました。講師の方からは、五感を使って森を体験しましょうと話がありました。森の木々や生き物を見る、風の音や小鳥のさえずりを聞く、木や植物のにおいをかぐ、クワやサンショウの実を味わう(希望者)、木肌の手触りを確かめるなど行いました。間伐見学では、ヘルメットをかぶってヒノキが勢いよく倒れる様子を間近で見たり、チェーンソー(動かないもの)の重さを実際にもって確かめたりをしたりしました。散策をしていく中で、人工林はまっすぐに木が生えていることや天然林はいろいろな樹木の種類があり整理されていないことがわかりました。積極的に木を使うことでその収入が森林を管理するところにいく、そのお金を使って植樹したり、間伐したり、伐採したりする。その循環を作っていくことが大切だということがわかりました。子どもたちは、切ったばかりの切り株のにおいやクワの実の甘さ、風の音などを全身で感じることができたようです。
森林学習の最終段階として、間伐材を使った箸づくりを行います。小田原産の木で自分が作ったお箸を使って食べるご飯はきっと最高の味でしょうね。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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