『しあわせなときの地図』
図書室にある本を、学校司書が紹介します。
■ソエは机の上に地図を広げます。生まれてからずっと暮らしてきた町の地図です。明日にはこの町を離れなくてはいけないのです。戦争のせいで、家族とともに逃げなければならなくなったのです。 ■ソエは、10年間楽しいことがあった場所にしるしをつけ、線でつなげてみました。すると、驚いたことに……! ■戦争の悲しさ、理不尽さ、そして小さな希望を描いた、心に響く絵本です。 『しあわせなときの地図』 フラン・ヌニョ 文 スザンナ・セレイ 絵 宇野和美 訳 (ほるぷ出版) |
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