ういろう

学区にあるういろうさんについて調べてきました。

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小田原にある「ういろう」(外郎)は、お菓子やお薬をうっているとても有名なお店です。外郎さんは、1504年に小田原にお店を出しました。外郎さんは中国から日本の博多、京都、そして小田原に来ました。小田原に来たときには朝廷よりお祝いの手紙が届いたそうです。ういろうの名前の由来は1368年に中国から日本に来た初代陳延祐(ちんえんゆう)という人の役職名・礼部員外郎(れいぶいんがいろう)からとって、外郎(ういろう)という名前がついたそうです。 お店はお城の形をしていて魅力的です。中に入ると開放的な空間が広がります。 このういろうの建物は、1504年に建てた建物を復元し、今の建物は、平成9年に建てられました。棟が多数あるので八棟作りという建物で国道沿いでひときわ目立つ建物です。お店の奥に博物館があって、歌舞伎で有名な「外郎売」の資料など貴重な物があります。 ういろうさんでは初めは薬だけを作っていたそうです。途中から中国からのお客様におもてなしをするためにお菓子が作られるようになりました。お菓子がめずらしい物だった昔は原料として黒砂糖と米粉を蒸した蒸し菓しでした。いまではういろう以外にもたくさんの種類のお菓子があり、薬とともに売っています。ただ薬は、小田原でしか買えません。

ういろうさんのHPです。

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