校長あいさつ

校長 瀬戸 由里子

金次郎像s

本校は、昭和52年4月1日、小田原市の24校目の小学校として開校しました。『報徳』という名の由来は、郷土の偉人、二宮尊徳(金次郎)先生の教え(報徳思想)にちなんでいます。この教えは、「至誠・勤労・分度・推譲」の実践の中で、初めて人は豊かに暮らすことができるという意味を持っています。子どもたちはこのような教えを学びながら学校生活を送っています。
 校章にデザインされた仙了川は、今も清らかな水をたたえ、学校を取り囲む水田は、四季折々に豊かな表情を見せています。また、校内の報徳ランドでは、井戸から流れ出る水を利用した大きなビオトープがあり、そこに生息する多くの動植物で学習したり、学校農園で盛んに野菜づくりをしたりするなど、豊かな自然をいかした様々な体験活動が行われています。
 このようなすばらしい環境の中で、二宮尊徳学習を柱に、環境教育や食育などにも力を入れて教育活動に取り組み、「心豊かに 自分らしく生き抜く」子どもを育成しています。