本日発行の相談室だよりのテーマは「十人十色」です。
　この中に次のような一文があります。
　「同調性が高い集団では、人と少し違っていると異端視して排除しようとする気持ちがわき、それがいじめにつながることがあります。」
　クラスに30人いたとすれば、個性は30通りあります。ところが、同調性が高いと突出した個性はときにからかいや笑いの対象になってしまうことがあります。そういったクラスでは自分の個性を押し殺して、無理に同調しようとする生徒もいます。
　同調性とクラスのまとまりは全くの別物であると言うことを理解しなければなりません。
　相談室だよりの結びにあるように、相手の個性を認め合える居心地の良いクラスを、みんなの力でつくり上げてほしいと願います。