非行防止教室
- 公開日
- 2014/07/16
- 更新日
- 2014/07/16
できごと
7月16日(水)非行防止教室
今日の5校時、神奈川県警察本部交通部交通捜査課暴走族対策室の神永さんを講師に、白鴎中の全生徒に対して「非行防止教室」を開催しました。写真は、熱く語っていただいた講師の神永さんの後ろ姿です。
“万引きは泥棒であり窃盗罪、友達から誘われてもきっぱりと断る勇気が大事。”“放置自転車を乗っていったら「占有離脱物横領」という立派な犯罪行為となる。”“「ながらスマホ」が最も危険。”“自分の学校のプールに夜や朝方などに無断で入ると「建造物侵入罪」という刑法犯罪。”“神奈川県条例により、夜11時以降に中学生が外に出ているのもだめ。”“インターネットの危険性。”“脱法ハーブには絶対に手を出してはいけない。”“自転車で加害者となりその賠償責任で5000万円以上もの支払いを命じられた女子高校生の具体例”…などなど、非行に絡む話から交通安全に至る話まで多くの具体例を出しながらお話をしていただきました。
最後に「暴走族に入るとこんなにひどい目に遭う」というDVDを観て、“一度入ると抜けるには大変なこと”や“入ってしまうと上納金を集めるためにひったくりなどの犯罪にも手を染めたりする例もあること”も教えていただきました。
40度を超える暑い体育館ではありましたが、ほとんどの生徒はしっかりと神永さんの話を聞くことができました。19日(土)からの夏休みを前に、開放的な気分に乗じてたくさんの悪い誘惑を断れる勇気を持つことが大事であり、「自分の夢に向かってまっすぐに進んでいってほしい。交通事故に遭わず、この夏休みにはいい思い出をたくさん作ってください」と神永さんの熱いメッセージをいただき40分の非行防止教室は終了しました。
県警の暴走族対策室によるこのような「非行防止教室」は、県内あちこちの中学校や高校で開催しているということですが、小田原市の中学校では初めて白鴎中学校で開催とのことでした。来年度もこの時期に開催できるように、今から行事予定に組み入れていき、保護者や地域の方々も参加できるようにも考えていきたいと思っています。