コミュニケーション その2
- 公開日
- 2014/07/03
- 更新日
- 2014/07/03
お知らせ
7月3日(木)コミュニケーション その2
教師として、“黒板とチョークのみを使って一方的に説明していく明治時代の授業の脱却”は当然であり、教師の発問が生徒たちに対して“自分に対する発問だ”と思わせる工夫が必要です。“先生が言うことや先生の指示を聞くのは、生徒として当たり前だ!”と私が昭和59年の新採用の頃は、まるで力でねじ伏せるかのような指導を私はやっていました(当時の先生方すべてがそういうことはしていません、きっと私だけ)が、今思うとそんな指導で“生徒たちはよくついてきてくれたなぁ”と思い、恥ずかしい限りです。当時の教え子たちと会うと「あのときは本当に悪かった!」と謝罪することが私の挨拶代わりになっています。
その点、三木先生の授業は、生徒たちとのやりとりが絶妙でした。三木先生にお願いしたのは、「今日は2年生の授業でしたが、次は3年生の授業を、そしてその次には1年生での授業をお願いします。発達段階が違うと教師の発問の仕方も投げかけ方も違うところをぜひ見せてください」とお願いし、三木先生は快く引き受けてくれました。今度は新採用の先生だけでなく、白鴎中の若手教員たち(にも三木先生の授業を見てもらいます。これこそOJTです。