日焼けから読書へ
- 公開日
- 2014/05/20
- 更新日
- 2014/05/20
お知らせ
5月20日(火)日焼けから読書へ
運動会で日焼けし、やけどのようになった鼻の頭は私だけでなく、朝登校してくる生徒達の中にも、何人も日焼けした顔を見ることができました。野球部やソフトテニス部、サッカー部やソフトボール部などグラウンドで活動している生徒達は、運動会前からすっかり日焼けしていましたから、ほとんど変わらない顔つきでした。日焼けといえば、「ガングロ」が流行ったのは何年前でしょうか?。何で「ガングロ」が流行ったのか私には理解できません。私の鼻の頭がヒリヒリ痛いのも「ガングロ」が理解できないひとつの要因だと思います。日焼けは紫外線がもたらす作用で、5月の紫外線は、4月に比べ1.5倍の強さがあるそうで、来年度の運動会にはしっかりと日焼け止めクリームを塗って…、と反省しました。
ところで、写真左と中央は1年生の今日の朝の「朝読書」の風景です。1年生は2クラスが4階ですが、この4階から見える海と空、西湘バイパスを走る車…は今日の写真には写っておりませんが、4階から見える外の風景は本当に気持ち良いです。もちろん3階からの景色も、2階からの景色もいいものです。1階はグラウンドがよく見えます。朝読書を継続することで、落ち着いて本を読む環境から読書を楽しむようになってほしいです。
“本を読む”ことのメリットは、脳科学者の茂木健一郎さんによると“読書は「論理的思考力を高め」「コミュニケーション能力が高まり」「抽象的な思考能力を高め」「集中力も発揮」できる”としており、さらに脳科学の観点から、“本を読んで何かに感動したり、興味を持ったりして、その後、読書体験を重ねてその感動や興味がさらに深まることを繰り返すと、読書に関係する回路が強化されます。その結果、論理的思考力やコミュニケーション能力が高い「地頭(じあたま)」の強い子になります”と言っています。
毎朝たった10分の「朝読書」ですが、これを毎日積み重ねていくことで、読書を好きになり、脳科学者が言うように論理的思考力やコミュニケーション力をアップしていってほしいです。そうするとさらに学校生活も落ち着き、学習意欲も高まり、学力も向上していく…、学力とは単に教科の学習成績があがればいいということだけではなく、生き抜く力や、自分自身が直面した問題や課題を自分自身で解決しようとする力を高めていってほしいです。実際には自分だけで解決できない問題や課題が数多くあるのですが、あきらめず立ち向かう姿勢を常に持ちながら、円滑なコミュニケーションを図れる大人になっていってほしいです。
写真右はれんげ幼稚園児が3年生にお礼に来たときの風景です。この詳細は学校日記をご覧ください。