10月6日(火) 鴎友祭 その4
- 公開日
- 2015/10/06
- 更新日
- 2015/10/06
お知らせ
10月6日(火)鴎友祭 その4
写真(上)は、結局“ネガティブ太郎”くんは魔界には行かずに人間界でがんばることにしたところです。
写真(中)は、夏休みに2年生の高梨さんと萩原さんが小田原市の「中学生広島派遣事業」で学習してきたことの発表に、総務部副部長の隅田さん、総務課の早野さん、杉崎さんの3名がこの発表を見に来ていただきました。私も写真を撮るのを忘れるほどすばらしい発表でした。なので、二人の感想をここに載せます。↓
→高梨さん…『今回、“中学生広島派遣事業”に参加し、原爆の悲惨さを直接目で見たり、体験者の方の講話を聞かせていただきました。あまりにもつらい出来事に心が重く、苦しくなり、二度とはあってはならない出来事だと強く感じました。今、自分の周りにいる家族や友達の笑顔は、“当たり前”にあるものではなく、本当に“幸せなこと”なのだと思いました。だからこそ、大切にしなくてはいけないのだと実感しました。私の周りにいるすべての人に、心から“ありがとう”という思いでいっぱいになりました。戦争だけに限りませんが、人が人を傷つけることは本当に悲しいことです。私一人でできることは何一つありません。でも、やさしい思いやりの心だけは、これからも持ち続けていきたいと思います。海外では、まだ紛争が絶えません。世界中の人が、穏やかに暮らせる日が来ることを願っています。今回、白鴎中の代表として参加させていただき本当にありがとうございました』
→萩原さん…『広島に行った3日間は、私にとって一生忘れないことです。そして自分が何も知らなかったんだ、と感じさせられた3日間でもありました。小学校の社会の授業で初めて知った“戦争”…広島、長崎に原子爆弾が落とされたということ。教科書で知った“戦争”は、なぜだか遠い昔の出来事としか頭に入っていませんでした。資料館に行くと目を背けたくなることがたくさんありました。でも、私たち若い世代の人たちが、戦争から目を背け続ければ、歴史は繰り返します。自分がこの場にいるのは、悲しみと苦しみ、思いだしたくもないほどの恐怖を生き抜いてくれた人たちがいる、ということを忘れないでください。広島に行くと自分が知らなかった事実がありました。戦争は一生勉強し続けなければいけないと思っています。私は、絶対、“長崎”“沖縄”“真珠湾”“ペリリュー島”など、行けるところは行きたいと思っています。7日間という時間を胸に刻んで、私はこれからも戦争と向き合っていきたいです。』