９月からの学校生活がよりよいものとなるよう、この夏季休業中に校舎内の工事や修理が行われました。
　ひとつは南校舎の各一般教室の黒板です。生徒が毎日の授業や学級活動で活用する黒板ですが、老朽化等による光の反射などで見にくい状況があり、ここで交換することとなりました。きれいになった黒板を、ぜひ有効に活用して欲しいと思います。
　もうひとつは南校舎の東側トイレの内装です。以前、トイレのタイルがかなりの数はがれ落ちてしまいました。なかなか改修できなかったのですが、今回、壁面の塗装を中心にトイレがきれいに修繕され雰囲気も大変明るくなりました。この他にも、９月１日からの学校生活のスタートに向けて環境整備を進めています。
　さて、生徒のみなさんには気持ちも新たに、学業をはじめ日常の活動や行事に目標を持って取り組んで欲しいと思います。気になることや悩みがあれば、ひとりで抱え込まず、ぜひ相談してください。また、保護者のみなさまも、お子様のことで気になることなどございましたら、どうぞご連絡いただけますようお願いします。

今年度の夏期休業中では最後の大会となる小田原・足柄下地区中学校総合体育大会陸上競技の部が８月２９日（土）に城山陸上競技場で行われました。８月末としては秋の気配を感じるような一日となりましたが、よいコンディションの中で、生徒は競技に応援にと一生懸命頑張りました。
予選を通過し、決勝戦に進む生徒も多くいました。その結果、県大会への出場権を獲得する生徒もおり、さらに女子総合の部で３位に入賞することができました。おめでとうございます。
陸上競技部はこの大会に向けて、暑い中、厳しい練習に取り組んできました。「練習はうそをつかない」このことばを実感した生徒も多かったと思います。また、練習だけではなくその合間に運動場に伸びた草を取るなど、環境整備にも取り組みました。
保護者のみなさまには日頃のご協力、当日のご声援ありがとうございました。

写真右はグランドでの草取りの様子

　８月２日（日）小田原漁港で第２５回小田原みなとまつりがおこなわれました。このみなとまつりで３名の科学部員が、西湘地区科学振興会の小田原漁港プランクトン観察コーナーで活動しました。漁港の海水を採取し、その中にいるプランクトンのプレパラートを作り紹介する活動です。漁港に設けられたブースで、見学に来た子どもたちにゴカイの幼虫を顕微鏡で紹介するなど、貴重なふれあい体験をすることができました。
　また、午後２時３０分からは、環境ボランティア協会が主催する「みなとまつりクリーン作戦」のボランティアに約２０名の生徒が参加しました。漁港の会議室で打ち合わせを行い、イベントが終了する時刻にあわせて、約１時間の美化作業に取り組みました。多くの来場者の中、環境ボランティア協会や他のボランティアのみなさんと一緒にゴミ袋を持って、イベント会場から駐車場までの道路と、会場敷地内のゴミ拾いを行いました。その様子をご覧になった来場者のみなさんも、ゴミの後片付けを意識していただくことができたものと思います。そして終了時には、環境ボランティア協会長様よりお礼と激励のことばをいただきました。
　暑い日ではありましたが、関係者のみなさまには、地域での中学生の活動にご支援いただき、貴重なふれあい体験ができましたことに、あらためて感謝申し上げます。

　７月３０日（木）の午前中、環境ボランティアのみなさんにより、クロカンコースのラベンダーの剪定や草刈りを行っていただきました。今年は暑い日が続いており、クロカンコースの雑草も例年よりも伸びていました。作業当日も大変暑くなりましたが、ボランティアのみなさんの熱心な取り組みにより、すっきりとした景観となりました。特にラベンダーの伐採では、刈り込むたびにラベンダーの香りが漂っていました。作業の後、刈り取ったラベンダーの花をいただき、職員室でその香りを楽しむことができました。素敵なプレゼント、ありがとうございました。
　またこの日は、交流部が調理実習を行いました。挑戦したメニューは本格的なキーマカレーと生地から作るナンでした。交流部の生徒と参加いただいた保護者のみなさんが力を合わせて取り組まれ、とてもおいしくできました。その本格的な味にびっくりしました。
　夏休みの暑い中、保護者、ボランティアのみなさま、本当にありがとうございました。