【こぼれ話】正門付近の「たけのこ」の行方をめぐって…

「校長先生!やっぱりたけのこがあった!」
「昨日、言っていたけど、やっぱりたけのこだったよ。」

登校のときに、ふたりの2年生が走ってきました。
前日に少し話題となっていたので、子どもの思考はつながっているようです。


C「食べたいな!」
T「食べたいんだね。」

C「給食の先生に持っていったらたけのこごはんにしてくれるかな。」
T「給食の先生と相談したいのかな。」

C「うん。でも足りるかな。」
T「足りるか心配なんだね。何人分くらいになりそう?」

C「うーん。5人くらいかな…。全然足りないな。」
T「食べたいけど、みんなの分のことを考えているんだね。」

C「たけのこってこのままだとどうなるの?」
T「うまくいけば、となりにあるような(写真のような)竹になっていくかも…。」

C「じゃあ、毎日水をあげようかな。」
T「たけのこはどうすることにしたの?」

C「とりあえずはこのままにする。枯れたらいやだけど…。」


「食べたいな…」
という思いからはじまったやりとりだったと思いますが、対話をとおして、「たけのこ」が、学校の正門付近にあるという状況を客観視するようになっています。

そして、この時間の最後には、「どうしたら見つけた『たけのこ』がみんなのものになるか」ということを考えているようでした。

今回は、ふたりの子の思考の流れになりますが、どの子も、様々な場面で、自分なりに一生懸命考え行動しているんだろうなあ…と改めて感じました。

そして、日々の教育活動において、子どもの思いや考えにじっくりと寄り添うことで、更なる「その子なりの価値」につながっていくことを、ふたりの姿から学びました。

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