【校長室から】登校班や登下校の在り方について考えること

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「PTA運営委員会」や「令和6年度入学児童 保護者説明会(2月2日)」等において、「登校班」や「登下校の在り方」について、補足させていただいたことがありますので、本ホームページにもこれに係る内容を掲載します。


現在、本校は「登校班」を編成して登下校を行っていますが、国・県・市からは「登下校に関する対応」は、「基本的には学校以外が担うべきこと」と通知されているところです。

「基本的には」とあるのは、地域の実情に応じてという意味が含まれていると考えます。


参考までに、市内の他の小学校の状況等についてですが、市内25小学校のうち、22校は、「登校班」という仕組みがありません。

その22校については、近所や地域の子どもたちや保護者同士が声をかけあって、できるだけ複数の人数で登校しているという感じです。

これにより、高学年の児童を中心とした班長や副班長に、過度な負担がかかるようなことを回避しているというねらいもあるようです。


また、登校班を編成している他の小学校については、かつて(十数年前まで)の本校がそうであったように、地域を把握している「子ども会」等の外部組織が、主体かつ事務局となって編成を担っています。

これにより、例えば、台風や悪天候の際であっても、翌日や当日朝の状況を鑑みながら、通学路や集合時刻等について柔軟に変更することができているようです。

いずれにしても、児童の居住地周辺や地域の状況など、微妙な機微までわかっている保護者間で調整ができることで、臨機応変な対応が可能となり、子どもの安全がより図られやすくなっているともきいています。


この下中小学校においては、長年、登校班という仕組みが維持されてきている実情があることや、この一年間で、多くの皆様からの話を伺うと、国・県・市の方針が示されているからとはいえ、今すぐに登校班の在り方を変更していくといったことは難しいと考えています。

しかしながら、現在、学校が登校班を編成しているような現状については、教師が子どもたちと向き合いよりよい授業環境を提供するためにも、「登下校の在り方」を課題として、長期的な展望をもって協議・改善等していく必要があるのではないかとも考えています。

本校では、こういった現状における、登校班の編成であることをどうぞご理解ください。

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