3/17 卒業に向けて

今日も卒業式に向けて、卒業証書授与の練習、別れの詩(ことば・合唱)の練習を行いました。
その練習の中で、子どもにとっては恥ずかしいことかもしれませんが、前向きに評価すべきことがありました。
どんなことかと言いますと

“考えごとをしていて、自分の順番をすっかり忘れてしまった”のです。

気づいた時には、きっと慌てたことでしょう。とても恥ずかしい気持ちになったかもしれません。
しかし、ここで前向きな評価です。直後に声をかけた時には涙を流していましたが、練習の最後には、自らの口から、
「考え事をしていて順番を忘れてしまいました。同じような失敗をした時には、慌てず、ゆっくりと対応してください。周りの人で、忘れていることに気づいた人がいたら、優しく声をかけてください」
と、対応策を全員に伝えることができました。

“人のふり見て、わがふり直せ”
という、ことわざがあります。今日はこの子に失敗が起こりましたが、次は自分に起こるかもしれません。ただし、今日失敗した子から学ぶ気持ちがあれば、自分の身に同じような事が起こったとしても、慌てること、困ることはありません。

以前からお伝えしていますが、誰にでも失敗はつきものです。子どもなのですから、なおさらです。全てのものごとを、高いレベルで行える人なんて、ほとんどいません。
だからこそ、互いに声をかけあって、学びあうことが大切なのです。互いに長所を発揮して、未熟な部分をカバーしあい、よりよいチームにしていくことが大切なのです。
今日の練習で、そのような姿が見られたことを、とても嬉しく思います。
このような姿こそ、総合的な学習の時間で、一年間をかけて身につけさせたかった力です。




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