【6年生】もののとけ方、おうちで実験!その1

6年生のみなさん、元気にしていますか?
先生たちははやくみんなといろいろな活動がしたくてうずうずしています。

今日は、5年生の最後に学習が途中になってしまった
「もののとけ方」の実験を、田畑先生が家でやってみました。
その様子を紹介しますね。
みなさんも、おうちで実験ができそうなら挑戦してみてください。
熱いお湯や火を使う実験ですので、必ずおうちの人と一緒にね。

さて、5年生の2月を思い出してください。
食塩やコーヒーシュガー、ミョウバンをとかす実験をしました。
どちらのクラスも、たくさんものをとかす方法を考えるところで
終わってしまっていたと思います。
特に、ミョウバンがとけないことには驚きましたよね。
でも、みなさんから「お湯ならとけると思う!」という声があったこと、
先生は覚えていますよ。

そこで、水温を上げることでものがとけやすくなるのかどうか実験してみます。
ものをとかすための小さめの容器、お湯、温度計、
かきまぜる棒(ストローも可)、キッチンばかり、トレーがあるとよいです。
もちろん、食塩とミョウバンなどのとかすものも忘れずに。

50mLの水の温度を測ります。20度です。
この水に、食塩をとかします。
同じように、20度の水50mLに、ミョウバンもとかします。【写真1枚目・左】
すると、食塩は18gとけました。
ミョウバンは、気合いで混ぜてなんとか2gとけました。

それぞれの水溶液の温度を、お湯を使ってあげていきます。【写真1枚目・右】
バットの中にお湯を注ぎ、そのお湯の中でミョウバンなどをとかす
小さめの容器をあたためます。お湯でやけどしないように、手袋をしておこう。
容器の中の水溶液の温度が30度になるように気をつけながら、
さらにものを追加してとかしていきます。
30度になると、ミョウバンは7gとけました。
でも食塩は18gとけたまま、それ以上とけてくれませんでした。

さらに水溶液の温度を上げていきましょう。60度にします。
すると、ミョウバンはなんと27gまでとけました!!
食塩は相変わらず18gとけた状態から変わりませんが・・・。【写真2枚目・左】

結果をグラフにまとめます。【写真2枚目・右】
ここまでの実験で、どのようなことが言えるでしょうか。
水温を上げることでものがとけやすくなるのかどうか、という実験でした。
食塩は水温が上がっても、とける量は変わりませんでしたね。
ミョウバンはどうでしょう?
水温が低い状態だと全然とけなかったのに、
高くなるとたくさんとかすことができました。

つまり、とかすものによっては温度を上げることでたくさん
とかすことができるようになることが分かりました!

さて、実験終了・・・と思ったところで、ミョウバンの容器に注目。
とけていたはずのミョウバンが、固まってきているような・・・?【写真3枚目】
続きは次回をお楽しみに!!

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