2019年度の終わりに

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〈正門横の青少年健全育成協議会看板と美化委員会のチューリップ〉 


112名の卒業生を送り出し、先生方は整理と新年度の準備に追われています。春休みとはいえ、コロナウィルス感染症により、外出を控えている生徒が多いことと思います。密集・密閉空間にはいかない・近距離での会話を避けるの3点に気をつけて、こまめな手洗い・マスクの着用をしましょう。「地域を走る」くらいの運動はよいと思います。時間をうまく使いましょう。
 4月初日について:例年は午後に入学式・始業式・着任式を行っていましたが、この4月は2・3年生で午前中に着任式・始業式を行い、午後に入学式を新入生と保護者で行います。

 4月には新しい出会いが待っています。気持ちを新たにして4月6日には全員集合です。頑張れ!国中生!!

 〈南門のチューリップもきれいに咲いています〉

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図書室だより2019 〜その18〜

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「線は、僕を描く」
(砥上裕將 著  講談社)

 2020年の本屋大賞にノミネートされているこの作品は、青春小説には珍しい水墨画がテーマ。高校時代に両親を亡くした大学生・青山霜介はアルバイトをきっかけに水墨画の巨匠に見初められ、次第に水墨画の世界に魅せられていきます。

 物語の中に大きな事件は起こらないものの、主人公の抱える孤独や虚無感が水墨画を通じ生きる力へと変わってゆく感動は、静かな余韻とともに読む人の心にじわっと広がっていきます。 著者の砥上氏は若き水墨画家でもあるので、水墨画の持つ大胆さ、繊細さが美しさを伴い絶妙に表現されており、読んでいると実際に水墨画を眺めているかのような臨場感が味わえると思います。  本屋大賞の発表は4月7日。ノミネートは全部で10作品ですが、はたして大賞をとるのはどのような小説でしょうか。楽しみですね。

 今回の本紹介が今年度の最終回となります。国府津中の図書室にはホームページでは紹介しきれない魅力的な本がたくさんありますので、生徒の皆さんには今後も図書室を多いに利用し、感動の一冊に巡り合ってもらえたらと思います。

修了式・離退任式 3月25日(水)

午後には、修了式と離退任式を行いました。
 
 修了式では、最初に卒業式で語られた代表の言葉「これからの国中へ」を校長が代読しました。「在校生の皆さん、悔いのない中学校生活を送ってほしい。中学校生活は一生に一度きりだ。全力でぶつかって、全力で楽しんで、全力で笑って。面倒くさいって思ってもいい。後悔はしてほしくない。中学校生活での一分一秒を大切にしてほしい。そして、国府津中が、今より元気で、笑顔が弾ける、居心地の良い学校になるように全力を尽くしてほしい。」・・・卒業生の気持ちを受け止め、新年度に向かう1・2年生です。
 校長からは、本校の教育目標『学んで考える』『思いやって助け合う』『鍛えて伸びる』に沿って1年間の振り返りを求めました。キーワードは「わかった」「できた」、「あいさつ」、そして「挑戦」「本気で取り組む」「あきらめずに粘り強く」です。 
 
 修了式にひき続き、離退任式を行いました。原先生・高山先生・大谷先生・福田先生・梶塚先生・高井(武田)先生・野澤先生・堀部先生・青柳支援員さん・校長先生の10名の先生方をお送りすることになりました。
 先生方に国中生の活躍が伝わり、喜んでいただけるよう頑張っていきましょう!!
 
 最後に、春休みに入るにあたっての注意事項を伝えました。
○生活リズムをしっかりつくる。→ きちんと着替えましょう。しっかり食事・睡眠をとろう。
○ネット配信について “ぷちふじこ”をしっかり意識しよう。被害者にも加害者にもならないように。国府津中学校区では、午後9時までというルールがあります。
「ぷ:プライベート、ち:著作権、ふ:フェイク、じ:人権、こ:個人情報」
○11日間の春休み。2年生・3年生になるための準備期間です。どんな先輩に、どんな人になりたいか・・・をしっかり考えよう。
 
 4月、新メンバーで、国府津中学校をスタートさせます。そのための一つの区切りであるこの春休み。一日一日を大切にしましょう。4月6日、元気に全員集合です!





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第73回卒業式 3月25日(水)

 3月25(水)、第73回卒業式を挙行し、112名が国府津中学校から巣立ちました。コロナウィルス感染症対策のために、例年とは異なる形での卒業式となりましたが、職員一同、卒業生の門出を祝う気持ちは今まで以上に感じながら準備をし、当日を迎えました。保護者の皆様とともに式を行うことができ、本当によかったと思っております。すべてが“ぶっつけ本番”であった今回の式ですが、「流石三年生」でした。堂々と立派な姿勢で巣立つ?翔び立つことができました。
 地域の皆様、まだまだ国府津で生活する青年たちです。今後とも温かく見守っていただくとともに、人生の先輩としてご指導くださいますようお願い申しあげます。卒業生の皆さん、これからも自分らしさを大切に、たくましく、自分の道を歩んでいってください。卒業、おめでとう。

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3月23日(月)

 3年生が登校しました。25日の卒業を前に、卒業アルバムや合唱CDなどの配布物を渡し、教材費の返金をしました。久しぶりに会った3年生は変わりなく元気で、安心しました。卒業式の体形が変わったので、その説明を体育館でクラス毎に行いました。
 式の内容等、変更を余儀なくされましたが、3年生をしっかり送り出したい気持ちは例年と変わりません。むしろそれ以上です。状況が許す限りの最高の卒業式を卒業生と保護者の皆様と職員でつくりたいと思います。
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3月19日(金) 元気ですか?

3月19日(金) 休校3週間目の週末を迎えました。「三寒四温」の季節でしょうか・・・。暖かい日と寒い日が交互に訪れていますが、国中生の皆さん、元気にしていますか?勉強していますか?「今、この時期(進級するにあたって)には何をしておくとよいか」をよく考え、しっかり計画を立て、実践しましょう!今からでも遅くない!!

 校舎南側には2月22日にPTA整備委員会さんが植えてくださった花が見事に咲いています。いただいたチューリップの球根もつぼみをつけています。3月25日には、これらの花が生徒の皆さんを迎えます。季節は春に向かっています。時(時間)を大切にしましょう〜!「タイム イズ マネー!!」

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いこいの池 3月16日(月)

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 生徒がいない学校に招かざる客!!正門の横にあるいこいの池に“鷺”(サギ)が先週末から来るようになりました。今までには見たこともない大きな鷺でした。休み明けの今日、池を見やれば・・・。小さな金魚やこの池で育ってきた魚の姿が見えません。大きい鯉は無事でしたが、悲しい光景でした。時すでに遅し・・・ですが、教員でネットを張りました。今年の担当の1年2組の皆さん、昨年の担当の2年2組の皆さん、歴代担当の卒業生の皆さん、ごめんなさい。守ってあげられなかったです。
 
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休校3週間め 3月16日(月)

 先週は、担任が各家庭に電話連絡や家庭訪問をして健康観察をしました。時間が合わず、連絡が取れていない生徒にはポスティングをしましたが、届いていますでしょうか?体調を崩した生徒も数名いましたが、数日後にはよくなったと連絡を受け、安心しました。
 休校になって2週間、生徒がいない学校では先生たちが奮闘していました。皆で行うはずの大掃除を先生たちが・・・、扇風機・ガラス・黒板消しクリーナー・掲示物、水道場・下駄箱・昇降口・トイレの掃除をしたり、学年室のグッズを移動したり・・・。そして、グランド整備!全面にブラシをかけました。その一方で、学年末の書類の準備や確認と大忙し。13日(金)には体育館にひな壇をつくりました。16日(月)には卒業式の練習をしました。時間をかけずに内容の濃い卒業式にしたいと考えているからです。
 国中生の皆さん!健康第一です。しっかり生活をして、25日を迎えましょう!!
 
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3月11日(水)

 今週初めから、担任が各家庭に連絡(電話連絡)をしてます。出かけられないことにかなり苦戦しているようですが、皆、元気でいるようで少し安心しました。もうしばらく頑張りましょう。
 毎年3月11日に必ず思うこと、それは「今、ここにこうしていられることの有り難さ」です。東日本大震災から9年がたちました。避難されている方、仮設住宅で生活している方はまだたくさんいらっしゃいます。復興はまだまだ途上にあります。
 コロナウィルス感染症対策により休校を余儀なくされ、卒業式を通常のように執り行うことができなくなりました。とても残念です。が、私たちは今を生きることができています。そのことに感謝をしたいと思います。国中生の皆さん、3月25日に元気に登校してきてください。職員一同、準備をして待っています。
 

図書室だより2019〜 その17 〜 3月11日(水)

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「原発事故に立ち向かった吉田昌郎と
      福島フィフティ」  
 (門田隆将 著 PHP研究所)

 今年もまた3月11日が巡ってきました。東日本大震災から9年経つ今も、原子炉内に溶け落ちた核燃料や高濃度汚染水の収束作業が進められており、東京電力福島第一原発の事故がどれほどの衝撃だったかを物語っています。
 この本で描かれているのはその原発事故の現場に残り、原子炉建屋への突入・注水を必死に続けた“福島フィフティ”と呼ばれた人々の姿。未曾有の事故の裏で死を覚悟しながら作業を続けた彼らがいたからこそ、現在の日本が存在していると言っても過言ではないでしょう。当時は、作業員が所長命令を無視して逃げ出したというデマすら報じられました。情報を鵜吞みにして事の真実を見極めず、他人を傷つけるという風潮は9年経った今も変わらないのかも知れません。
 映画「Fukushima50」も現在上映中。本も映画も衝撃的ですが、ぜひ若い世代に見てもらいたいと思います。

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