外は１２月とは思えない暑さです。２年生保健体育科ではハンドボールに取り組んでいました。男女が同じチームで試合に臨み、授業が終わる頃には皆、汗を流していました。ちょうど手でつかめるくらいのハンドボール。それぞれの競技に魅力があるものです。

陽が横からあたる１校時の教室にて、スクボラさんによる「読み聞かせ」が行われました。クリスマスのお話で、そこまで冬休みが近づいていることを感じました。絵本を人に読んでもらう、本当に贅沢な時間であることが分かります。ありがとうございました。

お月様は、きっと人の心にも影響を与えているのでしょう。鴨さんは小川の流れに逆らって水をかき、朝練をしているようでした。体育館ではいつも通り丁寧に準備し、やるべきことに取り組んでいる生徒の姿がありました。

放課後の調理室からは甘い香りが漂ってきました。文芸生活造形部がせっせとケーキ作りに励んでいました。「ガスオーブン」というものを初めて見て、驚きました。昭和５７年製とのことです。完成したロールケーキからは、ほんのり昭和の風味が感じられました。「Good taste！」です。

バレー部は中庭のコートの水取りに、テニス部はコート整備に地道に取り組んでいました。グランドには神が宿ると信じます。大切にすることで、必ず微笑みかけてくれる時がくることでしょう。

２階西側、渡り廊下には市の美術展に出品された生徒の作品が、きれいに展示されています。面談等でご来校の際は是非お立ち寄りください。心あたたまる世界がお待ちしています…。

２年生技術科では次々に大根の収穫が行われ、新聞紙に大切に包まれて家に持ち帰られます。「ふろふき大根」「おでん」「刺身のつま」…大根は主役にも脇役にもなれる多才なお野菜です。

空には白いお月様が見えていました。月曜日だからでしょうか…。手がかじかむような冷たい空気の朝、生徒は淡々とやるべき練習に臨み、体育科教諭は黙々とグランドにラインを引いていました。

「たった３ミリほどの種が、こんな立派な大根に…」植物の能力の偉大さを栽培の授業を通し体感できたことでしょう。自宅に持ち帰り、おいしくいただいて授業のまとめとなるようです！

３校時、３年生社会科では「裁判」について、子ぶたの行為を例に上げ、熱い班別討議が展開されました。対話的で深い学びは、ひとつの題材から生まれることが分かりました。討議が尽きず、発表を次回に持ち越した班もありました…。

２校時、１年生英語科では「自分を紹介しよう」という題材で、楽しく夢中に授業に取り組む姿がありました。指導者のおだやかであたたかい言葉、Englishが教室を優しい雰囲気に包みこんでいました。

１校時、３年生理科では「月の形の変化」について、手作りの模型を用いて学習していました。指導者の言葉が心にしみ込んでいくような授業で「お月様」の奥の深さを感じることができました。

週末を迎えました。枯れ行く前の紅葉が美しいのは何故でしょうか…。今朝も生徒は清掃から一日をスタートさせました。そして、生徒の作る言葉はいつも誠実で新鮮です。

６組の調理実習より、芋けんぴが届きました。ひとくち口に入れた人からは「おいしい…」とつぶやきが…。人の心を和らげる味が世の中にはあるものです。調理に携わった生徒や職員の温もりが伝わってきました。

南校舎１階の大きな鏡や鉢植えにクリスマスの飾りが施され、冬休みが近づいたことを知らせてくれます。休みの前の今頃が一番心が幸せであったような記憶があります。お互いに「優しさ」をプレゼントできれば、と思います。

一日が長く感じる時もありますが、きっと一生は短く感じるのかもしれません…。澄んだ青空の下には黄金の絨毯が敷かれていました。生徒は礼儀正しく、心身ともに着実に成長しています。

大型クレーンと特殊重機で小川の工事が進んでいます。機械を操作するのは人ですが、直接ものを持ち上げたり、打ち込んだりするのは重機です。作業にあたる方々はきっと重機たちに「ありがとう」と声をかけているにちがいありません…。

全校ドッジボール大会２日め。担任の先生もクラスの中に入り、和気あいあいと楽しく盛り上がっていました。見ているだけでも心が和む昼休みの風景でした。「遊び心」大切なのかもしれません…。

１年生美術科では鉛筆と消しゴムを使い、自分の手を黙々と描いていました。自分の手をじっくり眺めると、随分働いてくれているなぁ、と感謝の気持ちが湧いてきました。

朝日は誰にも平等に当たっています。今は辛くても、そのうちに心が軽くなる時がやって来るでしょう…。その逆もあるのでしょう…。ともあれ自分の行動は「お天道様と富士山が必ず見守ってくれる」と思います。