11月16日の給食[食のポイント] ジャージャン麺についてです。 ジャージャン麺は中華料理の一種で、ジャージャンと呼ばれる挽き肉やたけのこ、しいたけなどをみじん切りにして作られた肉味噌を中華麺脳英にかけた食べ物です。ジャージャン麺は中国以外でも日本や韓国、台湾などの国で少しずつ違う味にアレンジされ、食べられています。日本では中国のものより甘い味付けで食べられることが多いです。 11月15日の給食[食のポイント] 玄米についてです。 今日の玄米パンに入っているつぶつぶしているものは玄米です。玄米とは、お米を収穫して外の籾殻の部分を取り除いた状態のお米のことを言います。玄米には米ぬかなどが付着していますが、これを精製すると白いお米、白米になります。玄米は白米に比べて、食べ物をエネルギーに変換してくれるビタミンB1という栄養素や鉄分、マグネシウムなどの栄養素が多く含まれています。 11月14日の給食[食のポイント] かまぼこの日についてです。 明日、11月15日は「かまぼこの日」です。日本で最初にかまぼこについて記されている書物が、西暦1115年のものであったことから、11月15日がかまぼこの日として定められました。かまぼこは主に白身魚をすり身にして塩や砂糖などの調味料と一緒に練り、蒸して作られた食べ物です。小田原のように魚のたくさん獲れる地域で考えられた食べ物です。 11月13日の給食[食のポイント] チキンアドボについてです。 アドボはタガログ語で「マリネする」という意味です。フィリピンでは肉や魚を常温で長く日持ちさせるために、お酢やレモン汁などの酸っぱい調味料で煮込んだ料理を「アドボ」と言うそうです。今日のアドボに使われているお酢は、肉の臭みをとったり、肉を軟らかくしたりする作用の他、私たちの体の疲れをとる働きもあります。 11月12日の給食[食のポイント] ピーマンについてです。 ピーマンは青臭い香りや苦みがあり、苦手な人が多い野菜のひとつですが、野菜の中でも特に栄養価に富んでいます。肌や爪をつやつやにするビタミンA、風邪予防に働きのあるビタミンC、若返り作用のあるビタミンE、この3つのビタミンのアルファベットを並べて、ビタミン「ACE」、つまり野菜の中の主力選手、と呼ばれます。 11月9日の給食[食のポイント] 木の葉揚げについてです。 木の葉揚げは木の葉の形をしたさつま揚げです。秋も深まって木々が紅葉したり、枯れ葉になっていく今の時期に風情を感じることができる料理です。給食で使われているかまぼこやはんぺん、ちくわ、さつま揚げなどの練り製品は、すべて小田原市の製造業者で作られているものを扱っています。現在、小田原市の蒲鉾組合では13社のメーカーが登録しているとのことです。 11月8日の給食[食のポイント] トマトについてです。 トマトはナスの仲間の野菜です。トマトの赤い色は「リコピン」という成分です。このリコピンはビタミンAの仲間で、ガンなどの病気を予防したり、肌をきれいにしたりする働きがあります。他にもすいかやピンクグレープフルーツ、パプリカなどの赤い色は、このリコピン由来のものです。 11月7日の給食[食のポイント] 小松菜についてです。 小松菜は青梗菜などと同じアブラナ科の野菜です。生まれたのは東京都の小松川(現在の江戸川区)という地域です。徳川第5代将軍綱吉に献上された際に、将軍に気に入られたのをきっかけに多く栽培されるようになりました。富士見小学校では1年を通して、神奈川県産・小田原市産で手に入る野菜の一つです。 11月6日の給食[食のポイント] 高野豆腐の琥珀揚げについてです。 「琥珀」は樹液が長い年月をかけて化石になった宝石の一種です。色は黄色みが買った飴色をしています。今日の琥珀揚げはこの「琥珀色」をイメージして作りました。高野豆腐は豆腐を凍らせて作られた保存食です。豆腐の栄養素がギュッと詰まっており、成長期に大切な骨の材料になるカルシウム、血液の材料になる鉄分などを多く含みます。 11月5日の給食[食のポイント] 春雨についてです。 春雨は、じゃがいもやさつまいも、緑豆という豆などから「デンプン」という成分を抽出して作られる食べ物です。日本や中国だけでなく、タイやベトナムなどのアジア圏内で広く食べられています。日本に伝わったのは鎌倉時代で、肉や魚などを使わない「精進料理」という料理によく使われていたそうです。 11月2日の給食[食のポイント] 春巻きについてです。 春巻きは、中華料理の一種です。具には豚肉やたけのこ、椎茸などが千切りにして入っています。「春巻き」という名前は、立春のころ新芽が出た野菜を具として作られたことがはじまりだからと言われています。春巻きに入っていることが多い具材のたけのこは、春が旬の野菜です。日本の節分で恵方巻きや節分豆を食べるように、新春を祝って無病息災を祈る中国の風習から生まれた料理かもしれません。 11月1日の給食[食のポイント] シナモンについてです。 シナモンは、主に熱帯地方で採れる樹木の皮から得られる香辛料の一種です。漢方薬では「桂皮」と呼ばれます。シナモンには「血行促進」といって血の流れを良くする働きがあります。これからだんだん寒くなる時期には、この血行促進効果で体をぽかぽかにしてくれます。 10月31日の給食[食のポイント] ハロウィンについてです。 ハロウィンは古代ケルト人が秋の収穫を祝い悪霊を追い払うお祭りが、アメリカの民間行事として変化していったものです。ハロウィンでは「ジャック・オ・ランタン」と呼ばれるかぼちゃをくりぬいた提灯のような飾りが特徴です。今日はカレーとデザートでかぼちゃを使いました。 10月30日の給食[食のポイント] もやしについてです。 もやしは豆類の種から発芽させた新芽を食べる野菜です。他の野菜と違うところは、太陽の光を当てず、暗いところで育てるところです。見た目はひょろひょろとしてあまり栄養価が高くなさそうですが、私たちの身体の疲れをとる「アスパラギン酸」という栄養素が多く含まれています。 10月29日の給食[食のポイント] ポパイソテーについてです。 「ポパイ」はアメリカ生まれのアニメのキャラクターの名前です。ほうれんそうの缶詰を食べると力がみなぎり、とてつもないパワーを発揮する主人公です。このアニメのように、ほうれんそうには血のもとになる鉄分やけがを早く治すはたらきをするビタミンC、免疫力をアップさせるビタミンAなど、さまざまな栄養素が豊富に含まれています。 10月26日の給食[食のポイント] きのこについてです。 きのこは90%以上が水分でできている、低カロリーな食材です。きのこには種類によってさまざまな食感や香りがあります。今日のうどんに入っているきのこは、しいたけ、しめじ、えのき、まいたけの4種類です。きのこは野菜や果物とは違い、種ではなく「胞子」というもので増えていきます。 10月25日の給食[食のポイント] チリコンカンについてです。 チリコンカンはアメリカで生まれた料理です。チリコンカンという名前はスペイン語で「肉入りの唐辛子」を意味します。給食では「チリパウダー」という、唐辛子の他、クミンやガーリックなどさまざまな香辛料が入った調味料を使っています。もともとは豆が入っていない料理でしたが、世界恐慌で肉が手に入らなかった時期から豆を入れるようになり、現在のような形になったそうです。 10月24日の給食[食のポイント] ひじきについてです。 ひじきやこんぶ、わかめなどの海藻には「ヨウ素」という栄養素が多く含まれています。この「ヨウ素」は、私たちの喉のあたりにある蝶々のような形をした「甲状腺」という臓器の働きを助けてくれます。甲状腺からは、身体を大きくする「成長ホルモン」など、さまざまなホルモンが作られます。 10月23日の給食[食のポイント] 油淋鶏についてです。 油淋鶏は中華料理で、揚げた鶏肉にネギなどの香味野菜の入った甘酸っぱいソースをかけたものです。このネギの入った甘酸っぱいソースには、ごはんの栄養分をエネルギーとして身体の中で吸収し、代謝を助ける成分が多く含まれています。また油淋鶏の名前のは、「油淋」が「少ない油を肉にかけながら揚げる」という調理法から由来しています。 10月22日の給食[食のポイント] グリンピースについてです。 ケチャップライスやシュウマイ、チャーハンなど、さまざまな料理で目にすることが多いグリンピース。彩りもさることながら、栄養価も高い野菜の一種です。特におなかの調子を整える「食物繊維」、筋肉や髪の毛など身体の組織をつくるもとになる「たんぱく質」が豊富です。旬は春の短い期間だけなので、その時期に収穫したものを冷凍し、出回っていることが多いです。 |
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