11月15日の給食[食のポイント] かまぼこの日についてです。 今日、11月15日は「かまぼこの日」です。日本で最初にかまぼこについて記されている書物が、西暦1115年のものだったことから、11月15日はかまぼこの日になりました。かまぼこは主に白身魚をすり身にして塩や砂糖などの調味料と一緒に練り、蒸して作られた食べ物です。小田原のように魚のたくさん獲れる地域で考えられた食べ物です。 11月14日の給食[食のポイント] ウインナーについてです。 ウインナーはソーセージの一種です。ソーセージは太さによって名前が分けられています。一番太いものはボロニア、真ん中はフランクフルト、そして一番細いものがウインナーです。ソーセージは肉をミンチにして動物の腸に詰めたもので、昔は詰める動物の腸の種類によって名前が変わり、現在のように太さで分類されるようになりました。 11月13日の給食[食のポイント] 鮭の紅葉焼きについてです・ 今出回っている鮭は「秋鮭」と言います。「秋鮭」という種類があるわけではなく、「白鮭」という種類の鮭が、秋から冬になると「秋鮭」と呼ばれます。春から夏にかけては「時鮭」「時知らず」と呼ばれます。秋鮭は産卵のために海から戻ってくる鮭なので、脂肪が少ないのが特徴です。今日はオレンジ色のソースをかけて紅葉焼きにしました。 11月10日の給食[食のポイント] 豆乳についてです。 豆乳は、大豆を水に浸してからすり潰し、熱を加えて絞って出来上がる食品です。牛乳のようにごくごく飲め、大豆の栄養素がたくさん入っています。大豆には成長期に必要な「たんぱく質」「鉄分」「カルシウム」の他にも、おなかの調子を整える「食物繊維」などさまざまな栄養素が豊富に含まれています。 11月9日の給食[食のポイント] 鶏肉のガーリック焼きについてです。 ガーリックとはにんにくのことを言います。にんにくには独特の強い香りがあります。これは「アリシン」という成分です。アリシンは強い殺菌作用や解毒作用、血液をサラサラにする効果や疲れをとる作用があります。にんにくに強い香りがあるのは、虫や動物から食べられないようにするための防御策だそうです。 11月8日の給食[食のポイント] いい歯の日についてです。 今日は11月8日で「良い歯(118)の日」です。乳歯から生え変わった永久歯は、もう新しい歯にはなりません。噛む事は、あごを丈夫にするだけでなく、むし歯を予防したり、食べすぎを防いだり、記憶力を良くしたりとさまざまな良いことがあります。今日のかき揚げには、いか、枝豆、人参、牛蒡とたくさん噛むことができる食べ物が入っています。 11月7日の給食[食のポイント] 家常豆腐についてです。 家常豆腐とは、中国の家庭料理の一種です。漢字では「家」と「常」という漢字が当てられるように、家で当たり前のようによく出てくる料理で、家庭によって味がさまざま違うようです。中に入る食材も、厚揚げ以外は各家庭にあるものを使うそうなので、「これが家常豆腐」といった決まった味や形がない珍しい料理の一つです。 11月6日の給食[食のポイント] 鰯についてです。 鰯は鯖や秋刀魚、鰤などの仲間で「青魚」と呼ばれます。これらの魚は背中が青い色をしているのでそう言います。栄養面でも共通しているところがあり、生活習慣病を予防したり、記憶力を良くしたりするDHAやEPAと呼ばれる脂肪が多く含まれます。鰯は種類によって旬が異なりますが、秋から冬にかけては比較的脂がのっておいしく食べることができます。 11月2日の給食[食のポイント] 野菜コロッケについてです。 今日のコロッケに入っているじゃがいもやキャベツ、人参、玉葱は神奈川県産のものを多く使っています。自分たちの土地で採れたものを自分たちの住んでいる地域で食べ、消費することを「地産地消」と言います。地産地消は、作っている人がわかって安心、余計な農薬を使わなくすむ、運ぶためのガソリンの節約などの良いことがたくさんあります。 11月1日の給食[食のポイント] 十三夜についてです。 今日は「十三夜」といって、十五夜のお月見の日から数えて次の満月になる日と言われています。日本では十五夜と十三夜の両方お月見をすることが縁起が良いと言われています。十五夜は「芋名月」と言われますが、十三夜は「栗名月」「豆名月」と言われます。どちらも秋に旬を迎える食べ物です。今日は秋の香りごはんに栗が入っています。 10月31日の給食[食のポイント] ハロウィンについてです。 今日はハロウィンの「ジャック・オ・ランタン」で使われることの多いかぼちゃを使ったカレーです。ハロウィンという行事は、「ケルト人」という民族の、日本でいう「大晦日」に近い行事です。ケルト人の文化では一年の最後の日が10月31日だったそうです。仮装をするのは、悪さをする悪霊に人間だと分からないようにするためにしたのがはじまりだと言われています。 10月30日の給食[食のポイント] こぎつねご飯についてです。 こぎつねごはんは、油揚げをメインで使ったごはんです。油揚げを使った料理を「きつね」と表現するのは、きつねの神様の好物が油揚げだったことに由来します。しかし実際にきつねの神様が好きだったのは「ねずみを揚げたもの」だそうで、それが「精進料理」という動物性の食品を使わない料理の文化と合わさって、油揚げで代用されるようになりました。 10月27日の給食[食のポイント] 梅丸ラーメンについてです。 今日のラーメンは、小田原市の特産である梅干しと梅の模様が描かれている梅なるとを使ったラーメンです。名前は、小田原市のキャラクターである「梅丸」から名づけました。梅干しの酸っぱい味がアクセントになる一品です。この梅干しの酸っぱい成分は「クエン酸」といって疲れた体を元気にする働きがあります。 10月26日の給食[食のポイント] クラムチャウダーについてです。 クラムチャウダーはアメリカ生まれのスープの一種です。「クラム」はあさりなどの二枚貝のことを言い、「チャウダー」は「牛乳やベーコン、じゃがいもなどを使ったスープ」という意味をもちます。アメリカの土地によって、今日のような「ニューイングランド風」、トマトを入れた「マンハッタン風」、牛乳を入れないで作る「ロードアイランド風」などさまざまな種類があります。 10月25日の給食[食のポイント] タッカルビについてです。 タッカルビは朝鮮半島の焼き肉料理の一種です。「タッ」は「鶏肉」という意味で「カルビ」は「あばら骨」という意味です。本場のタッカルビは鶏肉を骨ごとぶつ切りにしたものを使います。味は「コチジャン」という朝鮮半島で生まれた甘辛い味噌を使い、たくさんの野菜と一緒に炒めるのが特徴です。 10月24日の給食[食のポイント] 厚揚げについてです。 厚揚げは豆腐を油で揚げてできた食べ物です。豆腐を薄く切って揚げると油揚げになります。豆腐を厚く切って揚げるので厚揚げという名前がつきました。豆腐や厚揚げは「大豆」という豆から作られています。体中に酸素を運ぶ「赤血球」のもととなる「鉄分」という栄養素が多く含まれています。 10月20日の給食[食のポイント] きのこについてです。 きのこは秋が旬の食べ物です。今日のうどんに入っているきのこは、しいたけ、ぶなしめじ、えのきたけ、まいたけの4種類です。きのこにはエネルギーがほとんどなく、「食物繊維」というおなかの調子を整えたり、食べすぎを防ぐ成分が多く入っていて、健康に良い食品として注目されています。また、きのこにはそれぞれの種類に特有の香りや食感があります。 10月19日の給食[食のポイント] 豆についてです。 今日のスープには、大豆、手忙豆、金時豆、枝豆の4つの種類の豆が入っています。手忙豆、金時豆にはエネルギーになる「炭水化物」、大豆、枝豆には体を作るもとになる「たんぱく質」という栄養素が多く含まれています。また、枝豆は大豆を若いうちに収穫したもので、豆の種類は同じものです。 10月18日の給食[食のポイント] 中華丼についてです。 中華丼の具のあんかけは、単体では「八宝菜」という名前の料理です。この「八宝菜」は「八つの宝の菜」と書きます。これは中国の昔のお后さまにこの料理を出したところ、「たくさんの宝物を集めたようにおいしいおかず」だと言われたことが由来です。「八」は「たくさんの」、「菜」は「おかず」という意味です。 10月17日の給食[食のポイント] 豚汁についてです。 豚汁は、豚肉とごぼうなどの根菜を一緒に炒めてから煮込んだ味噌味の汁物です。豚汁に使われる根菜はごぼうやにんじん、だいこん、こんにゃく、いもなどが一般的ですが、これらには体を温める作用があります。また、豚肉の脂は汁の温度を下げにくくする効果があり、特に寒い時期の暖をとるためによい料理です。 |
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