10月13日の給食[食のポイント] 十三夜についてです。 今日は十三夜(栗名月・豆名月)です。十五夜と同じ、お月見をして秋の収穫を祝う行事です。栗名月・豆名月と呼ばれるのは、この日に栗や枝豆をお供えするからです。今日は枝豆ではありませんが、同じ大豆からできる厚揚げを味噌汁に入れました。十五夜はあまりすっきりしない夜空のことが多いのに対し、十三夜は晴れることが多く、「十三夜に曇りなし」という言葉があります。 10月12日の給食[食のポイント] 十三夜についてです。 今日は十三夜献立です。十三夜とは「栗名月」または「豆名月」とも言われます。今年は9月15日だった十五夜(中秋の名月)の次に美しい月が見られる日で、今年は明日の13日が十三夜です。十五夜か十三夜のどちらかしかお月見をしないことを「片見月」と言い、縁起が悪いと言われています。今日はシチューの中に栗を入れました。 10月11日の給食[食のポイント] ワンタンについてです。 ワンタンという名前が付いたのには様々な説があります。その一つは、ワンタンは漢字で書くと、雲(くも)を呑(の)むと書くことに由来します。スープに浮かぶワンタンが雲のように見え、それを呑むと幸せになれるという言い伝えがあり、その漢字を併せて雲呑(ワンタン)と呼ばれるようになったそうです。 10月7日の給食[食のポイント] 目の愛護デーについてです。 10月10日は目の愛護デーです。なぜ10月10日なのかと言うと、数字の10を横向きにすると、眉毛と目の形に見えるからです。今日は目に良い食材を多く使った献立にしました。さんまに含まれるEPAという成分は、眼の神経の疲れをとる働きがあります。ブルーベリーにはアントシアニンという成分が含まれ、これは眼の働きを助けるものです。 10月5日の給食[食のポイント] 米粉についてです。 米粉はお米を洗って、水に漬けてから水を切り、特殊な機械で粉々にし、乾燥させて作られます。小麦粉で作られるパンよりモチモチしているのが特徴です。お米を使ってパンが作られるようになったのは、米の食料自給率を上げようという取り組みからです。給食の米粉パンのお米は新潟県で穫れたものを使っています。 10月4日の給食[食のポイント] グリンピースについてです。 グリンピースは、えんどう豆という豆のまだ熟していないものを莢から出したものです。熟した状態のものを甘く煮詰めたものは「うぐいす豆」と呼ばれ、和菓子などに使われることが多いです。グリンピースには食べたものを体の中で消化するのを助けるビタミンB群という栄養素が豊富に含まれています。 9月30日の給食[食のポイント] ちからうどんについてです。 ちからうどんという名前の由来は、お餅がもともとおめでたい日であるハレの日に食べる食材であったことから、食べると神様からちからをもらえるという言い伝えや、腹持ちがいい食材であることから底力がつくという縁起物としてつけられました。明日の運動会に向けて精一杯力が発揮できるよう、デザートもお餅を使った雪見だいふくです。 9月29日の給食[食のポイント] 切り干し大根についてです。 切り干し大根には、食物繊維や鉄分、カルシウムなどの栄養素が生の大根に比べてとても多く含まれています。大根を天日で干すことによって甘味も強くなり、おいしい出汁も取れます。食物繊維には余分な油を体の外に排泄する働きがあるので、味噌カツと一緒に食べると効果的です。 9月28日の給食[食のポイント] ひよこ豆についてです。 ひよこ豆には味覚の細胞に重要な役割を果たす亜鉛という栄養素と、神経にかかわる葉酸という栄養素が豊富に含まれています。脂質が少なくでんぷん質が多いので、豆類では大豆より小豆に似た食感です。ひよこに似た形がとても可愛らしいですが、国によっては羊の頭に見立てた名前のものもあります。 9月27日の給食[食のポイント] 豆腐についてです。 豆腐は、「畑の肉」と呼ばれるくらいたんぱく質に富んだ食べ物です。豆腐は、大豆からできていて、大豆は豆腐のほかにも醤油や味噌などの調味料、がんもどきや油揚げ、厚揚げ、納豆などの加工品、また豆もやしなど様々な食べ物に変身します。今日は木綿豆腐という豆腐がマーボー丼に使われています。 9月26日の給食かにかまと野菜の煮浸し [食のポイント] かにについてです。 かにやえびなどの甲殻類という硬い殻で覆われた生物の殻には、キチン・キトサンという成分が含まれています。これらはコレステロールや体に悪影響のある物質を排泄させたり、肥満の防止や免疫力を高めたりするなどの作用があります。近年医療の分野では、皮膚や爪などの再生にも効果が期待できる物質として注目されています。 9月23日の給食[食のポイント] ココアについてです。 ココアにはテオブロミンという成分が豊富に含まれています。これは動脈硬化や高血圧などの生活習慣病を防ぐ働きがあるほか、血流をよくすることでリラックス効果を高めたり、逆に集中力を高めたりする作用もあります。テオブロミンはココアの他にも、チョコレートなどカカオを原料とするものに多く含まれています。 9月21日の給食[食のポイント] ママレードについてです。 ママレードは柑橘類の果皮を使ったジャムのことを言います。ママレードという名前の由来はいくつかあり、その中でも有名なのが、はじめにママレードを作った果物が「マルメロ」という名前だったからというものです。ママレードに肉を漬け込んで焼くと、糖分が肉の水分を保持してくれるので、やわらかく仕上がります。 9月20日の給食[食のポイント] 敬老の日についてです。 昨日9月19日は敬老の日でした。それにちなんで、今日の給食は「こまごには(わ)やさしい」献立にしました。これは日本の伝統的な食事に使われている食材の頭文字をとったもので、こ(こめ)ま(まめ)ご(ごま)に(にゅうせいひん)わ(わかめなどの海藻)や(やさい)さ(さかな)し(しいたけなどのきのこ)い(いも)の食材をすべて入れたものにしました。 9月16日の給食[食のポイント] ちりめんじゃこについてです。 ちりめんじゃこは、鰯という魚の赤ちゃんです。とても小さいですが、目も内臓も骨もすべてついています。普段大きな魚や肉などを食べるとき、内臓や骨は除いてしまうことが多いですが、ちりめんじゃこはすべて食べることができるので、これらから体に必要なミネラルを摂取することができます。今日は大豆と一緒に甘辛く煮ました。 9月15日の給食[食のポイント] 十五夜についてです。 十五夜(中秋の名月)とは満月のことを言います。新月から満月になるまでの期間がおおよそ15日なので、満月のことをそう呼ぶようになりました。空が澄んで特に美しく晴れ渡る時期が9月中旬〜10月上旬と言われ、今年の十五夜は今日、9月15日です。この日には里芋やお団子を食べると健康で幸せに過ごすことができると言われています。 9月14日の給食[食のポイント] ミネストローネについてです。 ミネストローネはイタリア生まれの料理で、主にトマトを使った野菜スープのことを言います。イタリアでは伝統的な家庭料理の一種で、家庭や日によって入る食材が異なります。日本人の感覚で言うと、お味噌汁に近いかもしれません。今日のミネストローネにはマカロニが入っていますが、イタリアではお米を入れることもあるそうです。 9月13日の給食[食のポイント] 小松菜についてです。 富士見小学校の給食で出てくる小松菜は、ほぼ小田原市で採れたものを使っています。地元の農家さんが、農薬をできる限り使わずに大切に育ててくださった小松菜です。小松菜には血の成分になる鉄分や、骨の成分になるカルシウムが多く含まれています。鉄分は豚肉などたんぱく質と一緒に食べると吸収がよりよくなります。 9月12日の給食[食のポイント] かますについてです。 かますは9月頃から旬を迎える秋の魚です。「秋かますは嫁に食わすな」ということわざがあります。これは、他の人に食べさせたくないくらい旬の秋に獲れるかますは脂が乗っておいしいという意味を表しています。 かますは水分が多い魚なので、今日のメニューのように干物にして食べると旨みがギュッと詰まっておいしくなります。 9月9日の給食[食のポイント] ちゃんぽん麺についてです。 ちゃんぽんという言葉は「いろいろなものを混ぜること、または混ぜたもの」という意味です。ちゃんぽん麺は長崎県が発祥の日本で生まれた料理です。豚肉やいか、うずらの卵、人参、玉ねぎ、キャベツ、長ねぎ、小松菜など、今日のちゃんぽん麺にもいろいろな食材が入っています。いろいろな食材を食べることは、いろいろな栄養素を体に取り入れられるという面からもメリットがあります。 |
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