学校での子どもたちの様子をお伝えします。

12月の「宙」模様 その2

12月の「宙」模様 その2

40年来、毎週日曜日は「サザエさん」が我が家の定番です。
かつて、日曜日の午後6時、7時台は子どもにとってまさにゴールデンタイムでした。
宇宙エース、忍風カムイ外伝、おばけのQ太郎、ポパイ、忍者部隊月光、ウルトラマン・・・
「サザエさん」の中島くん役の声優が白川澄子さんの逝去に伴い、次週から落合るみさんに代わります。今年9月にフネ役の麻生美代子さんが降板したばかりだったのに・・・
最初からの声優は、サザエ役の加藤みどりさんとタラオ役の貴家堂子(さすがたかこ)さんだけです。
カツオの声は、最初は「オバQ」や「ドラえもん」の大山のぶ代さんだった気がします。

オッと、本題からそれてしまいそうです。
いずれ後日、この件はお話しますね。

今日は、「ふたご座流星群」のお話しです。

その前に、「あかつき」について一言。
どうやら「あかつき」も順調にいっているようで、ひと安心です。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は本日7日午前8時51分、予定通り金星に接近した探査機「あかつき」を金星周回軌道に投入するため、姿勢制御用エンジンの20分間の逆噴射しました。
JAXAによると、機体に異常は無いとのことで、噴射に成功したようです。
金星軌道投入の成否については暫く追跡した後、9日の18時に記者発表されます。

それでは、「ふたご座流星群」についてお話しいたします。

夜空を流れる星を見ると、いくつになっても心がときめきます。
小学校5年生の時、理科の授業で星座の学習をした後、真冬の校庭にクラスみんなで集まり、飽きることもなく星空を眺めていたことを思い出します。
1960年代の我が町は、夕刻ともなれば開いているお店もなく、街灯と家の灯りが灯っているだけでした。

流れ星(流星)について科学的に説明すると、宇宙空間にある直径1ミリから数センチ程度のチリの粒が地球の大気に飛び込んで大気と激しく衝突し、高温になったチリが気化する一方で、大気や気化したチリの成分が光を放つ現象のことです。

彗星はこのようなチリの粒を軌道上に放出し、放出されたチリの粒は、放出した彗星の軌道上に密集します。彗星の軌道と地球の軌道が交差すると、チリの粒がまとまって地球の大気に飛び込んできます。地球が彗星の軌道を横切る日時は毎年ほぼ決まっていますので、毎年特定の時期に特定の流星群が出現することになるのだそうです。

毎年12月中旬は、ふたご座流星群が活動する時期です。
とりわけ、今年のふたご座流星群は絶好の条件です。11日が新月のため月明かりの影響はほぼありません。
また、流星群の活動が最も活発になるのが15日の午前3時頃と予想されていて、日本での観察にたいへん適しています。
このように2つのよい条件がそろうため、今年のふたご座流星群は前後10年ほどの間でも最もよい条件で観察することができる。と国立天文台では広報しております。

ふたご座流星群は、年間を通して最大の流星群と言われています。
今年は一晩で観測できる流星の数が、1時間に最大で60個から80個くらいの出現が期待できるそうです。夏のペルセウス座流星群は雲が多く見ることができませんでしたので、期待は膨らみます。

1月の「しぶんぎ座流星群」、8月の「ペルセウス座流星群」、12月の「ふたご座流星群」の3つが、流星群の中でも毎年安定して出現数が多いので、特に三大流星群と呼ばれています。
11月の「しし座流星群」は年によって出現率が異なり、今年は残念ながら、安定して見ることができませんでした。

ふたご座流星群の一般的な出現時期は、12月5日〜12月20日頃で、極大は14日頃です。極大を過ぎると急に流星数が減る傾向にあるそうです。
14日だけしか見ることができないというのではなく、14日に最大数の流星が見られると言うことです。
小田原では9日までは15時過ぎに、10日から12日は新月ですし、16日は21時半ごろには月は沈みます。日没後でも運が良ければ見ることができます。

防寒対策をしながら、夜空を見上げてみてください。
満天の星空を、多くの星が流れるのを見ることができるかもしれません。

星が流れたら、星が消えないうちに願い事をしてください。
素敵な夢が叶うかもしれませんから・・・

でも、首が痛くならない程度にしてくださいね!
本当は寝転がって空を見ることができるといいんだけれど・・・




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