【校長のつぶやき】みんなの前で自分の考えを説明する子供たち(令和4年11月30日・水)私が授業に入った時も、あえてそのような場を作ると、進んで前に出てきて説明をする子がいます。(そのようなときは、私は教室の後ろに行って、感心しながら説明を聞いています。授業者のポジションをその子に譲って…) 日ごろから鍛えられているのでしょうね。私は、子供の時、自分から挙手をして発言をすることさえ尻込みをしていたのに、ましてやみんなの前に立って説明をするなんて考えられないような子供でした。それを思うと、本当に国府津の子は素晴らしいです。 もちろんみんながみんな前に出て説明をすることが得意というわけではありません。最近の授業では、みんなの前で説明することが苦手な子にも、ペアやグループなどの小集団で自分の考えを述べ合うような場を作っています。このような場を経て自信をもち、全体の場で挙手できるようになる子もいます。 考えを表現する場としては「話す」だけでなく「書く」ということもあります。「話す」ことが苦手ならばせめて「書く」だけでも…。逆に「書く」ことが苦手ならば「話す」ことで…。両方できれば、それに越したことはないのですが…。 前提としては、まず「自分の考えをもつ」場を保障するところから授業を組み立てます。自分の考えをなかなかもてない子には、ヒントやアドバイスなどを提示するなどの工夫をします。 このような授業の積み重ねが、本校の学校教育目標の中に位置付いている「自分の考えを分かりやすく説明する」子の育成に結びついているのだと、今日、初任者の授業を見ながら改めて感じたところです。 【2年】相手のことを考えながら、自分の気持ちをきちんと言えるようになろう「もう少し言い方を変えて相手に言えたら、自分も相手も嫌な気持ちにならなくて済んだなぁ。」という経験が、これまでになかったか思い出すところからスタート。 そして、3つのキャラクターが登場。「イバリンくん」「モジリンくん」「ニコッチくん」です。「イバリンくん」は、相手のことを考えずに、自分の思い通りに使用する「攻撃型」。「モジリンくん」は、言いたいことを言えずに我慢してしまう「受け身型」。「ニコッチくん」は、相手を攻撃せずに自分の気持ちを丁寧に言える「上手に気持ちを伝える型」です。 ブランコに乗っている友達に対する9つの声かけ(伝え方)がどのキャラクターに当てはまるか、それぞれ考えました。そして、みんなで確認。 最後に、「ニコッチくん」の言い方をペアで言い合いながら、お互いに気持ちよくブランコを譲れそうな感覚を経験しました。 普段の生活でも生かせるといいですね。 11月30日(水)の給食「白菜」について 今日の味噌キムチラーメンの中には、白菜が入っています。 白菜は、霜が降りる時期になると、繊維が柔らかくなり、甘みも出ておいしくなります。くせが無いので、鍋物、炒め物、煮物、汁の具、漬け物などに利用されます。ビタミンCを多く含んでいるので、かぜを予防する働きがあります。一番おいしいのは、11月〜2月にかけてです。 【校長のつぶやき】経験に応じた研修の授業研究2つ(令和4年11月29日・火)2校時目は、2年生の国語「お手紙」の授業です。県西教育事務所より教育指導員さんにご来校いただき、授業を参観いただいた上でご指導をいただきました。 5校時目は、4年生の国語「プラタナスの木」の授業です。小田原市教育委員会より研修相談員さんにご来校いただき、やはり授業を参観していただいた上でご指導をいただきました。 基本的な流れは、前時までの内容に触れつつ、本時のめあてを立て、まずは自力解決、その後、意見交流、最後に振り返り(まとめ)という流れです。2つの授業ともワークシートが用意され、板書にも工夫がされていました。2年生は、いずれ音読劇を行うので、途中、動作化も取り入れていました。 2人とも、それぞれ教育指導員さん、研修相談員さん(いずれも退職校長)にじっくりとご指導をいただいたようです。伸びしろいっぱいの若手。教員もまた、国府津小の学校教育目標にある「向上心を持って」、研修に励んでいます。授業力向上が、子供たちの学力向上にもつながっていきます。 ちなみに、昨日の出席停止(理由はいろいろ)の児童は約40人強。本日は、約30人台半ば。担任のお休みも今日は1人になりました。減少傾向になっていればよいのですが…。でも、無理は禁物。体調がすぐれないときは、ゆっくりお休みください。 リモート授業も受け付けております。(すでに、何人かの児童がリモートで参加しています。) 【2年】JR出前授業
JRの出前授業がありました。JR国府津駅の職員の方々に来ていただいて、電車の乗り方や車掌さんの仕事について学習しました。
まず最初に電車に乗っているときのマナーについて、動画を見ながら確認しました。 次に、3つのグループに分かれて、体験を行いました。 1 線路に落ちたものを器具を使って拾う体験 2 運転手さんの仕事体験 3 車掌さんの仕事体験 それぞれのグループで楽しく学ぶことができました! 【給食委員会】給食週間に向けておいしい給食を作ってくれる調理員さんへの感謝の思いをどう表すか、給食集会として放送するビデオの構成をどうするか…、今からいろいろと考えているところです。 11月29日(火)の給食「里芋」について 里芋は、さつまいもやじゃがいもよりも早く日本に伝わり、人々に親しまれてきました。里芋は、おめでたい食べ物といわれています。里芋は土の中で育ち、親芋、周りに子芋がつき、さらにその周りには、孫芋がつきながら増えていくため、子孫繁栄を願う食べ物として、お正月やお祝いの時に食べられています。 「読み聞かせボランティア」さんによる読み聞かせ11月28日(月)の給食鮭には、質のよいたんぱく質や資質が多く含まれています。鮭に含まれる脂質は、コレステロールを増やさないようにして、血液の流れをよくしてくれます。ほかにも、骨や歯を作るときに使う「カルシウム」の吸収を助けてくれるビタミンDも含まれています。 English Room通信 Welcome to Japan, Anna先生アメリカのテキサス州で小学校の先生をされているAnna先生が、国府津小学校に来てくれました。6年生は、1か月前からProject Staff(実行委員)を立ち上げて、交流会に向けて準備を進めてきました。また、授業時間には、Anna先生と会話ができるようにたくさんの練習を重ねてきました。 いよいよ当日。昇降口を通りかかると、恥ずかしそうに、でも、うれしそうに "Hello!"と声をかける子どもたち。一クラスはEnglish Roomでの交流会になりましたが、自分たちで会を始め、一つ一つのプログラムを楽しむことができました。急きょ一人で行うことになった実行委員さんが、立派に英語を話していたのがかっこよかったです。Anna先生は6年生が披露してくれた「えっさほい」をとても気に入ったようで、一緒に踊り始める場面もありました。体育館で行ったクラスは、大きな画面に映し出された映像を見ながら、小田原の紹介をしたり、アメリカの学校の様子を興味津々に見たりしながら、文化の違いに触れました。 実際にアメリカに住んでいる方と交流する機会に恵まれ、少し緊張気味でしたが、会が終わってからAnna先生を囲んでにこにこしている子どもたちの姿を見て、将来国境を越えて友達の輪が広がったらいいなと温かい気持ちになりました。 急きょ少ない人数で対応したProject Staffさんに大きな拍手を贈りたいです!! 5年生も授業の一環として、Anna先生と触れ合うことができました。たくさんの質問が出て、子どもならではの視点の異文化交流ができました。 どちらの学年の子どもたちも、外国人と触れ合うときに自信をもって英語でコミュニケーションできるよう、今後も楽しく授業を進めていきたいと思います。 (アメリカは、11月にthanks'givingという大きな祝日があるため、一週間学校が休みになります。Anna先生は、その休暇を使って私たちに会いに来てくれました!) 11月25日(金)の給食「主食」について ごはん・パン・麺を主食といいます。主食は、食事の中心となるものです。主食には、エネルギー源となる炭水化物が多く含まれています。不足してしまうと疲れやすくなり、力が出なくなってしまうので、元気に過ごすためにも主食をしっかりと食べるようにしましょう。 【校長のつぶやき】自学に表れる子供たちのがんばり(令和4年11月24日・木)中には、明らかにすぐ終わりそうな簡単な課題を自分で決めて、済ませている子もいますが…。まぁ、時には、そういうときがあってもいいかもしれませんね。家庭学習の習慣化が大きなねらいなので、まずは継続することが大事です。 子供たちのがんばりは、自学だけではありません。担任が不在の中でも、気を緩めることなく、やるべきことを一生懸命やり遂げようとしています。それどころか、急に担任のポジションに入る私たち級外職員に対しても、学級のルールに基づいて、いろいろなフォローをしてくれます。このような姿が国府津小の子の素晴らしいところだと常々思っています。こういう思いができるので、学級に入るのがまた楽しみになってきます。 ちなみに22日(火)には40名弱であった出席停止の児童数が、本日24日(木)には60名弱になりました。(出席停止の理由はいろいろです。)あらためて、健康にご留意ください。 【4年】校外学習(相模川ふれあい科学館)魚たちへの餌やり体験をしました。ちょっとドキドキしながらも、餌を近づけると一気に集まってくる魚たちに驚きながら、とても楽しそうでした。 相模川の生き物や身近な自然について学びました。 【4年】校外学習(神奈川県総合防災センター)ここでは、地震、風水害、火災の体験をしました。地震では、震度7を体験し、震度6との違いに多くの子が驚いていました。 火災では、今何階で火事が起きているのかアナウンスを聞き取れた子は数人でした。 日ごろから災害に出会った時にどうすればよいか、心の準備と状況に応じて考えて行動することの大切さを実感したようです。 【2年】町探検(赤コース)赤コースは「魚伊三→神戸屋→焼肉屋KAZU→美容院HORIZONTE→郵便局」を訪問しました。 【2年】町探検(緑・ピンクコース)緑・ピンクコースは「セブンイレブン→玉泉寺」を訪問しました。 【2年】町探検(青・白コース)青・白コースは「石塚保育園→シャトレーゼ→がってん寿司→スーパービバホーム」を訪問しました。 11月24日(木)の給食「和食の日」について 11月24日は「和食の日」です。和食は「日本人の伝統的な食文化」で、2013年にユネスコ無形文化財に登録されました。和食は、海・山・里でとれる新鮮な食材を使い、うま味の活用、ご飯を主食とした栄養バランスによい献立が特徴です。お正月のおせち料理といった、行事に合わせた料理があったり、日本各地の地域で生まれた「郷土料理」があります。 【校長のつぶやき】学校運営協議会(令和4年11月22日・火)各校より「前期の学校評価」と「後期の学校運営」について説明をし、その後、委員の皆様から、要望や意見、感想等をいただきました。「学校評価」では、教職員による自己評価と、児童生徒による授業アンケートなどをもとに、前期の状況や課題について話がありました。「後期の学校運営」については、前期の学校評価を受けて、改善点、努力点等の話をさせてもらいました。 情報交換の中で話題になったことの1つとして、リモートや個別学習などの「ICT機器の活用」と、「顔と顔を合わせての子供同士のコミュニケーションの場」のバランスについてがあります。コロナ禍ということもあり、人と人とが接する機会が減りがちな状況の中、互いの表情を見ながらコミュニケーションがとれるような場を、教育活動の中でも大切にしてほしいという趣旨であったかと思います。この点については、その大切さを十分理解しているつもりですので、ICT機器の活用を図る一方で、授業はもちろんのこと、様々な活動の中で、直接コミュニケーションをとる場を位置付けております。今後も引き続き大事にしていきたいと思っています。 もう1つ。「整理整頓」を大事にしてほしいという話もありました。言葉で「整理整頓を…」ということは簡単ですが、実はこれが一番難しい。具体的にどのように指導しているか、ぜひ確認をしてほしいという趣旨であったかと思います。これについては、整理整頓の「基本は家庭」というご意見もありました。家庭での教育の在り方を考える必要もあるのでは…ということです。もちろん、学校でも指導はしております。しかし、これは、担任によって、どれだけ具体的にわかりやすく指導をしているかということは分かれるかもしれません。そもそも教職員自身がどれだけ自分の身の回りの整理整頓を意識しているかということも問われる気がします。校内で再度確認をしたいと思います。 また、スクボラの「学習ボランティア」の活用を図って、授業時の指導補助としてもいいのでは…というお話もありました。検討させていただきます。 地域全体で国府津の子たちの成長を考えてくださっていることを、あらためて感じる会でした。ありがとうございました。 11月22日(火)の給食「鰆(さわら)」について さわらは、漢字で書くと「さかなへん」に「春」という字を書きますが、寒くなってもよく食べられます。それは、鰆も寒さから身を守ろうとして、体にたくさん脂肪をつけるため、おいしくなるからです。 |
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