【校長のつぶやき】「国府津っ子フェスティバル」で得る学び(令和5年11月28日・火)国語や算数などの学習とは異なるいろいろなことを学んだ「国府津っ子フェスティバル」。例えば、… お店番をする時(子供たちの言葉で言うならば「運営側」の時)、どうしたらお客さんが来てくれるか、ルールが分かりやすく伝わるか、お客さんが楽しんでくれるか…いろいろ考え、各班、それぞれの工夫をしていました。 お客さんとして、お店を回っている時、どうしたらゲームに勝てるかを考えながら一生懸命取り組んでいました。ゲームの内容によっては協力もしていました。たとえゲームに負けてもだれかを責めるようなことはしませんでした。また、上級生は、下級生がどんなゲームをしたいか、どんなお店に行きたいかということを常に確かめながら、動いていました。下級生もまた、上級生に迷惑をかけないよう意識しながらゲームを楽しんでいました。 より良いお店にしたい、ゲームで勝つために工夫をする…これらは、「こ・う・づ」の「こ・向上心」です。 自分の気持ちを抑えてでも下級生のことを考えながら行動する、仲間を責めない、互いに協力し合う…これらは、「こ・う・づ」の「う・美しい心」です。 途中、くじけそうになったこともあったでしょう。でも、あきらめずにやり遂げようとする心…これは、「こ・う・づ」の「つ・強い心」。そして、最後に「こうしょう君をねらえ!」で思い切り逃げたり追いかけたりした遊びは「つ・強い体」を鍛えることにもつながります。 そして、忘れてはならないのは、この「国府津っ子フェスティバル」を企画・運営・準備し、みんなをまとめてくれた5・6年生の活躍と、その5・6年生への感謝の思いです。5・6年生、本当にありがとう。そして、下級生には、自分たちも5・6年生になったらいずれ全校児童のために…という思いを大切にしてほしいと思います。 「国府津っ子フェスティバル」は、国府津小学校の学校教育目標につながる素敵な活動でした。 【校長のつぶやき】学習参観日、ありがとうございました(令和5年11月11日・土)様々な教科・領域、様々な学習活動・形態をご覧いただけたことと思います。ご家庭の方に見ていただくことで、はりきっていた子、励みになった子もいたのではないでしょうか。 今回の学習参観実施にあたり、保護者の皆様のお声を今後の教育活動に生かしたいという思いから、学習参観に対するアンケートをとることにしました。さくら連絡網のアンケート機能でお願いをしておりますが、自由記述という形にもかかわらず、早速、多くのお声を寄せていただいております。集約途中なので、個々の職員にはまだ知らせておりませんが、職員の励みになるお言葉をたくさんいただき、教育活動を組み立てていく上で、自信をもって取り組めることになるのでは…と感じています。また、改善の余地があるご意見も頂いておりますので、検討させていただきたいと思います。17日(金)16時30分をアンケート回答期限としておりますので、ご意見・ご感想がおありの方でまだご回答いただいていない方は、それまでにご回答いただけると幸いです。 今後ともよろしくお願いいたします。 【校長のつぶやき】自分でゲームをつくる!「校長先生、見て!ゲームを作ったんだ。」 Chromebook持参です。説明を聞くと、画面上の猫を動かして、ふわふわ自由に動いている青い風船に当たると左のポイントが増え、もう一つ、画面上に隕石を登場させて、上下の位置を決めて発射し、水色の風船に当たれば右のポイントが増えるとのこと。 これを「スクラッチ」というプログラミングソフトを使って、自分で作ったそうです。素晴らしい創作に、「すごいね!」と心から感心しました。今日のホームページに載せたいから…と言って写真を撮らせてもらいました。 こういうことが、自分の力でできるって、すごいことだと思いませんか。どういう設定にするか、どのような動きにさせるか、どうしたら楽しめるか…試行錯誤しながら、一つのゲームを創作する…この後、さらに改善していくかもしれません。課題を見つけて、その課題解決に向けて、より良いものを創っていくという力こそ、生きていくうえで必要な力です。たくましいです。 「将来、ゲームクリエーターになれるかもよ。」と言ったら、すでに将来の夢は別のものがあるそうです。でも、可能性はこれから、どんどん広げられますからね。楽しみ! 【校長のつぶやき】学級での生活をよりよくするために…(令和5年11月2日・木)先月末、学級によっては、ハロウィンパーティを開いていました。私が見たところは、6年生1クラス、3年生の2クラスです。他にも開催しているところがあるかもしれません。少なくとも、3年生もう1クラスは、昨日、開催していました(私は出張に出かけたため、見られませんでしたが…)。 ハロウィンパーティは、いわゆる「集会活動」に位置付きます。通称「学活」と言われる「学級活動」の形態は、学習指導要領によると、「話合い活動」「係活動」「集会活動」の3つに大別されます。「集会活動」では、「学級生活を一層楽しく豊かにするために、学級の全児童で行われる活動」で、「学級会において話し合う際には、提案理由に合わせて『何をするか』、『どのようにするか』、『役割分担』などを話し合い、計画を立て」ます。実際に、このような過程を経たかどうかは分かりませんが、ハロウィンパーティを実施した学級では、「話合い活動」を行い、いろいろなことを決めた上で、当日の実施までにたどり着いたのだと思います。 当日の運営は、当然児童が中心になって行い、いずれも担任は必要に応じてサポートをするといった立ち位置を貫いていました。昨日実施した3年生のある学級は、実は担任が体調を崩し、急きょ午後から休みを取ったのですが、児童は担任がいなくても予定通り5・6校時に実施すると判断し、填補の教員が見守る中、見事にハロウィンパーティをやり遂げたようです。頼もしいですね。 このような自主的、実践的に取り組む態度は、児童が育っている証拠です。このような活動を通して、「計画の立案や効果的な運営方法」、「協力や責任」などについて体得できていることと思われます。 いわゆる教科学習だけでなく、このような活動を学校生活の中でも大切にしていきたいものです。昨日までの5年生の宿泊学習もまた、同様の力が養われていることでしょう。このような力こそ、生涯生きていく上で必要な力といえるかもしれません。職員には、児童に対してこのような機会を保障してもらいたいと思っています。 【校長のつぶやき】宿泊学習を終えて…(令和5年11月1日・水)要所要所で、自分たちが主体となり、一つ一つのプログラムを進めていたようです。ちょっともめそうになったこともあるようですが、みんなで力を合わせ、火起こし、野外炊事に取り組み、やり遂げることができたとのこと。めあての一つである「集団生活を通して自主的に行動することや友達と助け合うことの大切さを体験しよう」が達成できたと考えてよいのではないでしょうか。 5年生の素晴らしいところは、「やるときはやる」「楽しいことを考え盛り上げようとする」といった姿勢ではないかと、常日頃から感じています。ちょっと調子に乗りすぎてしまうときもありますが、それも愛嬌。宿泊学習に関する姿を直接見たのはわずかな時間ですが、5年生の良さが、いろいろなところで感じられました。 今回は、実行委員会が中心になって、しおりを作成したり、当日の進行をしたり…と、本当によく頑張っていました。そして、その実行委員に協力して、サポートし、宿泊学習を思う存分に楽しみ、盛り上げ、成功させようとするみんなの姿。ちょっと見ただけでも、よくわかります。 宿泊学習を通して学んだこと、身に付けたこと、この後、きちんと振り返りをし、今後の学校生活に生かしてほしいと思います。 1日目は、PTA広報委員会・校外委員会の方々にも同行いただき、取材とともに子供たちの見守り・お手伝い等、お力添えをいただきました。朝早くから夜遅くまで、本当にありがとうございました。 また、保護者の皆様方には、当日に向けて、お弁当をはじめとした数々の準備、お子様の健康管理、中にはお見送りやお出迎えまでいただき、心より感謝申し上げます。お子様の思い出話、ぜひ聞いてあげてください。そして、一人一人の頑張りを認めてあげていただきたいと思います。 |
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