【校長のつぶやき】Chromebookの活用…昨年の1.9倍(令和5年12月30日・土)何か特別に手立てをとっているわけではないですが、校内の授業風景を見て回っていると、確かにいろいろな学年や委員会がいろいろな教科・領域で活用している場面を見ます。昨年は調べ学習で検索していることが多く見られましたが、今年は子供たちが自分の考えを入力したり、その考えをオクリンクで送信したり、それをみんなで共有したり…という場面が増えています。観察で見つけたことや自身のノートを撮影している姿も見られました。体育では、自分たちの動きを動画で撮影し、振り返りの材料として活用している場面もあります。また、調べたこと、伝えたいことをスライドや動画などでまとめ、プレゼンテーションとして活用したり、委員会活動などで全校児童に見てもらったり…という活動もあります。 ICT活用に関する研修は、校内では最低限度の研修しか設けていません。学年内で互いに情報交換をしながら、授業で活用しようとする本校の教員の意識は高い方だと思います。教員からの働きかけも大きいとは思いますが、指導者のICT技能を超えて、子供たちが自分たちで次から次へと応用し作り上げていることもあるようです。子供たちの吸収力と応用力は、時として私たちの想定を超えることもあります。 そのような要素がいろいろと絡み合って、「1.9倍」という結果になったのかもしれません。 ICT機器を使うことが「目的」ではありません。それぞれの学習のねらいを効果的に達成すための「手段」としてICT機器は使用されるべきだと思います。何が何でもICTを使えばいいというわけではなく、学習内容によってはこれまでのように黒板やノートを使用した方がよい場合も多々あります。実際、授業を見ていて、「この場面はICTを使うより、ノートに書かせた方が効果的・効率的なのにな…」と思うこともあります。特に低学年は、実際に鉛筆でノートやワークシートに文字や言葉を書かせる活動が大事だと思います。自ずと低学年から高学年になるにつれて、ICT機器を使う機会が増えていくことになります。 ICT機器の有効活用について、引き続き学校全体として検討し、整備していく必要を感じています。 2023年(令和5年)もあとわずかとなりました。「Chromebookの活用、国府津小学校がんばりました!」というニュースで、今年の更新は締めようと思います。 本年もまた本校の教育活動にご理解、ご協力を賜り、ありがとうございました。心より感謝申し上げます。どうぞよいお年をお迎えください。 【校長のつぶやき】ウサギ年に迷い込んできたウサギ(令和5年12月26日・火)そこで、このまま飼い主が見つからない場合、ウサギをどうするかを考えることにしました。本校では、一昨年度まで、「ココア」というウサギを飼っていたとのこと。私が、昨年4月に本校に赴任した時にはすでにいませんでした。 私は、学校でこのまま飼育するかどうかを子供たちと考えて決めたいと思い、職員会議で話題にしました。職員の中にも賛否両論あり、「子供たちと話し合って決めるようなことではなく、学校として決めるべきではないか、一昨年度、ウサギが死んだときにも、今後、新たに飼うことはしないということになったのでは…」という意見もありました。確かに生き物を飼うということは、かなりの覚悟がいることです。ただ「かわいい。飼いたい。」というだけで飼うわけにはいきません。エサはどうするのか、だれが世話をするのか、長期休みの時の世話はどうするのか、病気になったらどうするのか、…考えなくてはいけないことはたくさんあります。だからこそ、子供たちと一緒に考えたいと思うのです。 現在、ウサギの世話は、教頭や校務用員、一部の教員が中心となって、エサやりやフンの始末などを行っています。エサは、ペレットフード(ラビットフード)と呼ばれる固形の栄養補助食、チモシーと呼ばれる牧草、そして、給食で毎日のように出るニンジンの皮を与えています。 ウサギは、今、多くの子供たちにとってアイドル的存在、癒しの存在になっています。今日も、私がウサギ小屋に行って、ウサギの世話をしようとすると、学校に遊びに来ていた子供たちが集まって、ウサギと戯れていました。 子供たちの中にも、「飼いたい」という子と「飼うのは大変だからやめた方がいい」という子、「どちらでもいい」という子がいることでしょう。まずは、学級で子供たちがどのような思いをもっているかを聞いてもらいました。そして、それらをもとに、各クラスから有志を募り、ウサギの今後をどうするかを考える「委員」のようなものを結成することになりました。いろいろな立場から話し合ってほしいと思います。飼うために必要なことも調べてほしい。私たち大人も子供たちの求めに応じて情報提供はしたいと思います。 すでにウサギを飼っている学校では、地域の動物病院と連携をしたり、ボランティアの方を募って、長期休みの時には交代でお願いをしているところもあるそうです。場合によって、本校も協力をお願いすることになるかもしれません。話し合いの結果、学校で飼うことは難しいから、だれか飼ってくれる方を探そうということになるかもしれません。 子供たちにとっての問題解決学習が始まろうとしています。 なんでもかんでも大人が(学校が)決めてしまうのではなく、子供たちが自分たちで納得のいくまで考え、話し合い、検討の結果、決めていく…そのような機会を大事にしたいと思います。保護者の皆様、地域の皆様も、見守りと、必要に応じてご協力をなにとぞよろしくお願いいたします。 【校長のつぶやき】大谷翔平選手からのグローブ(令和5年12月25日・月)だいぶ前から「校長先生、大谷選手のグローブっていつ来るの?」と気にしている子もいます。特に6年生。「3月までには…という話だから、6年生は使えるかどうかきわどいかもしれないね。」と返したこともありますが、もし届いたら、真っ先に6年生に手にしてもらいますよ。せっかくのプレゼントなので、大谷選手の思いを尊重してみんなにキャッチボールはしてもらおうと思います。左利き用も用意して、各校に3つのグローブなんて、大谷選手の気配りって素晴らしいですね。サイン付きらしいから、大谷選手の偉大さをかみしめながら使ってほしいです。 お楽しみに…。 【校長のつぶやき】LRから温かい贈り物(令和5年12月21日・木)先週末には、LRショップから毎年恒例の手作り商品が届きました。こちらは職員を対象に販売されます。私は、落花生2袋、エコたわし1個、タイルコースター2個、ストラップ1個、マグネット2個を購入しました。いずれも、LRの子供たちの手作りです。落花生は、栽培から収穫を経て、学校で炒ったものです。これらの生産活動から、子供たちはいろいろなことを学んだことでしょう。まさに「生きる力」として、将来に直結する学びが多々あったことと思います。皆さんの心のこもった作品(製品)…大事に使わせていただきます。(落花生はおいしくいただきました!) LRの皆さん、ありがとうございました。 【校長のつぶやき】卒業文集、原稿を読ませていただきました(令和5年12月14日・木)6年生児童の文集編集委員を中心とした特集ページ、児童一人一人の思いが綴られたページを読ませてもらいました。 クラスのページは、クラスのカラーが出ていて、楽しい気分で読み進めました。 一人一人のページは、全校児童「35歳の自分へ」というテーマで書かれたものです。将来の夢や期待のようなものを文章の中でにじませながら、今の思い、小学校6年の思い出などもさりげなく入れている子もいました。 たとえ将来の夢がはっきりしていなくても、「こういうことは大事にしようね。」と35歳の自分に語りかけている文章を見ると、どう生きていったらいいのか、自分なりの人生観らしきものをすでにしっかりと考えているんだと感じさせられます。 小学校生活の思い出や学んだことをきちんと見据え、今後の生活につなげ、生かそうとしている子もいました。 夢に向かって、何が必要かということを押さえている子もいます。 「さすが6年生」と思わされる卒業文集でした。きっと、文章を書くことが苦手な子もいるでしょう。でも、みんな本当によく考え、今の自分の思いを自分の言葉で表現することができていると思います。自信、もっていいと思います。 卒業まで3か月ちょっと。悔いのない小学校生活にしてくださいね。 【校長のつぶやき】スクボラの皆様、ありがとうございました(令和5年12月13日・水)児童が困っているときのフォローをしていただきました。くぎの打ち方のアドバイスをしていただいたり、くぎを打ち込む板を支えていただいたり…。担任一人では、なかなか行き届かないところを助けていただきました。 大人の目が多いということは、児童の安全確保という点でもありがたいことです。くぎと金づちを初めて使う児童にとって、不安な気持ちもあったことと思います。今回の図工は、大中小のいろいろなサイズのくぎを扱うので、特に小さなくぎを打つときは、支えている指を打ってしまわないか不安になった子もいるかもしれません。また、板に対して斜めに打つことも「あり」なので、くぎの支え方が不安定になったり、板の押さえ方が不十分になったりすることもあったかと思います。これらの不安の払しょくをしてくださったのが、スクールボランティアさんともいえるでしょう。 このように考えると、スクールボランティアの皆様に本当に助けていただいたように感じます。ありがとうございました。 今後も、このような活動(授業)を行うときには、ぜひお願いしたいと思います。 教員もまた、教員だけでなんでもなんとかしようとせずに、ボランティアさんの力を借りることを前向きに検討してほしいと思います。 昨日、今日と2日間にわたり、国府津中学校の教頭先生も図工のお手伝いに来てくださいました。実は、国府津中学校の教頭先生は、今日のような授業の専門家なんです。図工室で授業を参観していた際に、これまで知らなかった金づちのことを教えてくださいました。私も勉強になりました。国府津中学校の教頭先生は、授業に参加されながら、そして、帰りがけにも「楽しいですね。」とおっしゃっていました。1小1中の国府津。小中連携の一環として、お手伝いいただいたところです。ありがとうございました。 【校長のつぶやき】今年度、2度目の病欠(令和5年12月12日・火)以前、発熱したときにこの「校長のつぶやき」に書きましたが、発熱自体8年半ぶり。今年はすでに3回と自分でも驚いています。抵抗力・免疫力が落ちているのか、体力が落ちているのは分かっているんですけど…。3回とも共通しているのは週末に発熱するという所です。平日は気が張っているのでしょうか?とにかくこれっきりにしたいです。 休んでいたこの2日間、フラワーロードの苗の植え付け(6年)やしめ縄作り(5年)、低学年ドッジボール大会など、特別な活動が行われていたようです。特に2年生は、本日、町探検に出かけ、様々なことを学んできたようです。その様子は、担任が作成したホームページを読ませてもらって、担任の思いと共によく伝わってきました。 探検に当たり、多くの保護者ボランティアの方にご協力いただいたこと、感謝申し上げます。また、先週と同様、今週もまた3年生が図工でボランティアの方々にお世話になっていることも聞いております。本当にありがたく思っております。3年生は、明日もお願いすることになっていたかと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 明日、仕事に復帰します。 【校長のつぶやき】また一つ階段を上った2年生(令和5年12月6日・水)電話をする前の緊張感がひしひしと伝わってきます。一応、お話しする原稿は作っているのですが、相手の方のお答えによって、事前に考えていた言葉と違う対応をその場で考えて話さなければなりません。そのことを考えると、緊張感はより一層増します。 いろいろなところに電話をするので、担当の子が何人かいるのですが、お互いに励まし合い、応援し合う姿が見ていてほのぼのとします。 電話をしている間、子供たちの顔は真剣そのもの。一生懸命、伝えたい言葉を話しています。探検先の皆さんはとても優しく対応してくださったので、子供たちは安心している様子もうかがえました。 電話が終わった後の子供たちの歓声。「やったぁ」「できたね」「うまく言えたね」と、ほっとした表情と満足げな表情がとても印象的。 電話をする経験すらあまりない2年生が、初対面の大人と話すということは、すごく勇気がいることだと思います。3年生以上の総合的な学習の時間などで、このように自分たちで電話でコンタクトをとることは時々見られますが、2年生が自分たちで…というのは珍しく、たくましさを感じます。 みんな、本当によく頑張りました。また一つ自信につながる経験をしたようです。 探検先の皆様、ご協力ありがとうございました。探検当日もよろしくお願いいたします。 【校長のつぶやき】学習補助のボランティアの皆様、ありがとうございます(令和5年12月5日・火)本日は、2組の授業です。昨日は、3組の授業があり、やはり同様にボランティアの方々にご協力をいただいたようです。(私は、1日外に出ていたため、お会いできませんでした。)明日は、1組が授業を予定しておりますが、やはり同様にお世話になるようです。そして、来週もまた各クラス、お世話になることが予定されています。 今日のような作業の時には、大人の方々がついていただくだけでも、担任は安心して全体を見守ることができ、困っている児童に対しても個別に対応がしやすくなります。児童もまた安心して、作業に取り組むことができ、困ったときにもすぐに相談に乗っていただく体制が取れていました。 今回は、学年・学級だよりでの呼びかけに加え、スクールボランティアコーディネーターさんのお世話にもなりました。ご協力いただいた皆様には、心より感謝申し上げます。明日も、そして、来週もまたどうぞよろしくお願いいたします。 また、来週12日(火)の2年生の町探検でもボランティアの方々にお世話になるようです。本当にありがたいことです。こちらもどうぞよろしくお願いいたします。 【校長のつぶやき】ボッチャ大会、LRのみんなの良さが出ていました大きなねらいは、「仲良く」「勝ち負けより良い仲間づくり」「マナーを守る」とのことでした。 ちょっとしたことで「けんか」っぽくなってしまうこともありましたが、いざ試合が始まれば、集中して「やるときはやる」といった感じ。仲間を励ます姿は、微笑ましかったです。さらに、相手のチームにも優しい言葉がけをしている子もいました。初めて会った子たちとも、親しげに話す様子も見られました。 最後の国府津小Aチームのゲームでは、こちらが5人、相手が3人という対戦でしたが、正式な3セット1ゲームが終わった後、余った時間でさらにゲームを楽しんでいると、「1人、そちらに行って、4人対4人でやったら…」という提案が出てきて、実際にその組み合わせで1セット楽しみました。 お昼休みには、お弁当・おやつの時間を終えて、自由に過ごす時間がありました。アリーナのフロアの前方に設置された本部席をふと見ると、他校の校長先生2人がいらっしゃるところに、国府津小の子たちが紛れて何やら話し込んでいます。何を話しているのかなと思い、私もそちらに向かうと、他校の校長先生方から「この子たち、みんな国府津の子ですか?みんな人懐っこいですね。」と言われました。ある国府津の子が「うちの学校は、結構自由だからね。」などと言って、笑いをとっていました。 「ちょっと自由すぎて困るときもあるんだけど…」と少し思いつつも、この人懐っこさが、国府津の子たちの良さなんだろうなと改めて思いました。もちろん、一人一人の良さはそれぞれです。 繊細な心の持ち主で、ちょっとした言葉にも傷ついてしまう子もいます。でも、その分、他人にとても優しい態度をとることができます。一方、ちょっとしたことでイライラして思わず乱暴な言葉を言ってしまう子もいます。でも、いつまでも引きずることなく、クールダウンをしていく中で冷静に許したり謝ったりすることもできます。 今日1日の中でも、実はいろいろなことが起きていました。でも、ゲームを楽しむときはみんなで協力して楽しめる子たち。仲間を励ますことができる子たち。相手チームに対しても…。そして、なんといっても持ち前の人懐っこさ。LRのみんなの良さを感じさせてもらった1日でした。 【校長のつぶやき】FMヨコハマで国府津小学校の校歌、流れましたね(令和5年12月3日・日)国府津小学校出身という方々から多くのメッセージもありました。三代で国府津小に通っているという方もいらっしゃるんですね。今、在籍している児童からもお父さんに代わりにメールを打っていただきながら…というメッセージがありました。 さすが140年近くの歴史をもつ国府津小学校です。 皆さんのメッセージを聞きながら、今、国府津小学校に通っている子たちにとっても、思い出深い学校となるよう努めていきたいと改めて思いました。 【校長のつぶやき】FMヨコハマで国府津小学校の校歌が流れます(令和5年12月1日・金)番組名…「まんてんサンデーズ」(毎週日曜日10:00〜11:48) 国府津小の校歌の放送予定日時…12月3日(日)11:20頃 番組の冒頭で、学校の卒業生に学校の思い出や、先生・級友に伝えたいメッセージを募集し、「School Days Sundays」のコーナー内で、寄せられたメッセージ、現在の学校の様子を紹介し、校歌を流す予定のようです。 私も、現在の学校の様子について、取材を受けました。 現在、通っている児童や保護者の方からのメッセージもぜひお寄せくださいとのことでした。 お時間がございましたら、ぜひお聞きください。 ラジオ番組をライブだけでなく後から聞くこともできるアプリ(ソフト)があります。 放送時間をライブで聞くことが難しい方は、そちらを活用することができるかもしれません。 |
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