【校長のつぶやき】国府津っ子の「美しい心」(令和4年10月31日・月)まずは、28日(金)、清掃の時間に、校庭の正門そばにある百葉箱の周囲の雑草を鎌で刈っていました。百葉箱の周囲はフェンスで囲まれており、そのフェンスの中は草が伸び放題。清掃時間だけでは終わらず、5校時目に入ってからもしばらく続けていました。すると、4時間授業で帰りの会を終えた1年生の児童が、すぐ外の道路を通りかかり、私の姿を見つけると、「校長先生、何をしているんですか?」と話しかけてきました(1年生なのに敬語!)。「雑草がぼうぼうだから、草刈りをしているんだよ。」と返すと、「校長先生、がんばってください。気を付けてくださいね。」と温かい声をかけてくれました。「ありがとう。」と返しながら、「よし!もうちょっとがんばろう!」という気持ちになりました。 そして、今日。これもまた清掃の時間。落ち葉が多くなる季節になったので、これまで1年生の教室そうじのお手伝いをしていた何人かの6年生が南側の道路沿いの落ち葉掃きをしてくれることになりました。いつもは教頭と一緒に行っているのですが、教頭が急きょ用事で呼び出されたので、代わりに私が一緒に落ち葉掃きをしました。一生懸命、落ち葉を掃く6年生。歩道の植え込みの所にたまっている落ち葉も一生懸命かき出して、きれいにしようとしてくれます。終わりの時間がきて引き上げるときに、ほうきやちりとり、そして、たくさんの落ち葉が入っているごみ袋を抱えている子がいたので、私が「せめて、ごみ袋だけでも、持とうか。」と言うと、「ありがとうございます。」という言葉が返ってきます。私がほうきを校舎の真ん中あたりにある校務用員室前に片付けるために持っていこうとすると、「持っていきましょうか?」と気を遣ってくれる6年生もいます。学校の周りをきれいにしようとする気持ちだけでも「さすが6年生だな。」と感心していましたが、そのような言葉が出てくることにも「さすが!」という思いが…。とてもすがすがしい気持ちになりました。 1年生からも6年生からも、「美しい心」を感じさせてくれる秋の出来事でした。 【校長のつぶやき】「ふれあい広場」大盛況!PTAの皆様、ありがとうございました(令和4年10月29日・土)たくさんの子供たちの笑顔を見ることができて、うれしく思いました。日中、会場に来ていた6年生やそのお母様と話していて、コロナ禍以前は、運動場いっぱいにいろいろなブースがあり、飲食の出店があったり、地域の高齢者の方に竹トンボを教わったりなど、もっとバラエティに富んでいてもっとにぎわっていたとのこと。体育館でもイベントがあったと聞きました。その頃に戻れたらなあといった感じでした。 コロナ禍になって、しばらく開催することができず、今もまだ制約がある中で、今日、このような「ふれあい広場」を開催できて、本当に良かったと思います。みんな、このような場を待ち望んでいたことがよくわかります。 PTAの役員の皆様は朝早くから準備にあたってくださいました。このような素敵な場を準備していただいたことに、本当に感謝の思いでいっぱいです。 夜の花火も素敵でした。こんな間近で打ち上げられるところを見られただけでも感激です。近くに一緒に見ていた子供たちの歓喜の声。「すごい!」「去年より迫力があったような感じがする。」など…。このような企画をしていただいていることもまたPTAの皆様に感謝です。 楽しい1日になりました。本当にありがとうございました。 (起震車に乗っているところ、児童に写真を撮ってもらいました。貴重な体験をさせてもらいました。写真撮影、ありがとうね。) 【校長のつぶやき】国府津小中連携(令和4年10月27日・木)午後から、小学校の教員が国府津中学校を訪れ、中1から中3まで、すべての授業を参観しました。その後、教科ごとの部会に分かれ、小中の教員間で情報交換会を行いました。情報交換会では、「小・中学校それぞれの児童・生徒の学習面・生活面での課題と成果について」、「学校段階間の接続についてどのような連携が考えられるか」、「ICT活用の現状について」などが話題になりました。 私は、授業参観も情報交換会も、少しずつ拝見させてもらいました。国府津中学校の生徒たちはどの学年も、落ち着いて学習に取り組んでいました。時には笑いもあり、楽しそうに学習課題に臨んでいる授業もありました。もちろん真剣に取り組んでいる姿も見られました。生徒同士が関わり合い、学び合っている姿も見られます。小学校から中学校にかけての9年間、このような姿が継続できる国府津のすばらしさをあらためて感じました。 また、情報交換会でも小中の教員が和気あいあいとした雰囲気で交流している姿が見られ、なんだかうれしい気持ちになりました。学校段階間の接続、いわゆる中1ギャップを解消するためにどのようなことができるかということも話し合われました。新たな試みも始まろうとしています。 国府津の子供たちのために、まずは小中の連携を密にしていきたいと思います。 【校長のつぶやき】若手の授業…子供たちの成長とともに若手の成長も感じます(令和4年10月26日・水)どの授業も、子供たちが一生懸命、学習に取り組んでいました。エネルギッシュな若手が授業を行うと、子供たちも意欲的、エネルギッシュに取り組む傾向がありますが、必ずしもそうなるとは限りません。若ければいいというわけではないのです。もちろん、逆に経験を積んでいればいいということでもないのですが…。 やはり、教材研究を十分にしたうえで、子供たちの発言を導き、生かし、子供たちに活躍の場を保障したり、苦手意識を持っている子への手立てを考えたりすることが必要不可欠です。分かりやすい授業、子供たちが主体的に取り組めるような授業、そして、「分かった、できた」と達成感や成就感が得られる授業、さらに欲を言えば、学び合いながら思考を深められる授業…本校の職員は皆、このような授業を目指しています。 今日の若手の授業も、もちろん課題もあります。でも、お世辞抜きでどの学級の子供たちも主体的に学習に取り組んでいました。4人の若手、皆が、放課後(場合によっては勤務時間終了後)、「今日の授業について、ご指導お願いします。」と謙虚に聞きに来ました。そのような姿勢も、授業力を確実に高めているのだと思います。そして、これはセンスとも言えるかもしれませんが、子供たちとの人間関係を良好な状態で授業に臨んでいます。本校には、ホープがそろっています。 【校長のつぶやき】オリンピックの選手ってやっぱりすごい!(令和4年10月25日・火)オリンピックのメダリストに直接お会いでき、しかもお話しできる機会なんてなかなかありません。授業前に校長室でお話をさせていただきましたが、あまりのうれしさに失礼かと思いましたが、いろいろな話題を突っ込んで聞いてしまいました。体操を始めたきっかけや、ご家族のこと。授業後も、校長室で給食を召し上がっていただきましたが、その時も調子に乗って、現在、ご本人がコーチをされている体操教室のお話や指導の様子など、時間がたつのも忘れ、お話を伺いました。 2校時目の授業の様子を拝見しましたが、その時のステップアップの構成やご助言はもちろんのこと、子供たちを楽しい雰囲気にさせながら授業を進め、自信をもたせていくプロセスは、さすがだなと思いました。 ミーハーな私は、銀メダルを直接触らせていただき、感激していました。テレビでしか見たことのないメダルを持ってみて、その重さをあらためて実感。子供たちには、この貴重な経験を忘れずにいてほしいなと思います。田中先生、ありがとうございました。 【校長のつぶやき】子供たちを見守る地域の皆さん(令和4年10月21日・金)昨日、本日と、いずれも小中学生で気になるような行為、非行につながりそうな行動などは、ここのところ、特に見当たらないという報告を聞いて、安心しました。また、地域内での不審者の報告もないとのことです。 パトロール活動も行っていただいていることを伺い、地域全体で子供たちを見守っていただいていることをあらためて実感しています。国府津に来て、地域で子供たちを育てようという熱い思いを感じることがよくあります。小学生をお預かりする立場として、感謝の気持ちでいっぱいです。 どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。 【校長のつぶやき】実りの秋(令和4年10月20日・木)まずは5年生。1校時から3校時にかけて、クラスごとに稲刈り体験をしました。6月に田植えをした稲です。鎌をもって稲を刈り、ひもで結わえ、干すところまで体験をしました。来週は、脱穀を見学する予定です。 もう1つの活動は、2年生。2校時から4校時にかけて、クラスごとに芋ほりをしました。中庭で育ててきたさつまいもです。つるを引っぱり、ついてくる芋もあれば、土の中に埋まったままの芋もあります。大きい芋を見つけたときのうれしそうな顔が印象的です。 収穫体験は、喜びをもたらします。本来ならば、「実りの秋」の延長に「食欲の秋」がつながります。秋は、魅力いっぱいの季節です。 【校長のつぶやき】チームワークや絆、つながりが感じられた運動会(令和4年10月15日・土)ダンスなど、表現種目を演技している間の子供たちの笑顔、自信に満ちあふれた顔、競技・演技をやり終えた後の満足げな顔…とても印象的でした。練習の成果が思う存分発揮できたのではないでしょうか。 応援団を中心とした各席での応援も盛り上がっていました。閉会式の「閉会の言葉」の児童が言っていたように、「チームワークや絆」が感じられる運動会でした。 5・6年生は、競技・演技はもちろんのこと、運動会までの準備や当日の運営、片付けでも素晴らしい姿を見せてくれました。「先生、〜をやりましょうか。」「何かすることはありますか。」といった言葉に頼もしさを感じました。そして、下級生のことも考え、フォローもできる…「チームワークや絆」に加え、高学年が大事にしてきた「つながり」も感じられました。5・6年生には、片付けの最後に直接お話をしましたが、6年生は残りの半年、5年生はその6年生の後を継ぐといった意識をもって、今日の運動会で得た経験を生かし、国府津小のリーダーとして、みんなを引っ張っていってほしいと思います。 学校教育目標でもある「向上心をもち、美しい心で、強い心と体の子」といった姿が感じられる本当に素敵な運動会でした。(運動会の内容についてのホームページは、この後、担当が作成する予定です。) 最後になりましたが、本日の運営を支えてくださったPTA運営委員の皆様、ご協力ありがとうございました。また、朝早くから応援をしてくださったご家族の皆様、子供たちにとって大きな励みになったことと思います。本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。 【校長のつぶやき】いよいよ明日が運動会(令和4年10月14日・金)天候が1日不安定でしたが、各学年、演技や競技の最終練習はなんとかできたようです。準備万端。どの学年もベストの状態で明日を迎えられそうです。 前日準備は、残念ながら雨が降ってしまい、思うようにはできませんでしたが、できることを一生懸命、5・6年生が取り組んでいました。高学年として学校全体をリードしようとする気持ちが、ひしひしと伝わってきます。本当に頼もしさを感じます。 ご家庭からはお二人(未就学児については、さらに加えて考えていただいて)の参観をお願いすることになり、昨年度よりはお一人分、増えたとは言え、感染対策を加味しての制限付きの参観となり、恐縮しております。感染対策については、趣旨をお汲み取りいただき、ご理解、ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。子供たちの練習の成果をぜひご覧いただきたいと思います。 「てるてる坊主を作る!」と言っている5年生がいました。ぜひぜひ作ってください。皆さんの願いが届きますように! 【校長のつぶやき】運動会まであと2日(令和4年10月13日・木)朝の登校時は少し雨が降っていましたが、授業時間になると、思いのほか雨も上がり、運動場でも練習をすることができました。各学年、最終調整に入っています。明日が最後の練習。最高の演技・競技になるといいですね。気温差が激しいので、体調管理には十分気を付けてほしいと思います。 【校長のつぶやき】運動会まであと3日(令和4年10月12日・水)放送でも、毎日、「運動会まであと○日。」というアナウンスが流れ、子供たちは様々な形で盛り上げています。 もちろん、練習も佳境に入っています。今日は、朝一番で全体練習の予定が入っていたのですが、ちょうどその時間に雨が降ってきて、急きょ、職員参集。先週も、全体練習は雨のためにできませんでした。そのうち雨もやみそうなので、どこかの時間と入れ替えようかという話にもなったのですが、どの学年も練習をしたいという思いが強く、昼休みを「ロング昼休み」(清掃なし)ということにして、昼休みの時間に全体練習を行うことになりました。 全体練習後、いくらか昼休みの時間も確保することができ、ちょっと安心。どの学年も予定どおり練習ができ、こちらも一安心。天気予報では、明日、雨が降りそうなので、なんとかできてよかったです。 運動会まで体調を崩さずに、ベストの状態で臨めることを祈っています。 【校長のつぶやき】職員のボランティア精神に感謝(令和4年10月11日・火)コロナ禍の現在、児童の健康チェックなどの時間を確保するため、私たち職員の勤務時間は8時〜16時30分に設定しています。今日はB日課。健康チェックをして児童を教室に迎えた後、放送朝会。8時30分には、1校時が始まります。今週末には運動会本番を控え、本番と同じグラウンド環境で練習をしたいところです。勤務時間より前にラインを引き終わっていなければ、そのような環境で練習することはできなかったことでしょう。 職員の自主的な準備行動に感謝です。職員にも様々な家庭事情等があるため、誰もが朝早く来られるわけではありません。できる人が、できる時間、できるところで、やれることをやる。自分のためだけでなく、児童のために、仲間のために…。そのような思いが集まって、本校の教育活動は成り立っています。 朝からそのような思いをもった職員の姿を見て、気持ちよく後期を迎えました。 【校長のつぶやき】小中連携推進(令和4年10月8日・土)小田原市内には、小学校が25校、中学校が11校ありますが、小学校区と中学校区が1校ずつ(1小1中)で重なるのは国府津のみです。他の中学校区は、複数の小学校区から成ります。そのような状況から、最も連携をしやすい学区と言えるでしょう。 小中連携の目的は次のように考えられています。 「小学校から中学校への進学において、新しい環境での学習や生活へ移行する段階で、不登校等の生徒指導上の諸問題につながっていく事態等(いわゆる中1ギャップ)を減らすために、小学校から中学校への接続を円滑化する。」「児童生徒が多様な教職員、児童生徒と関わる機会を増やすことで、小学生の中学校進学に対する不安感を軽減することができる。」「小・中学校教職員間の違いを教職員同士が認めた上で互いに学び合い、義務教育9年間で児童生徒を育てる発想をもてるようになる。」「小・中学校教職員が義務教育9年間の教育活動を理解した上で、全体の教育活動において自分の果たすべき役割をしっかりと認識することで、9年間の系統性を確保し、義務教育の目的、目標に掲げる資質、能力、態度等をよりよく養えることができる。」など…(文部科学省の資料より) 今年度は、10月27日(木)に国府津中学校へ国府津小学校の教員が訪問し、中学校の授業を参観、その後、情報交換会を行うことになりました。その情報交換会で、「どのような連携が考えられるか」を検討する予定です。 国府津っ子のよりよい成長のため、国府津小・中の教職員が手を取り合いながら、小中の連携を推進していきたいと考えています。 【校長のつぶやき】前期終了!(令和4年10月7日・金)
今日で、前期が終わります。前期終業式ともいえる放送朝会で、通知表「のびゆく子」のことに触れました。
◎○△の数を気にしている子もいるでしょうが、まずは、自分のどういうところができていて、どういうところをもう少しがんばったらいいのかを確認してほしいということを話しました。○ならば、その学年で身に付けてほしいことができているということだから、自信をもってほしい。◎は、本当にすごいことでなかなか取れるものでないのだから、もっと自信をもっていい。残念ながら△になってしまったところは、「どうせ自分なんかできないから。」などとあきらめることなく、どうしたら△から○になるのか、その項目に合わせてめあてを立て、そのためにどのようなことをすればいいのかを計画・手立てを考えることが大切だということを話しました。 ここで、「校長先生の秘密」ということで、昨日、あらためて確認した私の小学校時代の成績の一部を皆さんに教えました。今まで誰にも言っていないことを国府津小の皆さんに特別に披露。ちょっと恥ずかしいので、ここでは詳細に触れませんが、気になる方はお子さんに聞いてみてください。私の話をきちんと聞いていれば、分かっているかと思います。 そういう成績をとっていても、努力次第で成績は上がります。6年生の時まで上がらなくても、中学校で上がることもあります。小学校のときにそういう成績をとっていても、私みたいに学校の先生になることもあり得ます。大事なのは、国府津小の目標の一つでもある「向上心」をもって取り組むこと。そんな話をしました。 何人かの職員から「校長先生、その話、本当ですか?」「信じられない」といった感じで尋ねられましたが、本当です。厳密にいうと、当時は「△」ではなく、「×」とつきましたが…。(私の出身地、藤沢だけかもしれません。) 国府津っ子、向上心をもってがんばれ!応援しています。 【校長のつぶやき】懇談会、ありがとうございました(令和4年10月5日・水)私は、午後から出張のため、懇談会の様子を拝見することはできませんでしたが、担任から前期の児童や学級の様子、そして、通知表「のびゆく子」について、話があったことと思います。 明後日には、通知表が手渡されます。担任からも話があったかと思いますが、通知表は、励ましの材料としてご活用ください。◎や○、△の数だけで一喜一憂するのではなく、まずは○(または◎)の部分を認めてあげてください。○(または◎)は「評価がよいところ、(場合によっては昨年度よりアップしたところ)であり、子どもが頑張ったところでもありますから、よいところ、伸びたところとして、具体的な言葉でその努力を認めてあげてほしいと思います。子どもに自信と意欲が出てきます。 △があったり、昨年度より下がってしまったりとしても、否定的な言葉を使わないよう気を付けていただきたいと思います。たとえ関心がないように見えても、評価が低いことに一番ショックを受けているのは子ども自身です。そこに「よくないね」「もっとできなかったの」など追い打ちをかけると、子どもの自己否定感を強め、やる気を奪ってしまいます。また、努力がすぐには評価に結びつかないこともありますが、そういった時に子どもを叱ってしまうと「自分はやってもダメなんだ」と思い込み、無気力になりかねません。△など評価が低い点は、まだまだ変わっていけるところ、成長の伸びしろととらえること。どうして評価が低いのか、どうやってよくしていこうかをぜひ一緒に考えていただきたいと思います。 どうやってよくしていけばよいのか、悩まれる場合は、ぜひ担任にご相談ください。学習の仕方を助言することも教員の仕事ですから…。 【校長のつぶやき】パワーアップ研修…『主体的で対話的な深い学び』をめざして(令和4年10月3日・月)兵十のうなぎを盗んだ「ごん」が、兵十のおっかあが死んだことを知って、うなぎを盗んだことを後悔し、償いを始めるという場面の学習でした。この時の「ごん」の気持ちを考えるというのが本時のめあてです。 「○ページの○行目を見てください。ここに、〜と書いてあるから、〜だと思います。」と叙述をもとに、自分の考えを発表していきます。発表の前に、自分の考えをノートに書く時間が設けられ、自分の考えを明確にした上で発表に臨みました。ノートに書いていることを見させてもらいましたが、自分の考えがよく書けています。友達の発言に対する反応も「なるほど。」「そうか。」「もう少し詳しく言ってくれたら、言いたいことが分かるかも…」などと、よく聴いていることが分かる反応をしていました。 個人的に気になったこととして、自ら挙手をして発言をしようとする子は、半数弱ほどだったこと。全員が挙手をすることが理想かもしれませんが、そこまでは求めないにしても、正直なところ、少し物足りなさを感じました。もう少し、勢いというか、前のめりになって発言しようとしたり、友達の意見に対して「つぶやき」でもいいので反応したりするような姿勢が見られてもいいかなという気がします。以前、このクラスの授業を見たときは、そのような雰囲気がありました。(運動会の練習続きで疲れているのか、午後の授業なので疲れているのか…?) 主体的に学びに向かわせることの難しさが、授業にはあります。若手の授業であっても、ベテランの授業であっても、その難しさは常に付きまといます。どうすれば、多くの児童を主体的に学びに向かわせることができるのか、授業をする者にとって永遠の課題です。研修をきっかけに、さらにパワーアップをしてほしいと思っています。 |
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