【校長のつぶやき】梅見ハイキングを通して、育つ力(令和6年2月10日・土)梅見ハイキングは、いろいろなことが楽しめたようです。でも、「楽しい」だけではありません。子供たちは、この梅見ハイキングを通して、いろいろなことを学んできています。 2年生は、1年生に楽しんでもらうためにいろいろな企画を事前にしてきました。自分だけでなく誰かに楽しんでもらうために企画をする…企画力とともに、相手の気持ちを想像する力も養われます。集団で生活する中で大事なことです。 1年生もまた、自分たちのために楽しい遊びを考えてくれた2年生の思いにこたえ、同級生(1年生)、上級生(2年生)とともに楽しい時間を過ごしました。楽しい遊びを考えてくれた2年生に対する感謝の気持ちや憧れの気持ちを抱いた子もいるでしょう。もしかすると、「自分だったらこういうことを考えるのに…」という思いを抱いた子もいるかもしれません。次年度、自分が企画する側になったときに生かされることでしょう。1年生は、12月、保育園の年長園児を招待し、一緒に秋遊びをする中で、すでに下級生を迎える上級生としての立場を経験しています。このような経験を積み重ねることで、相手の気持ちを考えたうえでのよりよい活動を企画する力が培われていくのでしょう。 その他、梅見ハイキングを通して、別所梅林という公共の場を利用する場合のルールやマナー、2月の梅という自然の様子や梅見という季節や地域の行事に触れるなど、生活科で育てたい力も身に付くと考えられます。2年生は、下級生のことを考えた活動を考え、実行できたことで、自分自身の成長に気付き、自信へとつながっているかもしれません。 ハイキングそのものは、体を鍛えることにもなります。 このように考えると、「梅見ハイキング」は、本校の教育目標である「(こ)向上心・(う)美しい心・(づ)強い心と体の育成」のための最適な活動ともいえるのではないでしょうか。 |
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