もうひとつの職員研修 第4回 〜互いに率直・気軽に学び合う場の様子〜

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3月22日(金)放課後の職員の様子です。

教職員相互に学び合う希望研修が開催されました。


今回の講師は、4年生担任の職員です。

4月からの指導・支援に直結するような内容でしたので、参加者一人一人の気づきや学びになったことでしょう。

5年生 (株)コイワイ様への校外学習

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3月19日(火)

5年生は、羽根尾地区にある「株式会社コイワイ」様へ、社会科の学習として校外学習に行きました。


担任が社会科の教材研究をするなかで、地域にある羽根尾工業団地(西湘テクノパーク)に、すごい企業があることを知り、ご連絡をさせていただいたところ、快く受け入れてくださったということでした。


型にはまらない鋳物(いもの)屋

というインパクトある最初の会社紹介をはじめ、金属3Dプリンタの導入によってお客様のニーズに対応されてきたという姿勢、そして、世間やマスコミ等でも話題になったJAXA小型月着陸実証機「SLIM(スリム)」脚先部分の製造を(株)コイワイ様が行われたという話など、驚くことばかりでした。

JAXAのプロジェクトへの参画をはじめとして、常に挑戦し続ける企業やそこで働く方々の姿というのは、子どもたちはもとより、教職員にとっても大きな学びになるものであることを強く感じました。


また、出会った方々のホスピタリティあふれる対応をとてもうれしく思いました。

5年生の子どもたちもとても安心していましたし、うれしそうに学んでいました。


うかがうところによると、こうやって学校や子どもたちを受け入れてくださったことは、はじめてだったようです。

そのようなことを微塵も感じさせない、わかりやすい説明やプレゼンテーション資料・映像など、ご多用ななかで、子どもたちのために準備してくださったことに頭が下がる思いでいっぱいでした。


余談ですが、あいさつや人と人とのコミュニケーションの大切さも伝えていただき、学校教育と大いにつながるものがありますので、こういうところもありがたかったですし、根底に流れる企業理念等の崇高さを感じました。


これからも、「地域とともにある学校」として、子どもたちと一緒に学ばせていただきたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。

【校長室から】登校班や登下校の在り方について考えること

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「PTA運営委員会」や「令和6年度入学児童 保護者説明会(2月2日)」等において、「登校班」や「登下校の在り方」について、補足させていただいたことがありますので、本ホームページにもこれに係る内容を掲載します。


現在、本校は「登校班」を編成して登下校を行っていますが、国・県・市からは「登下校に関する対応」は、「基本的には学校以外が担うべきこと」と通知されているところです。

「基本的には」とあるのは、地域の実情に応じてという意味が含まれていると考えます。


参考までに、市内の他の小学校の状況等についてですが、市内25小学校のうち、22校は、「登校班」という仕組みがありません。

その22校については、近所や地域の子どもたちや保護者同士が声をかけあって、できるだけ複数の人数で登校しているという感じです。

これにより、高学年の児童を中心とした班長や副班長に、過度な負担がかかるようなことを回避しているというねらいもあるようです。


また、登校班を編成している他の小学校については、かつて(十数年前まで)の本校がそうであったように、地域を把握している「子ども会」等の外部組織が、主体かつ事務局となって編成を担っています。

これにより、例えば、台風や悪天候の際であっても、翌日や当日朝の状況を鑑みながら、通学路や集合時刻等について柔軟に変更することができているようです。

いずれにしても、児童の居住地周辺や地域の状況など、微妙な機微までわかっている保護者間で調整ができることで、臨機応変な対応が可能となり、子どもの安全がより図られやすくなっているともきいています。


この下中小学校においては、長年、登校班という仕組みが維持されてきている実情があることや、この一年間で、多くの皆様からの話を伺うと、国・県・市の方針が示されているからとはいえ、今すぐに登校班の在り方を変更していくといったことは難しいと考えています。

しかしながら、現在、学校が登校班を編成しているような現状については、教師が子どもたちと向き合いよりよい授業環境を提供するためにも、「登下校の在り方」を課題として、長期的な展望をもって協議・改善等していく必要があるのではないかとも考えています。

本校では、こういった現状における、登校班の編成であることをどうぞご理解ください。

【こぼれ話】“こ”ぎつねうどん 〜今日の給食について〜

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今日の給食に「こぎつねうどん」が登場しました。

というのも、今まで、「こぎつねごはん」はありましたが、うどんについては「きつねうどん」という名称でした。

共同調理場の運営に携わる行政の方々との会合で、本校のPTA会長から「こぎつねうどん」という名称に改めるとよいのではないか…という提言を受けて、今回、メニュー名が変更されたということです。


ちなみに、「こぎつねうどん」という名称となりましたが、今までの「きつねうどん」とメニュー内容や調理の仕方などの変更をしたわけではないと聞いています。

つまり、以前から、子どもの咀嚼(そしゃく)や嚥下(えんげ)などを考慮して、写真のように、油揚げはもとより、すべての具材が細かく刻まれて、子どもたちへ提供されています。


「こ」がつくという、ほんの少しの違いですが、日常的に、子どもの状況を考えてメニューや調理方法等が検討されて提供されていることや、今まで当たり前のように行っていることに、実は、大きな配慮や価値があったということを、提言をとおして、改めて気づくことができたと感じています。


前向きな愛あるご提言をありがとうございました。

今後とも同じ方向を向いて、子どもの学びを支えていくことにご理解ご協力のほどお願いします。

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よりよい学習活動を行うために 〜雨上がりの朝の様子から〜

3月13日(水)朝、子どもたちの登校時刻ごろの様子です。


下中小学校の運動場は水はけがよい方だとは思っていますが、それでも、前日夜まで、結構な雨量を伴う雨が降っていたこともあって、この日の朝は、至るところに「水たまり」が残っていました。

この状況をみた、体育担当の職員や校務用員の方々が、スポンジを使って、水を除く作業をはじめていました。


というのも、卒業式の会場設営がなされていることもあり、現在、体育館での体育ができない期間となっています。

必然的に、体育は運動場で行うこととなります。


子どもたちの運動を確保するため、延いては、運動を楽しもうとする子を育んでいくためにも、土台となる「運動場の環境整備」を当たり前のように行っている姿がありました。

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3年生 国語 教材文「モチモチの木」ほか…次年度の校内研究に向けて

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3年2組の学習の様子です。


有名な教材文「モチモチの木」をとおして、「登場人物について話し合おう」という単元です。


この日は1・2時間目が国語の時間でしたが、「読む」「個人で書く」「自由に出歩いて話し合う」「グループで話し合う」「グループでカードに書く」「全員で共有する」といった様々な学習活動が展開されていたこともあって、一人一人が終始集中して授業に臨んでいました。


一人一人が感じたことやその理由を発表しているうちに、

「本当はおくびょうじゃないよ。」
「何で?」
「どうなんだろう…」

というつぶやきや疑問が確認されはじめたことから、

教師から子どもたちへの声かけにより、

「もっと読み深めたいこと」
「友だちと話し合ってみたいこと」

などをまずは個人で考え、その後グループで話し合っていくこととなりました。


あるグループの様子です。
(本時間のねらいとは少々異なりますが、いいなあと思う姿がありました。)

このグループは個人の考えをグループでひとつかふたつにまとめようとしています。


A児「ねえ、じゃんけんで決めよう。」
B児「(悩みながら…)じゃんけんかあ。それだと…話し合いたいことになるかな。」

C児「ううーん…。じゃあ最初の1枚(ひとつめ)はじゃんけんにしようか。」
D児「2枚目は話し合おう。」


多くの場合は、

「じゃんけんなんてだめだよ。」
「こういうのは話し合って決めるんだよ。」

と、一言で終わってしまうのでしょうが、

「じゃんけん」

とはじめに言った友だちのことをおもんぱかり(慮り)、
ひとつめは「じゃんけん」で、
でもふたつめは、「グループでしっかりと話し合って決める」
という、全員が授業に参画できる環境を子どもたち自身がつくっている姿がありました。

その後の話し合いでも、グループで、「納得解」を見出しながら話し合いを進めている姿がありました。


ひとつのグループを中心に観察していたことで気づけたことですが、
いずれにしても、これらの姿は、子どもすごさであり、子どもに内在する価値であり…子どものもっている力は無限にあることを、改めて感じていました。


この日は、来年度(令和6年度)の校内研究の方向性を見出すために、研究主任が同僚へ参観をよびかけた授業でしたので、何人かの教師が隙間時間をみつけて授業参観にきていました。


子どもの姿をじっくりと観察していたので、同じようにいろいろな

「子どものすごさや価値」

を見取ることができたのではないでしょうか。

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