大谷翔平選手からのグローブが届いたら… 〜本校における対応予定など〜
テレビやインターネット等の報道では、「クリスマスに大谷翔平選手からのグローブが届いた」という地域や学校があるようです。
市教育委員会からは、 「小田原市内25小学校に係る住所などの送付先照会はニューバランス社などからあったものの送付時期も含めて未定」 という連絡があったところですので、報道からの情報である「12月下旬から3月くらいまでの間に順次発送」を想定しつつ、いずれにしても、年明けのいつ届いても対応できるようにしたいと考えています。 現在予定している本校としての対応をつぶやきます。 1 寄贈された(届いた)時期から2週間(半月)程度は職員室前辺りに展示します ショーケースはすでに手配済みですが…。 2 展示期間終了後は実際に全校児童が触れられる(体験できる)期間を設けます 「子どもたちが触れる(体験できる)」手段や順番などの考え方や方法は、教員だけでなく、児童会活動として体育委員会などの児童が検討に参画しながら、全校児童へ提案してもらいたいなあ…と考えています。 なお、この期間は未定ですがおおよそ2か月程度でしょうか。 3 その後について 全校児童が触れられる(体験できる)期間が終了したあとは、希望される本校の施設利用団体(シャークスさんなど?)などへの貸し出しや日常的な使用・活用、展示などへ移行していきたいと思っています。 最後になりますが、大谷選手からのグローブは、約20000校にもなる日本全国の小学校への寄贈となりますので、そのスケールの大きさに驚くとともに、改めて感謝の気持ちがわいてきます。 「3つのグローブのうちひとつは左利き用」といった細やかな配慮があることも含めて、子どもたちとこういったことも分かち合っていきたいと思っています。 それでは、よいお年をお迎えください。 よいお年をお迎えください
12月22日(金)は冬休み前の登校最終日でした。
・お楽しみ会 ・学年や学級のイベント ・大そうじ ・今までのふりかえり そわそわ…わくわく…の雰囲気あふれる一日でした。 教職員も片づけをしたり、エアコンのフィルターを掃除したり、今年の年末年始用の電話応答メッセージを新たに吹き込んだり、運動場に凍結防止の薬をまいたり…といったことをしていました。 でもその前は、子どもたちが正門をとおって帰る姿を、いつまでもいつまでも見送っていました。 何となく…さびしさを感じている様子も伝わってきました。 さて、次に子どもたちと再会するのは、令和6年1月9日(火)です。 それぞれ有意義な時間を過ごせたらいいなあ…と思っています。 よいお年をお迎えください。 <追伸> 大谷翔平選手からの全小学校へのグローブ配付について、現在のところ、学校には何の情報も入ってきていない状況です。 何らかの動きがありましたら、本ホームページにつぶやくかもしれませんので、あらかじめご了承ください。 なぜ…ふりかえりをするの? 〜冬休み前・朝会の話〜
12月22日(金)冬休み前の朝会(オンラインでの実施)における話を一部ご紹介いたします。
<校長からの話> おはようございます。明日からは冬休みです。 今から20年前のことです。 「先生、冬休みにぼくのお母さんは入院するだ。だから、冬休みはちょっとこわいんだよね。」 という一人の子がいました。 多くの子は冬休みが楽しみです。 久しぶりに会う人もいるでしょうし、プレゼントやお年玉といった楽しみがある子もいるでしょう。 その一方で、先ほどの子のように、冬休みは「ちょっとこわい」とか「あまり楽しみではないな…」という子が、もしかしたら、みなさんの周りにいるかもしれないな…ということを心の片隅にでも、もっていることがやさしさなのかな…も思っています。 いずれにしても、みなさん一人一人がいろいろな思いをもちながら、明日からの冬休みを迎えます。 その際に、じっくり1年間をふりかえってみてほしいです。 世の中としては、「コロナ感染症が5類となった」とか「大谷選手の活躍」とか「地球沸騰化といわれたくらい熱中症リスクが高い夏だった」などが、重大ニュースとなっていましたが、世の中のことや人のことというよりも、自分自身のこと、自分自身に向き合って、ふりかえりをしてほしいと思っています。 では、ふりかえりって何のためにするのでしょうか。 脳の整理をして、次の行動につなげるためと言われています。 ふりかえりには、こんなことできるようになった・うれしいといった「プラスの内容や考え」もあるでしょうし、よくなかったな・だめだったな…という「マイナスの内容や考え」もあるでしょう。 特に、「マイナスの内容や考え」のふりかえりがある場合には、だめだったな…失敗したな…で止まるのではなく、じゃあ次にどうするか、心新たに、前向きに考えること、そして、何らかの行動を一歩進めてみることも重要と考えます。 そういう意味でも、この年末年始は絶好の機会です。 「忘年会」という言葉をきいたことがあるかもしれませんが、本来の忘年会の考え方としては、こんな自分の考え方はいやだな…ということを、忘れるくらいに、つまり、「マイナスの内容や考え」を忘れ、心新たに前向きに気持ちにしていこうと切り替えるチャンスの場ということのようです。 いずれにしても、年末年始には、心や気持ちをリセットし、大事なことは前を向き、行動につなげるための機会がたくさんありますので、自分の心を整えてみてほしいです。 年明けに行われる書き初めもそのひとつです。 4年生「明るい心」 5年生「新しい風」 6年生「将来の夢」 どれも、先をみつめること、前向きに明るく考えていこうという自分を後押ししてくれそうな字です。 来年、令和6年、2024年が皆さんにとってよりよい年となるように、また、この冬休みが有意義なものとなるよう願っています。 これで話を終わります。 【校長室から】1年生から6年生 下中フェスティバル 〜児童会活動〜
12月8日(金)は下中フェスティバルでした。
下中フェスティバルは、いわゆる児童会による活動で、子ども自身による子どもたちのための活動となります。 もちろん児童会活動は、学習指導要領にも位置付けられた、児童による自治的な運営をめざしていく活動です。 本校では5・6年生の運営委員会の児童が中心になって企画・運営を行ってきました。 その過程では、3年生以上の代表児童が参加した11月の代表委員会での協議を経て、1年生から6年生までの全児童が参加する12月8日(金)の当日を迎えました。 写真から伝わるといいのですが、一人一人が楽しそうでした。 そして何より、5・6年生の児童においては、企画・運営している意識をもって、個人差はあるものの、自分たちのブースを一生懸命に運営している姿に頼もしさを感じていました。 こういった、自主的に行動している5・6年生の姿をみて、下学年の子どもたちも、 「〇〇教室、〇〇やってます!」 「どうぞ来てください!」 「3階、〇〇室、今なら待ち時間ないですよ!」 一緒になって活動(広報や宣伝)している姿に、下中の子たちの縦のつながりのよさを感じ、ほほえましく思っていました。 そして、児童会活動は、改めて、「子どもによる子ども同士ための活動」であると思いました。 状況によっては、教師も運営の助言をすることや、お客さん役として参加すること等はもちろんありましたが、その一方で、(物理的にということではなく指導・支援の面から)できるだけ大人の姿がみえないように、「子どもたち同士がわかち合う時間」であることを、全職員で意識していました。 そのためにも、この日までの指導・支援が重要ですが、授業と同じで、今後も常に、“教師の出“は追究し続けなければならないのかもしれません…。 こういった活動をとおして身に付けていく資質・能力はいわゆる「みえにくい学力」ですが、先がみえない未来の社会を歩んでいく今の子どもたちにとって、より一層求められる力なのかもしれませんし、今回のような活動は貴重な経験となると考えます。 特に児童会担当の職員においては本当におつかれさまでした。 子どもたちの自主的な姿をうれしく思うとともに、終わってほっとしていることでしょう。 もうひとつの職員研修 第3回 〜互いに率直・気軽に学び合う場の様子〜
12月8日(金)放課後の職員の様子です。
今回は、「似顔絵講座(自画像の指導・支援方法など)」をテーマとした希望研修が開催されました。 今回の講師は、5年生担任の職員です。 小学校教員ですので、図画工作に係ることは学んできてはいるものの、専門分野の学びがどうしても多くなっていることから(得意不得意があるので)、こうやって、「似顔絵」「自画像」といった指導・支援方法に特化して学ぶ機会はありがたいものです。 今回も実際に体験しながら学んでいきました。 この時期の放課後も、職員会議やケース会議・児童指導会議、外部会議への出張、授業研究の研究協議、個別の対応、もちろんノート確認やテスト採点や授業準備など、本当に多くの業務があるので、希望制かつ参加できる職員のみの時間でしたが、明日からの指導・支援に直結するものであることから、(そして何より、この研修がとっても楽しいことを実感しているからでしょうか)何とか隙間時間をみつけて参加しようとしている職員の姿もありました。 今回も、笑いあり、気づきあり…のやっていても見ていても楽しい時間でした。 参加者一人一人が集中しすぎて、予定の30分を大きく延長して1時間くらいやっていました。 企画そして準備・運営をされた職員のみなさんありがとうございました。 <追伸> 写真の似顔絵・自画像ですが、誰だか分かりますか? 【こぼれ話】今朝の登校時の子どもたち
子どもは、登校時においても、いつもと違う変化があると敏感に反応することがあります。
例えば、正門前にねこがいたときや、イチョウの葉を掃除するために地域の方からいただいた新しいコキアのほうきを持っているときなども、微笑ましく楽しい反応をしてくれるときがあります。 さて、この日の朝は、コンタクトレンズが不調であったこともあって、 私はメガネをかけて、正門付近で子どもたちを迎えました。 (そういえば…) 本校でははじめてのメガネであったこともあり… 「イメチェン!」…子どももこの表現使うのですね 「イメチェンしたいんですか?」…そういう訳ではないのですが 「何か、ちょっとちがうかな」…自分でもそう思うのです 「うーん、まあ似合っているほうですかね」…ご評価ありがとうございます 「鯖江のメガネ?」…鯖江市はメガネの街ということを知っているのですね(ちなみに鯖江のメガネではありません) 「メガネ仲間ですね」…仲間意識のうれしい声かけです 「おっ…似合っています!」…出世しますよ 「校長先生っぽい!」…今までは? 「校長先生のお兄ちゃんみたい」…いたらこんな感じかな? 発達段階に応じて、どちらかというと、高学年になればなるほど、声に出す反応は少なかったですが、日常的にはうつむきがちな子も、変化に気づき、凝視しながら歩いている姿を微笑ましく思っていました。 何気ない日常にもこういった楽しい子どもの姿があります。 |
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