6年生を送る会 その8 〜6年生からの出し物〜
最後は、6年生からの出し物です。
はじめに登場したのは、「ドラえもん」に関する5人の子。 ドラえもんの寸劇でしたが、5人とも自分らしさを精一杯発揮し、突き抜けるようなキャラクターを演じている様子に会場全体が大爆笑でした。 キャラクターのイメージカラーをふまえた服装を準備していることにも、みんなが感心していましたし、特にジャイアンの声については、他学年の子たちからも、 「え〜!そっくり!」 という歓声があがっていました。 そのあとは、エヴァンゲリオンの「残酷な天使のテーゼ」の合奏でした。 難しい曲ではありますが、 「いくぞー!」 というかけ声を受けて演奏がはじまったことに象徴されるように、6年生一人一人の思いを感じる演奏でした。 演奏後…。 何と、5年生から「アンコール!」の声がかかりました。 会場全体のアンコールの要望を受けて、 「もう一回やるぞ!」 という6年生の声があがり、再びアンコールの演奏がはじまりました。 あとから話をききましたが、6年生のシナリオにはないことだったそうです。 こうやって、子どもたち自身が、その場で考え、判断し、行動することは、とても大事なことと考えています。 6年生 図画工作 思い出BOXをつくろう
6年生の「図画工作」の様子です。
いよいよ図画工作における最終単元というのでしょうか、「卒業制作」を兼ねた活動として、オルゴール付きの木製の箱である「思い出BOX」をつくっています。 ・設計図をかく ・箱に絵を描く ・彫る ・色を塗る(絵の具) ・ニスを塗る ・組み立てる ・オルゴールを設置する このような工程で、10〜12時間程度の時間を要する単元となりますが、この時間は第1回目として、設計図をかいています。 デザインや設計図等のヒントや参考を得るために、友だちに相談したり、学習用端末を活用して調べたりと、一人一人が、悩みながらも、前向きな気持ちで、完成をイメージしながら楽しそうに活動している姿が印象的でした。 6年生 大谷選手寄贈のグローブでキャッチボール大谷翔平選手から寄贈されたグローブを使って、昼休みにキャッチボールを楽しんでいます。 普通のグローブよりも軽いとのことです。 現在、グローブは順番に各学年・学級をまわっているところです。 まだの学年の子どもたちは、うらやましそうに見ていました。 将来の大谷選手が出てくると良いですね。 6年生 SOSの出し方教室自分にストレスがあるときの「からだ」「気持ち」「行動」の変化に気づけるようになること、自分に合うストレス発散の方法を知ること、また、「助けられ力」を身に付け、悩みごとを周囲の人に話せるようになること・・・等々の大切さについて知ることができました。 困った時の相談窓口も教えてくださいました。 子どもたちは、これからの人生で思い通りにならず、ストレスを抱えることもあるかと思いますが、今日教えていただいたことを頭の片隅において、いきいきと心豊かに人生を送っていってほしいと思いました。 本日のお話の中で出てきた「10秒呼吸法」(1、2、3で息を吸い、4で止め、5、6、7、8、9、10でゆっくり息を吐く)は、大人の私たちでも気軽にできる気持ちの切り替え方法だな、と参考になりました。 6年生 国語 思い出を言葉に
6年1組の国語の様子です。(2月5日)
「小学校の思い出を俳句・短歌に表そう」 という学習活動をしようとしています。 「1年生の思い出」から学年ごとに「6年生の思い出」まで出し合い、思い出の内容を語り合っているところですが、話は尽きないくらい盛り上がっていました。 <1年生の思い出> ・地球博物館 ・入学式 ・はじめての運動会 ・6年生とのふれあい ・6年生に好きなアニメのお面を作ってもらっての豆まき ・6年生の似顔絵を描いてこと ・おもちゃランド ・・・・・・・・ <6年生の思い出> ・修学旅行 ・東照宮 ・柿山伏の劇 ・三の丸ホール ・下中フェスティバル ・運動会前日に絵を描いた 「思い出の内容」を選んで作品をつくるようですが、たくさんあることや、理由を添えていくこともあって、一人一人がよく考えていることが伝わってきます。 学習用端末のソフトウェアを活用して、友達の考えを参考にすることで…「なるほどなあ」と思う分、さらに迷うのでしょう。 ある意味、楽しい悩みなのかもしれません。 学習用端末(クロームブック)を当たり前のように使いこなしている子どもたちの姿も、自分自身では気づきにくいのでしょうが、大きく成長した姿なのでしょうね。 6年生 小学校生活最後の書写の授業「旅立ちの朝」という字の清書をしました。 この2年間、ずっと清書の時に行ってきた「目で写す」作業に真剣に取り組むことができました。 さすが6年生だけあって、切り替えが上手で、休み時間は楽しく盛り上がっていたのに、授業が始まるとパッと気持ちを切り替えて、静かに集中して文字を書く学習に取り組むことができました。 「バスケでも、切り替えが大切なんだよね。」等というつぶやきが聞こえてきました。 バスケで学んだ心構えを、書写の授業にもいかしてくれたのでしょうか・・・。 とっても素敵です。 あっという間の2年間でしたが、どの子も、とても上手に字が書けるようになり、本当に嬉しく思いました。 気持ちの切り替えが上手な6年生ですので、4月からは、きっと素晴らしい中学生になれると確信しています。 また、とても力がある6年生ですので、きっと素晴らしい卒業式を創り上げてくれることと思います。 「旅立ちの朝」という文字は、「卒業式の日の朝」をイメージして、心を澄ませて清らかな気持ちで書くように頑張ってきました。 「卒業式」は小学校生活最後の授業です。 真剣に取り組む姿は人の心を揺さぶります。 6年生に心から期待して、エールを送ります。 |
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