4年生 もう一つの運動会
様々な事情で運動会をお休みした友だちと一緒に運動会をやりたいという声が挙がり、4年生だけで2回目の運動会を行いました。
徒競走、ダンス、ジャンケンマスターを行いました。 ジャンケンマスターについてはご存知の方もおられると思うのですが、練習から本番まで赤(1組)は1度も勝ったことがなかったのですが、最後の最後の今回、赤が勝ちました! とても喜んでいる子もいれば、 「本番で勝ちたかったー」 と叫んでいる子もいました。 4年生 わたしたちも楽しみたい ハロウィン企画 【4年1組】
お楽しみ会の企画を考えてきた子達がいたので、それを実現するために
国語の教科書「クラスみんなで決めるには」 の内容を意識しながら話し合いをしました。 企画の説明や質疑応答、記録などは子ども達にやってもらいました。 (今回、司会は私が行いましたが、「だんだんとこれも自分達でやろうね」と伝えています。) 今回提案されたハロウィン企画をやろうと思った理由は、 「隣の2組が夏祭りのお楽しみ会を企画してやっていてうらやましいと思ったから」 とのことでした。 隣のクラスの良いところを意識して自分達もやってみようと思えるのは素敵なことだと思います。 話し合いの結果、宝探しとカラオケ大会をすることになりました。 どちらも初めての内容です。 クラス皆で楽しめるように準備を進めてもらいたいですし、参加する人たちもそういう気持ちで一緒に楽しい時間を作っていけたらなと思います。 話し合いが終わると早速、 「景品作りなら、私、手伝えるよ!」 という声も聞こえてきました。 楽しみです。 4年生 担任から 〜運動会がんばりました&教育実習の先生ありがとう〜【4年2組】
<運動会がんばりました>
14日(土)の運動会では、これまでの練習の成果を発揮するとともに、全力でジャンケンし、80メートルを走り、そして応援する姿がとてもすばらしかったです。 運動会に向けての取り組みの中で、練習を重ねたり、集団の動きに合わせたり、励まし合ったり、認め合ったり、3年生をやさしくリードしたり、集団を勇気づけたり・・・とたくさんのステキな姿が見られました。 運動会を通して、一回りも二回りも心がぐんと成長したように思います。 保護者の皆様、毎日の体育着や水筒の準備、励ましや応援をありがとうございました。 お子様の運動会までや運動会当日のがんばりや輝きを、ぜひ担任にも教えてください。 <教育実習の先生ありがとう> 10月2日から2週間、教育実習生が4年2組で過ごしました。 最後の日は運動会でしたので、13日(金)に「ありがとうの会」を行いました。 実習生の〇〇先生には会を開くことは秘密にして準備をしてきた子どもたち。 運動会の練習もあり、準備時間を作り出すのは大変だったと思いますが、しっかり進めていたことに、驚きました。 すごいなあと感心しました。 当日は、寂しさのあまりに涙を流す子も・・・すてきな「ありがとうの会」になりました。 運動会前日の担任の思い…【4年1組】
ついに運動会練習も大詰めです。
ここまで運動会のスローガンを作ったり、運動場の草取りをしたり、ダンスの最後のポーズをグループごとに決めたりと様々な準備をしてきました。 子ども達が準備をして積み重ねてきた思いや努力が形となり、素敵な運動会になることを祈っています。 また、どんな結果が出ようともよい学びとして今後の日常生活に結びつくように寄り添っていきたいと思います。 4年生 教育実習生による授業国語の「秋の楽しみ」の学習でした。 子どもたちは、笑顔で落ち着いた口調で話す実習生の先生と楽しく学習に取り組んでいました。 板書の字もきれいで読みやすく、これから、本当の教師になったら、素晴らしい先生に成長されるだろうと思いました。 大学から、指導教官の先生も来校されて、丁寧にご指導されていました。 4年生 前期のふりかえりから 【4年2組】
学期の切り替えは、学習や生活の取り組み方を見直し、気持ち新たにスタートするよい機会です。
「よし、後期もがんばるぞ!」という前向きな気持ちでスタートしてほしいと思います。 前期のふりかえりをご紹介いたします。 <がんばったこと> ・1位 算数 たくさん考えた! 分からないところは、聞いてできるようになった わり算の筆算!!! ・2位 社会 水の勉強 ごみの重さを調べたこと ・3位 国語 漢字!漢字テスト ・その他 道徳 考えた!相手はどう思うのかな〜と思いながら聞いた 体育 マットができるようになった とにかくダンスをがんばった 図工 のこぎりをがんばった 音楽 リコーダーをふくこと 総合的な学習 下中座のことや金次郎のことを調べるのをがんばった 理科 わかりやすくノートをまとめた <楽しかったこと> プール・・・初めてで、とても楽しかった じごくのシャワーが楽しかった 梅雨パーティー/夏祭り・・・いろんなことができて楽しかった クラブ活動 楽しい会議 新しい友達 ドッジボールで遊んだこと ダンス クロムブック(カフート) コロコロガーレで遊んだこと 体育のマット運動 下中座の体験 学年集会など <写真についての補足> 1枚目 カナヘビが生まれたときの様子 2〜3枚目 図画工作「ギコギコトントンクリエイター」の様子 4〜6枚目 運動会のダンスに向け、チームで踊りや決めポーズを考え、楽しく踊っている様子 教育実習 4年2組
今日(10月2日)から2週間、4年2組で教育実習が始まりました。
子どもたちとの初めての出会い。少し緊張した面持ちの実習生(大学生)を前に、4年2組の子どもたちは興奮気味でした。 実習生の自己紹介にみんな興味津々に耳を傾け、特別な2週間に心を躍らせている様子が見受けられました。 4年生の子どもたちにとってはかけがえのない経験になるとともに、教育実習生にとっても充実した時間となるようにしていきたいと思います。 4年生 全員が満足するって難しい・・・ 【4年1組】
運動会のダンスの練習をしています。演技の途中でグループごとに移動し、踊る場面があります。
そのためのグループ決めを子ども達自身に決めてもらいました。 その際、私が伝えたのは次の3つです。 1 5年生での宿泊学習や6年生での修学旅行などグループを作る機会がある。そうした時に先生が決めるのではなくて、少しでも上手にみんなが納得できるグループを自分達で組めるようにチャレンジしてみようと思う。うまくいかない所もあるかもしれないけれど、今後のためのいい経験にしてほしい。 2 「私が我慢すれば、みんなが満足する」と思わせる。誰かが犠牲になる決め方にはならないようにしよう。 3 「自分たちはもう組んだから終わり。」と考えず、全員が決まるまでは、あくまで仮決まりであって、最後まできちんと考えましょう。 まずは、男子は男子、女子は女子でグループを組んでいきました。 そして段々と組む人が増えていくものの組めていない人たちの中で軋轢が生まれているようでした。 一生懸命に話し合っている子たちがいる一方で、状態は膠着し、時間がただただ過ぎていきました。 「グループ決めと言われて、組みたい人と組むことに頭が行っているようですが、本当にこの組み合わせでそれぞれのグループが踊りを踊れるようになると思って組んでいるんですか。自分のことしか見えていない人もいるんじゃないですか。全部のグループを見ながら、もう1回考えてごらん。」 と私が話すと、子ども達の中でガチンとスイッチが入ったように感じました。 子ども達同士で、 「○○さんは、ダンス、今のところ、あんまりだから、ダンスリーダーの○○さんと一緒にするか、それともダンスリーダーじゃないけど、△△さんとなら一緒にやればきっと上手になれるから…。」 「まず、踊りで自分が苦手な所ってある?もしあるんなら、その内容に合わせて組む人を…」 という声が聞こえたり、 「ねえ、□□ちゃん、大丈夫?無理してない?またみんなで考えるから遠慮しないで言って。ホントに大丈夫?」 という確認の声が聞こえたり、今までとは違う自主的に何とかしようという姿を沢山の子が見せてくれて、私はかなり感動していました。 (決まる前に泣いていると、仮で決めている所を考えなおしにくくなりそうだったので気持ちを押さえましたが…。) 年度はじめにお伝えしたチームの発達段階の「混乱期」に現れる、「それぞれの我が表出してぶつかる」という所から「このままじゃ埒が明かないよね」と次のステップへと進んでいく過程がまさに目の前で起こっているなと思いました。 全員が満足…は難しかったものの、ある程度の納得のいくグループが決まったようです。 「ちょっと譲りすぎちゃったな」という人もいれば、「今回、かなり譲ってもらっちゃったから、次は譲りたいな」という人もいました。 日常生活での様々な協力場面の中で、全員が満足するための力を蓄えていってほしいなと思いました。 ポイントは“you(あなた)は”ではなく“we(私たち)は”だと思います。 少しずつこうした考え方で動ける子が出てきたように感じます。 4年1組担任より 4年生 理科「雨水のゆくえ」「雨水のゆくえ」の学習をしています。 「水たまりができるのはなぜ?」なのかを、子どもたちなりに予想し、グループ毎に実験方法を考え、運動場で実験しました。 ビー玉やボール等を転がしてみる子、水が地面にしみ込まないようにラップを敷いて、じょうろで水を流して水たまりを実際に作って触ってみる子、いろいろな方法を考えて、子どもたちは実験を進めていました。 4年生の子どもたちの、素直な気持ちで学習に取り組む姿勢に感心しました。 9月から4年生の理科はTTで指導しています。 この日は、担任がT1、理科専科の職員がT2を担当し、それぞれのグループをきめ細かく支援していました。 特に、このような広い運動場での学習では、複数の目で支援できると、子どもたちの学習が深まって良いと感じました。 4年生 よいと思うことは一人でも続ける 【4年1組】
運動会のダンス練習が始まりました。
ダンスリーダーを募集し、事前から動いてもらっています。 頼もしい限りなのですが、結成当初は女子しかいませんでした。 すると、ある一人の男の子が途中から 「先生、やっぱり僕、ダンスリーダーやってもいいですか?」 と私に声をかけ、リーダーの練習に加わりました。 初めは男子一人だったので、視線が集まることも多かったのですが、それにもめげずに彼は続けました。 今では、男子が3人。そして隣のクラスにも男子リーダーが誕生しました。 彼のおかげだと思っています。 何事も最初の一人は特に大変です。 よいと思うことは一人でも続けることって素敵だなと思いました。 4年生 国語 「あなたなら、どう言う」 〜相手の立場に立って考える〜 【4年1組】
国語で対話の練習「あなたなら、どう言う」の学習を行いました。
音読の宿題を聞いてくださり、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、簡単に説明すると、弟が自宅のリビングで棚から物を取り出して遊んでいたところ、姉が帰宅し、友だちがこれから来るので部屋を片づけてほしいと伝えるという場面設定があり、どんなことを言うだろうか。どう伝えることが望ましいだろうかを考える学習です。 まずは姉役、弟役の立候補者を募って実際に演じてもらいました。 笑いが起こりつつも 「あるある!うちでもある!」 と共感していました。 (姉は怒る、弟は怒ると拗ねるが多かったです。) では、なぜ、ケンカのような口調になってしまったのか、姉と弟はどんな気持ちだったのかなどを考えてもらうと、 「姉はわかるけど、弟は全然、分からない。」 (またはその逆) という声があり、お互いの立場を予想した内容が共有できて良かったと思いました。 どう言ったらよいかについては、 「謝る(強い言い方について)」 「やり方の提案(次に同じにならないようなルール)」 「自分の気持ちを伝える(自分がしたいことを丁寧に)」 といった意見があがりました。 そして、最後に確認したのは、相手の立場に立って考える大切さについてです。 実は先週、クラス遊びをした際に、久しぶりにドロケイをやったのですが、終盤、大きな口論が起こり、振り返りも燦燦たる状態で、遊び後にみんなで話し合いをした程でした。 ルール作りもいいですが、相手の立場に立って考えをめぐらせたり、共感してもらいやすい伝え方を工夫したりするなど、他の場でも生かしてもらいたいと思いました。 次を楽しみにしています 4年生 「尊徳学習」
小田原は二宮尊徳翁の生誕地であることや、この地で報徳仕法の土台が築かれたということ等もあって、全小学校で「尊徳学習」を教育課程(カリキュラム)に取り入れています。
そして、多くは4年生児童が学びますが、本校でも4年生のカリキュラムになっています。 9月20日(水)は尊徳記念館から外部講師をお招きして、4年生が尊徳翁について学びました。 たくさんの資料や掲示物等をとおした説明により、児童は、尊徳翁の生き方を考えることや、「積小為大(せきしょういだい)」「推譲(すいじょう)」「分度(ぶんど)といった尊徳翁の教えについてふれていきました。 本校の正面玄関近くにある「二宮金次郎像」や「報徳訓(ほうとくくん)」についてもふれていただき、毎日目にしているような身近なところを見つめることについても学んでいました。 今日の話をいかした、今後の4年生児童の学びの深まりに期待しています。 尊徳記念館の講師の先生におかれましても、改めてどうもありがとうございました。 4年生 道徳科 「本当の友達とは」
4年2組における道徳科の様子です。(9月5日・4時間目)
「本当の友達とはどんな友達か考えよう」というこの時間のテーマに向けて、『泣いた赤鬼』(絵本にもなっているいわゆる名作です。)という資料を読み、全員で考えているところです。 「赤鬼をヒーローにさせたい」 「自分が悪者になっても赤鬼を人間のヒーローにしたい」 「似てるー」「似てるっ」 「意味は同じだけど自分の言葉で」 「友達のために自分を犠牲にしていた」 同じような考えであったとしても、“その子”の言葉で伝えることで、ちょっとした違いや機微が広がるので、全体としては考えが深まることにつながります。 日常的に、どの子の考えも認め、聴こうとすることを大事にしているのでしょう。この積み重ねにより、発言者は、安心している雰囲気のなかで、友達に伝えているようにみえます。 「じゃあ、〇〇さんもいっていたように、何で「はり紙」を貼ったのだろう」 と、教師はこれまでの子どもの意見を活かしながら、この時間の肝となるような質問をすると… 勢いよく手が挙がっていた子やおもわず立ち上がった子がいたように、この時間に没頭しているような姿もありました。いずれにしても、一人一人がよく考え議論に近い発言をしているような時間でした。 そして、担任が子どもと一緒になって、子ども一人一人の考えを楽しんでいる姿も印象的でした。 たくさん意見が交わされた分、4時間目の終了時刻がきてしまいましたので、午後に続きをやることを全員で確認し、この時間は終わりになりました。 <追伸> 午後は授業観察に行けなかったのですが、担任から追って話をきくことができました。最終的には、「本当の友達」について、自分ごととして考えられるくらいに、続きも盛り上がったということでした。 4年生 社会科 「ごみの問題と向き合って」 その2
小田原市環境政策課の方、つまり、市役所の方が、3時間目4年1組、4時間目4年2組での授業のためにゲストティーチャーとして来校されました。
「ごみを減らすための取り組み」として、小田原市のごみの現状と対策について話を聞きました。 少しの話も漏らすまい…といった雰囲気で、一生懸命メモをしている様子や、説明をはじめると、じっと画面や説明者を凝視している様子などがみられました。 やはり、働く方々から直接学ぶことはとても価値があります。 今日学んだことは、これから一人一人がまとめていくとともに、その前には、互いに気づいたことや考えたこと等の意見交流により、学びを深めていくことでしょう。 これからの学習も楽しみです。 <追伸> ゲストティーチャーのうち、1名の方は本校の卒業生ということで、「なつかしい」「こんなのあったなあ」と言いながら、うれしそうに校舎内を眺めていました。何年たってもこういったつながりがあるのですね。 4年生 社会科 「ごみの問題と向き合って」 その1
4年1組の授業の様子です。(9月8日・2時間目)
身近な「ごみ」について調べて考えていく学習です。 児童が考えるためのきっかけとして大事になるのが資料ですが、まずは、「小田原市のごみ総排出量」のグラフを提示しています。 ただし、資料の提示の仕方に工夫があり、右半分を隠しています。 「上がっていく(ごみの排出量が増えている)」 「そのまま」 「下がっていく(ごみの排出量が減っている)」 児童一人一人は、漠然とした感覚でグラフがこのあとどう推移するのかを予想していきます。 ここでは予想の根拠は伝えず、あとにとっておいているようです。 「じゃじゃーん」 教師が、右半分が「下がっていく」様子のグラフを提示すると、子どもたちは不思議がっています。 「なんで」 「小田原市やるじゃん」 「なんで」と出ることを予測して、教師が次の資料を提示しました。 そして、資料から、ごみの量が減っているのは、小田原市の人口の推移とつながっていること、つまり、小田原市の人口が減った分、ごみが減ったということを児童は理解していきます。 「じゃあ別に、“やるじゃん”でもないじゃん」…まるで浜弁ですね 資料をとおして、考えが揺れ動いていることが子どもの表情からも伝わってきます。 さらに、次の資料が提示されます。 「一人1日あたりのごみの排出量の推移」です。 特に、平成29年に小田原市が、全国や神奈川県と比較して、ごみの排出量が多いことを資料から読み取ると・・・ 「小田原市やばいじゃん」 「だめじゃん」 子どもが、「このままではまずいかも」という問題意識をもったようです。 ただし、小田原市という他人事として捉えているので、「自分ごと」「自分にできること」を考えていくようになることがこれからのポイントになってきます。 とはいうものの、問題意識をもつことで、「何とかしなきゃ」という行動や、「もっと調べたい」という意欲につながることから、まずは、この時間のねらいどおりといったところでしょうか。 そして、なんと3時間目は、小田原市環境政策課の方をゲストティーチャーとしてお招きしているということです。 意欲が高まっているところで、直接、話をきくことや質問をすることができる環境があることは、より有意義な学びにつながることでしょう。 4年生 4の2夏祭り(7月14日)
7月14日(金)に、夏祭りを行いました。
学級会ポストに、 「夏休みは長いから、それまでに夏休みパーティをしたい」 との提案があり、楽しい会議(学級会)で話し合ったところ、お店を出し合う夏祭りスタイルで行うことになりました。 各お店とも、一生懸命準備を行い、そのクオリティーの高さに驚かされました。保護者の方々のご協力もあったことと思います。ありがとうございました。 当日は、「時間が足りない〜」と夢中になって楽しんでいました。 また、先週一週間、体験入学の友達が4の2に来ていました。一緒に夏祭りを楽しみ、いい思い出ができました。 4年生 総合的な学習の時間 下中座のみなさんをお招きして
4年生の総合的な学習の時間の様子です。
今回は下中座のみなさんをお招きして、人形や演じ方についてなど様々なことについて教えていただきました。事前にお伝えしてあった子どもたちからの質問に対して丁寧にお答えいただき、子どもたちも食い入るように話を聞いていました。 人形を上手に動かせるようになるには、体の一部分だけを動かすのに数年、全部を動かせるようになるには一生かかるというお話を聞き、驚いた声をあげていました。 また、人形一体が高額であることや演目の数が20個もあることにも興味・関心を持ち、記録用紙に一生懸命にメモをとる様子がとても印象的でした。 お話を聞いていく中で、 「やってみたい!」 という声もあり、この地域ならではの「下中座」の素晴らしさに触れる良い機会になったのではないかと思います。 暑い中、ご来校いただいた下中座の皆様、本当にありがとうございました。 4年生 国語 教材文「一つの花」をとおした話し合い教科書にある教材文「一つの花」を読んで、話し合っているところです。 掲示物をみると、この単元(「一つの花」に関する学習)における今までの学習の積み上げがわかりやすく掲示されています。特に、子ども一人一人が「不思議だな」「なぜだろう」と思ったことが、一人一人の短冊に記されており、これを土台として、みんなで協議したことが推察される『問い』としてまとめられています。 1 なぜゆみ子は「一つだけちょうだい。」という言葉を最初に覚えたのだろう。 2 なぜお母さんはやさしくゆみ子に「一つだけ…。」と言われたらあげるのだろう。 この時間はこのことについて一人一人が考え、自分の考えを伝え合っています。みんなで協議し、納得しながら見出した「問い」ですので、一人一人が真剣に考えているのが伝わってきます。 黒板には、子どもから出された意見が次々と記されていきます。友達の考えをきいて、また、黒板に記されたことをみながら、さらなる考えがわきあがってきているようでした。 追伸 この学級・学年の子どもたちにもみられるすてきなところが、3枚目の写真からもあるように、話し合いの途中で、悩んでいるような…友達の姿を感じると、さっと、手を差し伸べているところです。そして、こういった子どもの動きがとても自然です。日常的に子ども一人一人の心理的安全が確保されているからだろうな…と感じています。 音楽は音楽室ではなく少人数教室で行っています
「音楽室」にはエアコンが入っていませんので、熱中症対策の観点から、しばらくの間、同じく3階の少人数教室(旧パソコンルーム)に移って授業を行っています。
2枚目の写真は4年生の様子です。(4年2組) グループごとにリズムの発表をしています。他のグループの発表にあわせて、観ている子どもたちも、一緒にリズムをとっている姿がいいですね。 3枚目の写真は3年生の様子です。(3年2組) 真新しいリコーダーをつかって練習している子もいます。最初の段階なので、「ソ」「ラ」「シ」からはじめていますが、息づかい(どれくらいの強さで息を出すのか)ひとつにしても、苦手としている子にとっては難しいところがあるようですので、時に立ち止まりながらていねいな支援・指導に努めていきたいと考えています。 いずれにしても、エアコンのある環境により、快適に音楽の学習が行われていました。音楽専科にとっては、必要機材を都度移していくといった準備が結構大変ですので、根本的には、はやく音楽室などの特別教室にもエアコンが設置されることを願っています。 4年1組にかかわる皆さんは特によくわかる話 〜担任のつぶやき〜
「先生、目、赤いですけど大丈夫ですか。」
学級キャラクターが決まる直前にある子に声をかけられました。 「ああ、これは大丈夫。感動しただけだから。」 と答えました。 何があったか紹介します。 (文面だと伝わりにくいですが…) この学級キャラクターを一つに決めるにあたって 「自由に立ち歩いて話し合っていいですよ。」 という話をして、少し時間を取りました。 様子を見ていると、話し合っている子が多かったですが、仲のいい友だちと話して終わりという子が多かったです。 そこで決められた時間が経った後、子ども達に聞きました。 「今、何人の人と相談することができましたか?」 答えてもらうと1番多い子で7人でした。 「分かっていると思いますが、このクラスは7人プラス自分1人で8人ではないですよね。 “自由に立ち歩いて話し合っていいです。”というのは仲の良い人とだけと話し合ってくださいという意味ではないことは分かっているよね。 “自分にとってもクラスのみんなにとっても、よくなるために自由に工夫してください。” “誰一人見捨てずに、みんなが納得いくものを見つける。何かをしながら大人になるための勉強をする。そんな時間にしてほしい。” という気持ちで先生は言っています。 もう1回時間を取ろうと思います。工夫できる人はやってごらん。」 という話をしました。 2回目の話し合いは、明らかに関わり方が違っていました。 感動しました。 自由な中で(一度、私から仕切り直しは受けていますが)、関わる人を決めて、自分を出したり、自分を受け入れられたり、それによって感謝されたりする経験というのは本当に尊いものだと思っています。 また、そうした誰一人見捨てないでクラス全体に意識を向けて動くという雰囲気を自分達で作れたというのは自信をもってよいことなのではないかなと思います。もちろん、まだまだ単発の出来事ですが、それが少しずつ増えて、そのような雰囲気(学級の文化)を自分達で作ってほしいと思っていますし、1組のみんなならできるのではないかと思っています。 <校長からの補足> この場面をみていた4年1組にかかわった大人の誰もが同じ感想を抱いたようです。自分なりに考えて、自ら行動していくということに、未来につながる価値があるのかもしれないなあ…とこの話をきいたときに感じました。 |
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