7月7日(木)七夕は、中国の古い伝説からきているといわれています。昔、機を織るのが上手な織女(織姫)と牛飼いの牽牛(彦星)が結婚し、仲がよすぎて仕事を怠けるようになり、天の神様がこらしめるために、二人の仲をさいてしまいました。そして年に一度、七夕の日にしか会えなくなってしまったとのことです。現代の七夕は、五色の短冊に願い事を書いて笹に飾ります。七夕には、夏の野菜を供えたり、そうめんを食べたりします。 7月5日(火)南蛮漬けとは、魚などを油で揚げて、ねぎまたは玉ねぎやとうがらしと一緒に酢漬けにした料理です。江戸時代、東南アジアを経由してやってくるポルトガル人やスペイン人のことを「南蛮人」といい、その南蛮人が味付けにとうがらしやねぎを多く使っていたので、このような材料を多く使った料理に「南蛮」と名前をつけるようになりました。今日は「あじの南蛮漬け」です。 7月4日(月)暑い夏こそたくさん食べよう。今がおいしい夏野菜。夏野菜とは、夏に旬を迎える野菜のことをいいます。旬の野菜はおいしくて栄養価も高くなっています。夏野菜はトマトやズッキーニ、おくら、かぼちゃ、ピーマンなどがあげられます。これらの野菜には、水分がたくさん含まれています。そのため、夏野菜は、夏の暑い時季の水分補給にもなる食べ物です。食欲がなくなりがちなこの時季にこそ、夏野菜をたくさん食べて、元気にすごしましょう。 7月1日(金)暑さに負けない体になるには、どのようなことをしたらよいのでしょうか。暑さに負けない体とは、汗が出やすい体になることです。汗は、熱を体の外に逃がします。そのため汗が出やすい体になると、体温調整の機能が高まるのです。最近の研究によると、おとなの実験結果で、ややきつめの運動をした後、30分以内に牛乳をとると、血流量が増えて、汗が出やすくなることが分かってきました。暑さに強い体づくりの参考にしてみてくださいね。 6月30日(木)さらさとは、人や動物、花などのもようを染めた布のことです。今日の給食のいかの更紗揚げは、下味をつけたいかにでんぷんとカレー粉をまぜた粉をまぶして揚げて作ります。衣の中に点々と、カレー粉の黄色が見えかくれすることが、さらさに似ていることからこの名前がついたそうです。みなさんももようをみつけてくださいね。 6月29日(水)5月と6月の給食に出てくる玉ねぎは、地元の神奈川県産か小田原産のものを使っています。小田原産の玉ねぎは、下中地区を中心に栽培されています。下中地区は、たまねぎ作りに適していて、あまくておいしい玉ねぎがたくさん作られています。あまくておいしい玉ねぎは、給食で一番多く使われる野菜です。ぜひあじわって食べてみてください。 6月28日(火)みなさんはもやしがどこで育つか知っていますか?もやしの畑なんて見たことがありませんね。もやしは、薄暗い工場で作られるからです。豆に水をすわせて、15度くらいの温度で暗いところにおくと、芽が出ます。この芽が10日ぐらいで10cmから15cmくらいのびて、大きなもやしになります。もやしには、体の調子を整えるビタミンCやおなかのおそうじをする食物繊維がたくさん含まれています 6月27日(月)今日は骨についてです。骨は私たちのからだを支える大事な部分です。最近、つまずいただけで骨折してしまう人が増えています。それは、骨がもろくなってきているからです。カルシウムを多く含んでいる牛乳や乳製品、わかめ、ひじき、小松菜、大豆製品などをすすんで食べることが大切です。また、カルシウムを多く含む食品を食べるだけでなく、運動したり、日光にあたったりすることでさらにカルシウムが骨につきやすくなります。給食をきちんと食べて、外で遊んで、骨を丈夫にしましょう。 6月24日(金)じゃがいもにはビタミンCやミネラルがたくさん含まれています。特にビタミンCの量は、みかんと同じ位です。本来、ビタミンCは火と水に弱いものですが、じゃがいもの場合、ビタミンCはでんぷんに守られていて、加熱しても壊れにくいそうです。ビタミンCの働きは、風邪の予防や疲れにくくしたり、美容にも効果があります。また、じゃがいもは焼く・煮る・揚げる・ゆでるなどいろんな調理法ができることから給食にもよく出てきますね。じゃがいもが入った料理を探してみてください。 6月23日(木)ハヤシライスには、ルウが入っています。ルウとは、小麦粉をバターやマーガリンでいためたものです。ルウには白いルウと茶色のルウがあります。白いルウは、小麦粉をこがさないようにいためます。茶色いルウは、色づくまでいためます。白いルウはホワイトシチューなどに、茶色のルウはカレーやハヤシライスにします。 6月22日(水)りんごには有機酸やペクチン、カリウムといった栄養がたくさん含まれていて、「一日一個のりんごは医者を遠ざける」と言われるほど、りんごは体にいい果物です。また、りんごの皮に含まれるペクチンは水に溶ける食物繊維で、おなかの調子を整える働きがあるので、お家にりんごがあったら、よく洗って皮ごと食べてみてください。 6月21日(火)今日のまーぼーどうふには、にらが入っています。にらの健康パワーはすごいです。たとえば、にらは、ちょっとした空き地でもひとつの株から1年間で何度もつくることができます。また、にらは、ちょっと特別なにおいがしますね。実は、このにおいが、元気のもとなのです。しっかり食べて、元気に過ごしましょう。 6月20日(月)はんぺんという名前はどうしてつけられたか知っていますか?昔、半兵衛という魚屋さんが、サメがたくさん売れ残ってしまうので、困ったあげく皮をはいで、小麦粉をこね合わせ、半円形にして蒸してみました。こうして出来上がったものがはんぺんで、半兵衛と半円形からもじって「はんぺん」と名前をつけたそうです。 6月16日(木)鉄が不足すると居眠り、めまいや立ちくらみ、肩こりや頭痛、疲れやすくなったりと貧血の症状になります。鉄をふくむ食品は、レバー・あさり・ほうれん草・にぼしなどがあります。今日、みなさんがお昼に食べる「フルーツミックスゼリー」にはこの不足しやすい鉄分が入っています。鉄分は不足しないように、毎日しっかりとりましょうね。 6月15日(水)今日は干しぶどうの入ったパンです。木になったまま自然に乾燥していたぶどうをだれかがみつけたとき、干しぶどうの歴史が始まったといわれています。8000種類のぶどうのうち、干しぶどうに最適な種類を見つけ出すまでに何百年もの時間を使ったそうです。小さな干しぶどうにも長い長―い歴史があるのですね。 6月14日(火)ひじきは、わかめやこんぶと同じ海藻の仲間です。ひじきは波の荒い海でとれます。ひじきには、血液をつくるもとになる鉄分や、骨や歯を作るカルシウムがたくさん入っています。また、おなかの掃除をしてくれる食物繊維もたくさん入っています。苦手な人もいるかと思いますが、ひじきは体に良い食べものなので、残さず食べてくださいね。 6月13日(月)大豆は、畑で作られたものですが、肉や魚と同じようにみんなの体を作るたんぱく質がたくさん含まれています。そのため「畑の肉」と呼ばれています。「まめに暮らす」「まめに働く」などといいますが、まめといえばまじめとか健康という意味に使われます。今日のジャージャー麺にはお肉と一緒に大豆ミートという大豆が使われています。大豆は、みんなの体を大きく、強くします。 6月10日(金)さばには、「まさば」と「ごまさば」があります。まさばがおいしい時期は秋から冬です。一方、ごまさばは、夏から秋です。今日の給食は、「ごまさば」を使ってピリ辛焼きにしました。だんだん暑くなり元気が出ないときには、ピリッと辛い香辛料を使った料理がおすすめです。 6月9日(木)ごはんは、かめばかむほどあまくなるのはなぜでしょうか? (1)つばの中にごはんをあまくする物があるから (2)ごはんがあまいから (3)おかずと一緒に食べるから 答えは、(1)です。つばの中にふくまれている酵素が、でんぷんを分解して、麦芽糖にかえます。ごはんはでんぷんなので、かめばかむほど麦芽糖がふえてあまくなるのです。よくかんで食べましょう。 6月8日(水)みなさんは、給食を食べる前に手を洗いますよね。勉強や休み時間に、みなさんの手はいろいろなものをさわります。手には目に見える汚れだけではなく、目に見えない食中毒のもとになる細菌がついています。きれいにみえる手にも細菌はたくさんついています。水で洗うだけでは、つめやしわの中にいる細菌が手の表面に出てきて、かえって増えてしまいます。手は石けんを使ってしっかり洗いましょう。給食の前やトイレの手洗いは特にていねいにしましょう。 |
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