2月16日(木)さばは背が青くおなかが銀色をしています。上から見ると海の色、下から見ると海面の色と同じに見えるので、敵にみつかりにくい色で身を守っているのです。さばはいわしと同じ青魚の代表です。青魚には体にいい脂がたくさん入っています。血液をサラサラにしてくれたり、脳の働きを良くしてくれたりします。茶色のところは血合いといって、この部分には体の調子を整えてくれる栄養がたくさん入っています。みなさんはさばの茶色のところも食べていますか? 2月15日(水)かぶのように土の中で育つ野菜を根菜といいます。大根やごぼうも根菜の仲間です。根菜は寒くなると栄養がぎゅっとつまっておいしくなるといわれ、からだを温める働きもあります。ビタミンやミネラルも多く、おなかの掃除をしてくれる食物繊維もたくさんあります。 2月14日(火)カカオ豆はチョコレートやココアの原料でカカオの樹の果実の中にある種のことです。昔は王族や貴族あるいはお金持ちだけの貴重な食べものでした。カカオの樹は年間気温27度以上の高温多湿な地方で栽培される熱帯植物です。カカオ豆には老化防止効果のあるカカオポリフェノールや骨を強くするカルシウム、マグネシウム、血液を作る鉄などのミネラル分やおなかの掃除をする食物繊維などが含まれています。脂肪分も多いので食べすぎには注意しましょう。 2月13日(月)春巻きはもともと立春のころ、新芽が出た野菜を具として作られたという説と、一年間の豊作と好天を願い、お祝いの際に食べられ始め「春節に食べる巻物」という意味から「春巻き」と呼ばれるようになったという説があります。英語圏では、直訳した「スプリングロール」と呼ばれています。春の食材を包んで作る春巻きには、春の到来を喜ぶ気持ちや幸せを願う気持ちが込められているようですね。 2月10日(金)ごぼうを食べている国は、日本とどこだと思いますか?正解は韓国でした。中国ではごぼうをくすりとして使っています。ごぼうには、食物せんいが、ずばぬけて多く、お腹の調子を整えたり、高血圧を改善させる効果もあります。この食物せんいの名前はイヌリンといいます。ごぼうに限らず、好き嫌いしないで食べるようにしましょう。 2月9日(木)酢豚は中華料理です。まず、豚肉にしょうがとしゅうゆと酒で下味をつけ、片栗粉をつけてあげます。次に豚肉と野菜を一緒に油で炒め、最後に甘酢あんであえた料理です。酢豚に入っているピーマンには、ビタミンCやカロテンがたくさんふくまれています。ビタミンCやカロテンは風邪をひきにくくしてくれます。ですから、残さず酢豚を食べて風邪を予防しましょう。 2月7日(火)秋から春の初めに出回るキャベツを冬キャベツといいます。春キャベツが丸いのに対し、冬キャベツは少し平らな楕円形をしています。また、春キャベツに比べて、巻きが固く、葉の一枚一枚に厚みがあります。そして、寒さに当たって日ごとに甘みを増していきます。今日は地場産の冬キャベツを使ったホイコーローです。味わっていただきましょう。 2月6日(月)「ちゃんこ」とは本来、すもう部屋において力士の作る手料理です。すもう部屋では、朝げいこのあと、ちゃんこ番とよばれる料理当番がちゃんこ鍋を作って、みんなで食べます。スープの中に肉や魚、野菜などをたくさん入れて煮たものです。みなさんもちゃんこうどんを食べておすもうさんの気分を味わってください。 2月3日(金)なぜ、節分に巻ずしを食べるようになったのか、知っていますか?これは「巻く」ということから「福を巻き込む」「切らずに食べる」ことから「縁を切らない」という意味が込められているという説が有力です。また、鬼の金棒のように黒くて太い形をした巻きずしを食べて鬼退治をするという意味もあるそうです。 2月2日(木)みなさんは「いただきます」と食事の前に言いますね。どうして「いただきます」と言うのか知っていますか?それは、「ありがとう」という気持ちを表すためです。食べ物にありがとう、食べ物を運んでくれた人にありがとう、つくってくれた人にありがとう、給食当番をしてくれた友達にありがとう。たくさんありがとうという言葉を使うようにしましょう。 2月1日(水)レモンに入っているビタミンCは病気から体を守るはたらきがあります。私たちが一番かかりやすい病気は「かぜ」です。昔から「かぜは万病のもと」(かぜはいろいろな病気のもとになる)といわれています。かぜを防ぐには、栄養バランスのとれた食事をすること、運動して体をきたえること、睡眠を充分にとることが大切です。また、外から帰ったら、うがいや手洗いをしっかりおこなうようにしましょう。 1月31日(火)こぎつねごはんには、きつねの大好物といわれる食べものがが入っています。それはなんでしょう?答えは油あげです。油あげはとうふをうすく切って油であげたものです。今日のこぎつねごはんは、油あげをかつおだし、砂糖、しょうゆ、みりんなどでよく煮含めました。 1月30日(月)ほうれん草は、寒さに強く、11月〜4月ごろが旬です。緑黄色野菜の代表の野菜です。ほうれん草には体の調子を整えるビタミンや骨や歯を作るカルシウム、血を作る鉄分、おなかの調子を整える食物繊維がたくさんあります。特に冬にとれるものは、春・夏のものより栄養価が高くなります。 |
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