7月9日の給食[食のポイント] 高野豆腐についてです。 高野豆腐は、豆腐を凍らせてから乾燥させ、作られる食べ物です。凍り豆腐、凍み豆腐とも呼ばれます。和歌山県の高野山というところにあるお寺で、冬に外に出しておいた豆腐が凍ってしまったことから偶然生まれました。豆腐より長く保存が出来、豆腐よりもたくさんの栄養素がギュッと詰まった食べ物です。 7月6日の給食[食のポイント] 明日7月7日は七夕です。七夕のことを“七夕の節句”とも呼びます。七夕の夜には、天の川と牽牛星(彦星)、織姫星がよく見えます。この天の川を渡って、年に一度織姫と彦星が会うことができるという伝説があります。給食では七夕の夜空をイメージして、星をモチーフにした料理をそろえました。他にも、枝豆やそうめんを食べる風習のある地域もあります。 7月5日の給食[食のポイント] 玄米についてです。 今日の玄米パンに入っている粒々しているものが玄米です。玄米とは、お米を収穫して外の籾殻の部分を取り除いた状態のお米のことを言います。これを精米すると白いお米、白米になります。玄米は白米に比べて、食べ物をエネルギーに変換してくれるビタミンB1という栄養素や鉄分、マグネシウムなどの栄養素が多く含まれています。 7月4日の給食[食のポイント] 沖縄料理についてです。 今日の料理は二品とも沖縄県の郷土料理です。ラフテーは豚肉を甘辛い味で煮込んだ角煮です。給食では高野豆腐と一緒に揚げてから甘辛いたれをかけました。クーブイリチーは“クーブ”が昆布、“イリチー”が炒め物、と言う意味です。沖縄県では昔中国の使節団が来たときに持ち込まれた豚肉文化が根付き、さまざまな料理に豚肉が使われ、耳や顔、脚などまで余すところなく食べられています。 7月3日の給食[食のポイント] ピーマンについてです。 スタミナ丼に入っているピーマンは、夏野菜の一種です。夏に旬を迎える野菜は他にナスやトマト、ズッキーニ、かぼちゃなどがあります。ピーマンはトマトやじゃがいもと同じ、ナス科といってナスの仲間に分類される野菜です。ピーマンはカロテンという栄養素が多く、肌のつやを良くしたり、目の粘膜を守ったり、体を病気から守る働きをします。 7月2日の給食[食のポイント] 大根葉についてです。 私たちは普段大根の根っこの部分を食べることが多いですが、葉っぱの部分も食べることができます。大根の葉っぱにはカルシウム・鉄分・ビタミンCなど成長期に必要な栄養素がたくさん含まれています。今日の大根葉は三浦で採れた大根葉を干して乾燥させたものを使っています。 6月29日の給食[食のポイント] 高野豆腐の琥珀揚げについてです。 “琥珀”は樹液が長い年月をかけて化石になった宝石の一種です。色は黄色味がかった飴色をしています。今日の琥珀揚げはこの“琥珀色”をイメージしてつくりました。高野豆腐は豆腐を凍らせて乾燥させて作られた保存食です。豆腐の栄養素がギュッと詰まっており、成長期に大切な骨の材料になるカルシウム、血液の材料になる鉄分などを多く含みます。 6月28日の給食[食のポイント] レモンについてです。 レモンは暑くなってきた時期にぜひ摂ってもらいたい栄養素がたくさん入った果物です。酸っぱい成分はおもに“クエン酸”といって、疲れた体を元気にする働きがあります。“ビタミンC”という栄養素は、風邪を引きにくくしたり、ケガが治るのをはやめる働きがあります。はちみつの糖分をすばやくエネルギーに変える働きもするので、はちみつレモンは理にかなった食べ物なのです。 6月27日の給食[食のポイント] ビビンパについてです。 今日のビビンパには“わらび”と言う名前の山菜が入っています。緑色で、先っぽがくるんとなっている野菜です。生のままでは残念ながら食べられませんが、灰汁抜きをするととてもおいしく食べることができます。私たちの生活で馴染みのある山菜には、他にもたけのこややまのいも、ふきのとう、つくし、ぜんまい、たらの芽などがあります。 6月26日の給食[食のポイント] 梅についてです。 今日のなるとは小田原市の花である“梅”の模様をしている“梅なると”です。小田原で梅が有名になったのは、この小田原で居城を構え勢力を広げた北条早雲が、梅干しの薬としての働きとと食べ物が腐るのを防ぐ作用に注目し、城下や周辺に梅の木を植え梅づくりを推奨したことから始まりました。今でも特に梅の有名な曽我梅林では、35,000本の梅の木があるとのことです。 6月25日の給食[食のポイント] ニラについてです。 ニラはネギの仲間の緑黄色野菜です。緑黄色野菜というのは、“ベータカロテン”という栄養素が100gあたり一定以上入っている野菜のことを言います。ベータカロテンは体の中で必要な分だけ“ビタミンA”という栄養素に変身します。ビタミンAには目の粘膜や皮膚などの健康を保つ働きがあります。緑黄色野菜には他に南瓜や人参、ほうれんそう等があります。 6月22日の給食[食のポイント] コーンについてです。 コーンはお米、小麦粉と並ぶ世界三大穀物のひとつです。日本でよく見かけるとうもろこしを使った主食はメキシコ料理のトルティーヤ、イングリッシュマフィンの周りについているコーングリッツなどがあります。私たちが普段食べるコーンはほとんどが甘いものですが、甘くないコーンや、生のままでは硬くて食べられないポップコーン用のコーンなど、さまざまな種類があります。 6月21日の給食[食のポイント] ラザニアについてです。 ラザニアは薄い板状のパスタの事を指します。日本ではそのラザニアにミートソースやホワイトソースを重ねてチーズをのせ焼いた料理のことを“ラザニア”と呼ぶことが多いです。今日の“ラザニア風”はパスタのラザニアではなくワンタンの皮を具に混ぜて作りました。ワンタンの皮もパスタも小麦粉という穀物からできた食品です。 6月20日の給食[食のポイント] 昆布についてです。 昆布はわかめや海苔、ひじきなどの海藻の一種です。“グルタミン酸”という旨味成分が豊富で、出汁にもよく使われます。昆布は海に生えているので、一見出汁が海の中にも出てでしまいそうですが、この“グルタミン酸”という成分は昆布が生きている状態では外に出てきません。昆布が刈り取られて、乾燥されて初めて美味しい出汁が出るようになるのです。 6月19日の給食[食のポイント] メロンについてです。 メロンはウリ科の植物で、きゅうりやスイカ、かぼちゃなどの仲間です。品種はおもに果肉がオレンジ色のもの、緑色のもの、白色のものに分けられます。今日のアンデスメロンですが、名前の“アンデス”はアンデス地方とは関係がなく、この品種のメロンを開発した人が“安心ですメロン”というキャッチフレーズで売り出したことから“アンデスメロン”という名前になったそうです。 6月16日の給食[食のポイント] アルファ化米についてです。 今日の炊き込みドライカレーは、給食室で炊いたものです。お米は生の状態のものではなく、“アルファ化米”というものを使いました。このアルファ化米は、水を入れて20分ほど待つだけで食べられる状態のごはんになるように加工されたお米です。最近では災害用の非常食としてもよく使われるようになってきました。 6月15日の給食[食のポイント] 木の葉揚げについてです。 木の葉揚げは、枯れ葉をイメージした葉っぱの形をしたさつま揚げです。さつま揚げはかまぼこや竹輪などの仲間の練り製品で、海の恵みが豊かな小田原市の特産品でもあります。練り製品に使われる魚はタイやタラ、グチなどの白身魚が一般的です。さつま揚げは蒸したかまぼこを揚げるので、練り製品特有の“キュッ”とした食感がより強く感じられます。 6月14日の給食[食のポイント] ポトフについてです。 ポトフはフランスの家庭料理の一種です。ポトフの“ポト(ポット)”は“鍋”や“つぼ”を意味し、“フ”は“火”を意味します。よって“火にかけた鍋”という意味になります。大きな鍋で長時間煮込んで食材を軟らかくして食べる料理なので、お肉や野菜は大き目か、まるごとの状態で煮込むことが多いのが特徴です。 6月13日の給食[食のポイント] ハヤシライスについてです。 富士見小学校のハヤシライスは、いつも給食室の調理員さんがごろごろとした角切りのお肉を、丁寧に長い時間煮込んでとろとろにして美味しく作ってくださっています。お肉が硬くて筋っぽいのは“筋繊維”というたんぱく質があるからなのですが、この筋繊維は長時間煮込むことで、軟らかくとろとろとした食感に変化します。ひと手間が、料理をとても美味しくします。 6月12日の給食[食のポイント] 韓国風肉じゃがについてです。 今日の韓国風肉じゃがは、“豆板醤”と“コチジャン”という2つの調味料を使いました。豆板醤はおもに中華料理でよく使われる、そらまめを発酵して作られる辛い味の調味料です。一方コチジャンは朝鮮半島で生まれた調味料で、唐辛子の入った味噌味の甘辛い調味料です。これらの調味料は、日本の唐辛子やわさびとは少し違った味を楽しむことができます。 |
|